カテゴリ:カラートリートメント
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1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性11件・内分泌撹乱性3件・経皮吸収46件
メーカー
クリップジョイントブランド
エンシェールズカラーバター容量
200ml参考価格
1736円1ml単価
8.7円JAN
4562192752557ASIN
B00ECQJ8HO発売日
2021年11月30日ID
11628シリーズ名
ANCELS COLOR BUTTER対象の髪タイプ
全髪質対応公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
解析チームです。エンシェールズ カラーバターは、トリートメント基剤にカラーリング機能を組み込んだ「カラートリートメント」タイプの製品です。使用感スコアが突出している一方、安全性スコアとスカルプケア力が極めて低い数値を示しており、成分表を読み解くほどに「誰向けの製品か」が鮮明になってきます。
総合点は2.58点と平均(3.0点)を-0.42点下回る水準です。5項目を横断して確認すると、使用感3.7点(平均比+23%)のみが明確なアドバンテージとして機能しており、その他の項目は軒並み平均以下です。特に注目すべきは安全性0.1点・スカルプケア力0.2点という数値で、いずれも「要注意」ゾーンに位置します。コスパも1.77点と要注意水準で、1,736円という価格に対して機能的な見返りが成分構造上限られていることが背景にあります。
この製品の設計思想は明確に「カラーリング+即効感触改善」に特化しており、頭皮ケアや毛髪補修の深部作用を期待する用途とは目的が異なります。スタッツの凸凹はその設計の正直な反映ともいえます。
成分表後半に連続する染料群が本製品の核心です。HC染料はキューティクルを傷つけない非酸化型で、ジアミン系酸化染料のように化学反応で毛髪構造を破壊しない設計。塩基性染料(塩基性青99・塩基性茶16・塩基性赤76など)はカチオン性を持ち、毛髪のケラチン(マイナス荷電)に静電吸着して発色します。HC染料と塩基性染料の混色設計により、単色では出せない複雑な色調を再現する処方です。ただし塩基性赤76はEWGスコア7・GHS感作性1B分類、塩基性紫2はEU化粧品規則Annex IV(ヘア製品限定使用許可)の対象成分であり、環境・安全性指標では感作性成分として計11成分がGHS 1Bに分類されています。
炭素鎖長の異なる3種のカチオン界面活性剤を組み合わせたマルチアタック型コンディショニング処方です。C18のステアリルトリモニウムクロリドは即効性の指通り改善、C22のベヘントリモニウムクロリドは長鎖ゆえの持続的な疎水性コーティング、ジココジモニウムクロリド(植物性ヤシ由来)は静電気抑制を担い、それぞれ作用機序が異なります。この3種が協調することで使用感スコア3.7点(平均比+23%)を実現していると解析できます。ただし、ステアリルトリモニウムクロリドはEWGスコア6・GHS感作性1B、ジココジモニウムクロリドもGHS感作性1B分類である点は、頭皮への直接塗布時のリスクとして認識が必要です。
カラーバターに抗炎症成分が入っている点は注目です。甘草由来のグリチルレチン酸をステアリン酸でエステル化した油溶性誘導体で、水溶性のグリチルリチン酸より皮膚浸透性が高く、頭皮の炎症を持続的に抑制します。医薬部外品有効成分としての実績もある成分で、EWGスコアは3。ビタミンE(トコフェロール)との組み合わせが処方に含まれており、抗酸化×抗炎症の相乗作用が期待できる設計です。ただし経皮吸収リスクは0.60と中〜高程度で、頭皮への接触が前提になる使用方法では積極評価できる成分です。
毛髪ケラチンと類似したアミノ酸組成を持つ植物性ペプチド混合物です。低分子化されたペプチドが毛髪のコルテックス層へ浸透し、内部補修・保湿・皮膜形成を担います。生分解性0.90と環境負荷が低い点も評価ポイントです。ただしJP規制上「要アレルギー表示成分」に指定されており(EWGスコア4)、小麦アレルギーを持つ方は成分確認が必須です。加水分解コムギデンプンとの共存で保湿持続効果も補完されていますが、処方上の配合順が後半であることから配合量は限定的と推測されます。
防腐剤として3種類のパラベンが同時配合されています。80年以上の使用実績を持つ系統ですが、3成分すべてがEDC疑い(内分泌かく乱性)の対象としてデータベースに登録されています。特にブチルパラベンはEWGスコア7・GHS感作性1B・EU規制Annex III制限対象であり、EU域内での取り扱いが厳格化された成分です。フェノキシエタノール(GHS感作性1B)との4種防腐剤併用体制は防腐効果の観点では合理的ですが、安全性スコア0.1点という数値の主因のひとつと解析できます。余談ですが、EWGの研究レポートによると、パラベン類の中でもブチルパラベンはエストロゲン受容体への結合活性が他のパラベン類より高いとされ、近年の見直し議論の焦点になっています。
「感触特化型カラートリートメント。色と滑らかさを取るか、安全性を取るか。」
使用感スコアが唯一の突出項目であり、その数値はカチオン界面活性剤3種の巧みな配合設計に裏付けられています。ただし、安全性0.1点・スカルプケア力0.2点・コスパ1.77点という三低は、成分データが正直に示す課題です。この製品は「髪に塗布して染色+即効感触改善」という目的に限定して使うプロダクトであり、頭皮ケア・毛髪補修・エイジングケアを同時に求める用途には設計上応えにくい処方といえます。
使用シーン別推奨度:
口コミ数・評価点データはゼロ登録のため照合はできませんが、@cosmeスコア5.2/7.0と使用感スコア3.7点は同方向を向いており、「仕上がりの滑らかさや色の鮮やかさ」に対するポジティブな評価が市場にある一方、スタッツが示す安全性の課題は口コミには現れにくい性質のデータという点に注意が必要です。
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