解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ミルボンブランド名
ミルボン(MILBON)容量
400ml参考価格
4730円1mlあたり
11.8円JANコード
4954835135344ASIN
B00CDGTZLO発売日
20130416KaisekiID
7074全成分
解析チームです。今回は、美容業界で高い評価を受け、サロン専売品として知られるブランドの新製品を徹底解析します。洗練された技術と革新的な処方で、髪の美しさを追求してきたこのブランド。しかし、今回の製品は私たちの予想を大きく裏切るものでした。高級感溢れる外観とは裏腹に、その中身は意外にも平凡。そう、今回解析するのは、ミルボンの「プラーミア エナジメント シャンプー」です。
解析結果によると、総合順位は3042個中2465位という驚くべき低順位です。総合点はわずか1.2点(5点満点中)。この数字を見て、私たちは目を疑いました。ミルボンと言えば、通常はハイエンドな製品を提供するブランドとして知られています。しかし、このシャンプーは期待を大きく下回る結果となりました。
特に注目すべきは、素材のレベルが0.4点という衝撃的な低さです。これは、高級サロン専売品としては考えられないほどの低スコアです。まるで、スーパーの安売り商品を見ているかのような錯覚さえ覚えます。
一方で、洗浄力は4.7点と非常に高いスコアを記録しています。しかし、これは必ずしも良いことではありません。なぜなら、過度の洗浄力は髪や頭皮に負担をかける可能性があるからです。
成分リストを見ると、さらに疑問が深まります。主な洗浄成分として使用されているのは、ラウレス硫酸Naとオレフィン(C14-16)スルホン酸Naです。これらは確かに強力な洗浄力を持ちますが、同時に髪や頭皮に対して刺激が強いことでも知られています。
ラウレス硫酸Naは、泡立ちは最高級に強いですが、必要以上に脱脂してしまうため肌や髪の乾燥を招きやすいという特徴があります。まるで、繊細な楽器を金槌で叩くようなものです。髪に優しいケアを期待して高級シャンプーを選ぶ消費者の期待を、見事に裏切っているようです。
オレフィン(C14-16)スルホン酸Naも同様に、強い脱脂力と起泡力を持ち、さっぱりとした仕上がりをもたらします。しかし、コンディショニング作用はほとんど期待できません。これでは、「しなやかで毛先までまとまりのある仕上がりに」というメーカーの謳い文句は、絵に描いた餅のようなものです。
一方で、ポジティブな要素もわずかながら存在します。例えば、ココイルアルギニンエチルPCAは安全性が高く、抗菌効果と滑らかなコンディショニング効果を持つアミノ酸系カチオン界面活性剤です。また、ポリクオタニウム-52(リピジュアやソフケアとも呼ばれる)は、洗浄後のつっぱり感やきしみを抑制する作用があります。しかし、これらの成分の配合量が十分であるかは疑問が残ります。
メリットとしては、強力な洗浄力が挙げられます。髪や頭皮の汚れをしっかりと落とすことができるでしょう。また、泡立ちの良さも使用感を向上させる要因となっています。
しかし、デメリットはそれを大きく上回ります。まず、髪や頭皮への潜在的な刺激が懸念されます。強力な洗浄剤の使用により、必要な油分まで取り除かれてしまう可能性があります。これは特に、乾燥しやすい髪質の人や敏感肌の人にとっては大きな問題となるでしょう。
また、保湿力の低さ(5点満点中1.1点)も気になる点です。メーカーは「年齢とともに乾燥しがちな髪の水分バランスを調整」と謳っていますが、この成分構成ではその効果は期待できません。むしろ、過度の洗浄により、さらなる乾燥を招く可能性すらあります。
さらに、髪の補修力やスカルプケア力の低さ(それぞれ5点満点中1点と1.2点)も、高級サロン専売品としては物足りない結果です。「プラーミア」というネーミングから連想される高級感や効果とは、かけ離れた印象を受けます。
余談ですが、シャンプーの pH 値は髪や頭皮の健康に大きく影響します。人間の頭皮の pH は約4.5〜5.5の弱酸性ですが、多くの市販シャンプーは中性からアルカリ性寄りの pH を持っています。これが頭皮や髪の pH バランスを崩す一因となっているのです。残念ながら、このシャンプーの pH 値は明記されていませんが、使用されている洗浄剤から推測すると、おそらく弱酸性ではないでしょう。
ミルボンのプラーミア エナジメント シャンプーは、高級サロン専売品としての期待を大きく裏切る結果となりました。強力な洗浄力は確かに魅力的ですが、それ以外の面では多くの課題が残ります。
この製品は、まるで高級レストランで出されたファストフードのような印象を受けます。外観は立派でも、中身は期待はずれ。「百聞は一見に如かず」どころか、「一見は一使用に如かず」といったところでしょうか。
総合的に見て、このシャンプーはコストパフォーマンスが非常に悪い(5点満点中1.8点)と言わざるを得ません。1940円という価格を考えると、同等以下の効果を持つ製品が市場には多数存在します。
結論として、このシャンプーはミルボンブランドの名に恥じない製品とは言い難いでしょう。髪や頭皮の健康を真剏に考える消費者にとっては、他の選択肢を探す方が賢明かもしれません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。