総合点
2.18総合ランク
2932個中 1262位成分数
18植物エキスの数
2コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
1メーカー
花王ブランド名
サクセス容量
380ml参考価格
711円1mlあたり
1.9円JANコード
4901301289742KaisekiID
7470サクセスって言うと育毛シャンプーのようなイメージを持たれている方も多いんじゃないかと思いますが、このブランドは一貫してクールな安物という製品づくりに励んでいます。
誤解のないように言うと、確かにメントールには刺激作用により、いくぶんかの育毛作用が期待される、という面はありますが、実際にメントールでふさふさになったという人を見たことありません。
あくまでも、育毛の手助けの1つになる、というくらいの見方でよいのです。
そもそも、サクセスに関しては育毛よりも気持ちよさを重視しているのでは?と思います。
基本的にはラウレス硫酸アンモニウムベースのチープなシャンプーです。洗浄力が高く、市販でとてもよく見るタイプの量産型ですね。
そこにメントールだの唐辛子だの、刺激をプラスして発毛を促そうという意図が見られます。
もう1つには、ピロクトンオラミンという殺菌剤も配合していますね。
ジクジクしたフケのような状況には有効ですが、それ以外の方にはやや刺激が強くなったり、不必要な殺菌により頭皮環境を悪化させ得る存在となりそうです。
このように、やたら泡立ちは良いが基本的に洗浄力が強い安っぽいシャンプーという以上のものとは思えないのです。
少なくても、メントールと唐辛子だけで発毛!というのはやや力不足感否めません。
育毛トニックの浸透を助ける、と言っているではないか?
いや、本当に効かせようというトニック剤などは皮脂があっても浸透させられるように設計されているもので、脂をとらないと効かない、というのはちょっと古めかしい考え方です。
頭皮のバリア、髪のバリアをあまりにも除去しすぎる傾向にあり、かつ刺激や殺菌が強いので頭皮の状況を悪化させる方向に向きやすいように思います。
皮脂は必ずしも邪魔で無駄なものではなく、弱酸性の環境を保つために必須のものなんだよ、頭皮や髪のバリアを担っているんだよ、という部分を理解した上で、どのくらい洗浄力が本当は必要なのか、と考えれば適切なレベルが掴めることでしょう。
育毛に対する思索が不足していると、このようなわかりやすいテーマのシャンプーを使いがちですが、もっと実際は複雑なものだよ、育毛は、という点に思いを馳せたいものです。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。