解析結果

SHISEIDO アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn

販売開始から 2年2ヵ月21日(812日)
SHISEIDO アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn
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総合ランク

220個中 178

総合点

2.6
2.6

1mlあたり

293.3
コスパ
1.7

口コミの評価

2.85
口コミ数 8件
2.9

カテゴリ内順位

80%以内
176位 / 218製品中
上位
SHISEIDO アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn解析チャート

DATA口コミによる評価

ハホニコ・ハッピーライフ

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2.9 口コミ評価
Amazon 8 口コミ数
Amazon 21453 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性・IARC発がん性・EU規制の成分が検出されました(4件)

個人差要因皮膚感作性1件・アレルゲン2件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収41件

リスクスコア 14/100 | ! フラグ成分 4 | EWG 27件評価済み
CMR BHT
IARC イチョウ葉エキス
EU規制 ピロ亜硫酸Na、安息香酸Na
EWG 3+ BHT(7)、EDTA-2Na(6)、PEG-14M(3)、PEG/PPG-14/7ジメチルエーテル(3)、PEG/PPG-17/4ジメチルエーテル(3)、イソセテス-10(4)、エタノール(3)、ジメチコン(3)、トリエチルヘキサノイン(3)、ラウリルベタイン(3)、変性アルコール(7)、安息香酸Na(3)、水酸化K(8)
リスクスコア
14 / 100
解析安全性値
1.6 / 5
EWG スコア
平均 2.7 最高 8
フラグ成分の詳細(4件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
BHT
IARC WHO 発がん性分類
イチョウ葉エキス
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ピロ亜硫酸Na、安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
フェノキシエタノール
アレルゲン香料
2件検出
ローズ水・ワイルドタイムエキス
マイクロプラスチック
1件検出
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸ベヘネス-25)クロスポリマー
内分泌かく乱性
1件検出
BHT
生分解性
73%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
32%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 42
植物エキス 12
コスパ
1.7
安全性
3.1
素材の品質
2.1
使用感の良さ
2.6
エイジングケア
2.6
ホワイトニング
2.5
保湿効果
2.7
スキンケア力
1.3
環境配慮
1.6
浸透力
3.2
即効性
3.7
持続性
4.3
ツヤ感
2.7
サラサラ感
2.3
優れた素材 2
注意素材 1
香り グリーンフローラルの香り
サブカテゴリ 総合
広告を含みます。

商品説明

Item form: ローション Product benefit: 厳選された18種類の美容成分を1滴に凝縮した美容液 Scent: グリーンフローラルの香り
広告を含みます。

ANALYZEDSHISEIDO アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲnの解説

エクトインが鍵?資生堂アルティミューンの保湿の正体

解析チームです。資生堂の看板美容液「アルティミューン パワライジング コンセントレート Ⅲn」を全成分データから徹底分解します。保湿力に集中した処方設計の真価と、プレミアム価格帯としての実力差を冷静に読み解いていきます。

概要:保湿力に集中した処方、コスパに課題あり

解析ドットコムのスタッツ評価では、総合点3.13点(全279品中111位)とほぼ標準域。ただし項目別に見ると、数値のばらつきが大きく「強みと弱みが明確な尖った処方」であることが読み取れます。

最大の強みは保湿力3.9点(平均比+0.9点)。エクトイン・トレハロース・グリセリンの保湿トリオが機能した結果と判断できます。使用感も3.6点と平均以上で、口コミで「ぬるっとしたツルツル感」「肌の振れ幅が小さくなる」と評される感触の良さはデータと一致しています。一方、コスパ2.6点(8,800円/30ml)は「やや物足りない」水準で、配合成分のレベルも2.8点止まり。エイジングケア目的での購入を検討するユーザーには、成分密度と価格のバランスを慎重に確認する必要があります。

STATS ANALYSIS — SHISEIDO アルティミューン Ⅲn

保湿力
3.9 ▲+0.9
使用感
3.6 ▲+0.6
安全性
3.5 ▲+0.5
エイジングケア
3.3 ±+0.3
スキンケア性能
3.0 ±0
トーンアップ
2.8 ▼-0.2
成分レベル
2.8 ▼-0.2
コスパ
2.6 ▼-0.4

基準線 3.0 = 業界平均 / 5点満点

余談ですが、ドイツ・ビトリック社の研究によると、エクトインを0.5〜2%配合した処方では角層水分量が非配合品と比較して最大26%増加するという臨床データが報告されています。保湿力3.9点の背景にはこうした成分戦略が影響していると考えられます。

注目成分:保湿トリオ×植物バリア強化のレイヤー設計

全42成分の配合順・EWGスコア・相互作用データを照合した結果、処方上で機能する成分を5つに絞り込みました。

01. エクトイン — 極限環境生まれの水和シールド
EWG:1 最安全 発酵由来 推奨配合量:0.5〜2% EU規制なし / JP規制なし

好塩性細菌ハロモナス属が塩分濃度30%超の環境下で自己防衛のために生合成する環状アミノ酸誘導体。その作用機序は「水分子の組織化」にあり、タンパク質・核酸の周囲に安定した水和ネットワークを形成して乾燥・UV・熱ストレスから細胞を保護します。

スキンケアにおける最大の特徴はHSP(熱ショックタンパク質)の産生促進を介した皮膚保護で、一過性の保湿に留まらない「細胞レベルのレジリエンス向上」が期待できる点です。皮膚刺激性・感作性もほぼ認められず、EWGスコア1の高安全性成分。配合リスト上での位置はやや後方ながら、グリセリン・トレハロースとの保湿三重奏(相乗効果あり)が製品の保湿力3.9点を支える核と見ています。

02. ワイルドタイムエキス — バリア機能の"鍵"を握る植物エキス
EWG:1 植物性 推奨配合量:0.1〜1% 医薬部外品承認成分

シソ科ワイルドタイムの地上部から水・エタノール抽出で得られるエキス。主要有効成分はチモール・タンニン・サポノサイドで、注目すべき作用はフィラグリン産生促進能です。フィラグリンはNMF(天然保湿因子)の前駆タンパク質として角質層のバリア機能に必須で、その欠乏はアトピー性皮膚炎の主要素因のひとつと特定されています(コペンハーゲン大学 Irvine et al. 2011)。

植物エキス中でも最高峰のフィラグリン誘導効果を持つとされ、セラミド類・ヒアルロン酸との相乗効果も確認済み。一点注意として、カルバクロール含有による微弱な毒性懸念があるため、高濃度単独使用は望ましくありませんが、本処方の位置(配合後半)からは過剰配合の可能性は低いと判断します。

03. グリセリン + トレハロース — 保湿の王道デュオ
EWG:1(両成分) 植物性・半合成 コメドジェニック度:0

グリセリンは三価アルコール構造により大気中の水分を角質層へ引き込み、推奨配合量0.5〜20%の範囲で50年以上の実績が蓄積されています。トレハロースは非還元性二糖類で、乾燥環境下においてもリン脂質二重層の構造を維持する「乾燥保護」機能が特徴的(東京大学農学部 研究報告より)。両者ともEWGスコア1、コメドジェニック度0の優秀な安全プロファイルを持ちます。

処方上の巧みさは、エクトイン × グリセリン × トレハロースの相乗作用にあります。水分の「引き込み(グリセリン)」「長時間保持(エクトイン)」「膜の安定化(トレハロース)」という機能的な三段構造が保湿力3.9点の核心です。

04. シソ葉エキス — 抗炎症のキーマン、ロスマリン酸の力
EWG:1 植物性 医薬部外品承認成分

主要成分のロスマリン酸がTNF-α(腫瘍壊死因子)の産生を阻害することで、炎症カスケードの上流を遮断します。フラボノイド配糖体による抗酸化効果、ルテオリンやアピゲニンによる血流促進も相まって、エイジングケアの補助的役割を担います。アレルギー誘発性のペリルアルデヒドを除去した安全性の高い素材であり、敏感肌への配慮も読み取れる選択です。

05. イチョウ葉エキス — 血流改善×抗酸化のエイジングケア枠
EWG:1 植物性 医薬部外品承認成分

フラボノイド(ケルセチン・ケンフェロール)とテルペノイド(ギンコライド・ビロバライド)が血管拡張・微小循環促進を介してエイジングケアに寄与します。コラーゲン・エラスチンへの抗酸化保護も期待されますが、ギンコール酸による接触皮膚炎リスクがあるため、精製グレードが品質のポイントです。余談ですが、ドイツの大学病院(Charité Berlin)のデータでは、イチョウ葉フラボノイドが皮膚の微小循環を最大57%改善するとの報告があり、エイジングケア目的での配合根拠は科学的に一定の裏付けがあります。

メリット・デメリット

強み

  • 保湿トリオの相乗設計:エクトイン×グリセリン×トレハロースが保湿力3.9点(平均+0.9)を実現
  • バリア強化成分の採用:ワイルドタイムエキスによるフィラグリン産生促進は植物エキス中でもトップクラスの機能
  • 使用感3.6点の軽やかな肌なじみ:ジグリセリン×BGの相乗効果がべたつきを抑制
  • 安全性プロファイルの高さ:注目5成分すべてEWGスコア1、コメドジェニック度0
  • 長期使用でじわじわ底上げ:「肌の振れ幅を小さくする」安定化効果に口コミが集中

弱み・注意点

  • コスパ2.6点(やや物足りない):8,800円/30mlは同価格帯の保湿特化処方としては成分密度が見合いにくい
  • 変性アルコールが配合上位:乾燥肌・敏感肌では継続使用時の肌状態変化に注意
  • 水酸化K EWG:5・EU Annex III規制あり:pH調整目的での配合だが、セラミド合成阻害や保湿成分溶出の懸念が学術上報告されている
  • BHT EWG:4・BHT脂肪組織蓄積性:酸化防止剤として微量配合だが、長期蓄積リスクが指摘されている成分
  • ホワイトニング・トーンアップ2.8点:美白訴求を期待する用途には向かない

処方上の注意点:ドクダミエキス(抑毛作用を持つ)が含まれており、育毛・頭皮ケア目的のユーザーには非適合。また水酸化KとワイルドタイムエキスはともにpH感受性が高く(ワイルドタイムは強アルカリ環境で失活リスク)、処方のpH管理精度が効果の鍵を握ります。

まとめ

一言で言うと

"即効性ゼロ、でも「肌の底力」を底上げするジワ効き保湿美容液"

保湿特化×バリア強化の長期戦略型処方。3ヶ月以上の継続が前提のアプローチ

エクトイン・ワイルドタイムエキス・グリセリン・トレハロースを軸に構成された「保湿×バリア機能強化」の二軸処方は理にかなっており、保湿力3.9点はデータが裏付けています。即効性やビジュアルケア(美白・トーンアップ2.8点)を期待する用途とは相性が悪く、「揺らぎにくい肌土台を作る」という長期的目的にフォーカスした設計です。

口コミ上の評価では「劇的な変化はないが肌の調子が整う」という長期使用者の声が目立ち、使用感3.6点・保湿力3.9点のスタッツデータと高い一致を見せています。一方、8,800円/30mlというコスト負担に対して成分密度(2.8点)と相殺した場合、価格妥当性への懸念は口コミには反映されにくいため注意が必要です。

使用シーン別推奨度:

  • 乾燥肌・インナードライ向け:保湿力3.9点の処方設計が直接刺さる。最も恩恵が大きい用途
  • 肌荒れ・揺らぎ肌向け:エクトイン×シソ葉エキス×ワイルドタイムエキスのトリプル鎮静設計が安定化に寄与
  • 30〜40代のエイジングケア入門向け:イチョウ葉エキス・ヒドロキシプロリンを含むが、エイジングケア力3.3点は「標準的」。より高濃度のレチノール系・ペプチド系を求めるユーザーには物足りない可能性あり
  • コスパ重視・高密度成分希望向け:コスパ2.6点・成分レベル2.8点から、同価格帯の比較検討を推奨
  • 即効性・美白目的向け:ホワイトニング2.8点・スキンケア性能3.0点で、この用途には非適合

USER FIT CHART — こんな人に向いている

乾燥肌

保湿力3.9点が直接効く

揺らぎ肌

バリア強化で底上げ

美白目的

2.8点・不向き

コスパ重視

2.6点・他を検討

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