メーカー:資生堂
ジャンル:美容液
注目成分: サイコエキスBS
特徴:
大変高級な美容液でありますが、10,000円近い価格に見合ったクオリティーがどこにあるんでしょうか。
悪くない、と言うレベルでは到底納得できないでしょうから、飛び抜けて良いと言う部分を中心に探っていきたいと思います。
まず、当たり前の事ですが肌刺激性はそれほど心配が入りません。
乳化剤や保湿剤など、肌に刺激となるような成分は見当たらず、ある程度機能的で低配合量、肌へのデメリットを軽減した処方となっていることがわかります。
続いて、美容成分を見ていきましょう。
サイコエキスBS、紅茶エキス、トウキエキス、オリーブ葉エキス、ローヤルゼリーエキスといった素材が中心となっています。その他疑似セラミドやマカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、スーパーヒアルロン酸といった素材が添加。
大まかに成分を挙げるとこのような形となっている美容液です。
さて、一万円近い値段に見合った部分はどこでしょうか。残念ながら、ちょっとよくわからないと言うのが本音。
至って凡庸な美容液という印象であり、植物エキスは悪くはありませんが突出した美容効果を期待できると言うほどではありません。同じく保湿剤に関してもスーパーなレベルのものは見当たりません。油剤や乳化剤などに関しても同じ。
メラニンの生成を抑えるという目的も語られている商品説明ではありますが、その部分に関してさえ特化したレベルの対策がなされているというようには見えません。
これはちょっと厳しいかもしれませんね。
10,000円払ってこの100ミリリットルの美容液を買うのであれば、もっと良い選択肢がありそうなもの。
レベル的には悪くはないが普通で、商品名や商品説明もどこが大げさに感じる印象です。最初に述べたように、悪くないレベルでは到底納得させられないであろう価格でありますので、このくらいだと少し厳しいと感じます。
決定的に違いを見せられる美容成分が1つや2つ入っていて欲しかったですが、残念ながらいたって普通。半値以下で同等の美容液をいくつでも見つけられるに違いありません。
エイジングケアを目論むのであれば、なおさらもっと品質にこだわって選ぶべきであると考えます。
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