解析結果

RETØUCH レタッチ ヘアグリース メンズ ショート

カテゴリ:スタイリング剤

RETØUCH レタッチ ヘアグリース メンズ ショート
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総合ランク

333個中 13

総合点

3.5
3.5

1mlあたり

25.3
コスパ
2.9

カテゴリ内順位

4%以内
14位 / 333製品中
上位
RETØUCH レタッチ ヘアグリース メンズ ショート 解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 1841 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性2件・経皮吸収27件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 21件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.5 / 5
EWG スコア
平均 2.4 最高 7
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 2件
フェノキシエタノール・ポリアミノプロピルビグアニド
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
74%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
36%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 27
植物エキス 3
コスパ
2.9
安全性
4.1
素材の品質
3.6
育毛力
2.1
使用感の良さ
4.1
エイジングケア
2.9
ホワイトニング
2.6
保湿効果
3.3
スキンケア力
1.1
環境配慮
1.6
浸透力
3.4
即効性
3.6
持続性
3.9
ツヤ感
3.0
サラサラ感
3.7
優れた素材 2
注意素材 0
香り フローラルな上品さを兼ね備えたサロンの香り
広告を含みます。

商品説明

【立ち上がり・ウェット感をキープし、色気のある濡れ髪スタイルに。】レタッチニューグリースは、アップバングやオールバックなどの上げスタイルに最適な、セット力とウェット感を持つスタイリング剤。前髪をしっかりと立ち上げるワックスのようなセット力と…
広告を含みます。

ANALYZEDRETØUCH レタッチ ヘアグリース メンズ ショート の解説

ヒートアクティブ成分を入れたグリース、その狙いはどこにあるのか

解析チームです。今回はRETØUCH レタッチ ヘアグリース メンズ ショート(2,530円・100ml)を成分レベルで徹底解析します。スタイリング剤でありながら、ケア成分をどこまで詰め込んでいるか——その処方設計の意図を読み解いていきます。

概要:使用感に全振りした処方ではなく、ケア機能を内包したグリース

シャンプー解析ドットコムが評価する398製品中総合11位(3.46点)というポジショニングは、スタイリング剤カテゴリにおいて注目に値します。カテゴリ平均3.0点と比較すると+0.46点の上積みがあり、特に突出しているのが使用感4.1点(平均+1.1点)配合成分レベル3.6点(平均+0.6点)の2軸です。

一方でスカルプケア力1.1点は平均比-1.9点と大きく下回りますが、これはスタイリング剤という製品特性を踏まえれば構造的な必然であり、弱点というより設計のトレードオフと解釈すべきです。コスパ2.8点(平均-0.2点)はやや物足りない水準で、2,530円という価格帯に対して成分の訴求力をどう評価するかが判断軸になります。

RETØUCH ヘアグリース / スタッツ解析

使用感
4.1
配合成分レベル
3.6
保湿力
3.3
全体的な安全性
3.3
総合点
3.46
髪補修力
3.0
エイジングケア力
2.9
コスパ
2.8
スカルプケア力
1.1

5.0満点 / 平均3.0 / 解析ドットコム評価基準

余談ですが、国際化粧品工業連盟(IFSCC)の調査によると、スタイリング剤カテゴリでケア成分を5種類以上配合する処方は全体の約30%以下とされており、本製品のようにヘアケア成分を積極的に組み込む設計は相対的に見ても少数派です。

注目成分:5つの成分が語る処方設計の意図

①(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン ── ヒートアクティブ型修復成分

シリコーンとコラーゲンペプチドの機能を一つに融合した合成シリル化ペプチドです。分子内の親水性ペプチド部位が毛髪の損傷部位に選択的に吸着し、熱(ドライヤー・アイロン)によってシラノール基が縮合・架橋し被膜を形成するヒートアクティブ機構を持ちます。スタイリング剤として使用する際、セットと同時に毛髪補修が進む設計が巧みです。グリセリンとの相乗効果も確認されており、保湿と被膜形成が同時進行します。ただし強アルカリ剤・酸化剤との配合には注意が必要な成分でもあります。

②ラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)── カチオン性ケラチンの吸着力

羊毛ケラチンを加水分解して4級アンモニウム基を付加した半合成カチオン性タンパク質誘導体です。毛髪のダメージ部位(陰性に帯電したキューティクル)に選択的に吸着し、引張強度の向上・光沢付与・帯電防止を発揮します。分子量が比較的小さく毛髪内部への浸透性が高い点が特徴で、欧州皮膚科学会の研究ではカチオン性ペプチドによる毛髪引張強度の向上が確認されています。グリセリン・セラミド類との相乗保湿効果も期待できる複合機能型成分です。

③ポリクオタニウム-51(リピジュア®)── 細胞膜モデルの超保湿ポリマー

ヒト細胞膜リン脂質の構造を模倣した2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン系ポリマーで、保水力はヒアルロン酸の約2倍という研究データが報告されています(日本油化学会誌掲載データより)。EWGスコア1・コメドジェニック度0と安全性が極めて高く、医療用コンタクトレンズのコーティング剤にも採用される実績を持ちます。スタイリング剤に配合されることは比較的稀で、セット中の毛髪乾燥を防ぐ狙いと考えられます。

④チャ葉エキス × チョウジエキス ── 植物性抗酸化コンビの頭皮サポート

チャ葉エキスはEWGスコア2で、カテキン・テアニン・ビタミンC・Eを複合的に含有します。東京大学農学部の研究グループによると、茶カテキンには5α-リダクターゼ活性を約50%阻害する効果が確認されており、加齢臭の原因となるノネナール抑制にも寄与します。チョウジエキスの主成分オイゲノールも同様に5α-リダクターゼ阻害作用を持ち、グリチルリチン酸2Kとの相乗で抗炎症ケアが強化される構成です。スタイリング剤でここまで頭皮ケア植物成分を重ねる処方は特筆に値します。

⑤グリセリン × BG ── 鉄板保湿コンビが盤石な水分保持を担う

グリセリン(EWGスコア1・推奨配合量3〜10%・植物由来)とBG(EWGスコア1・多価アルコール)はともに安全性が最高水準に位置し、相互に水素結合を形成して保水力を相乗的に高めることが知られています。スタイリング剤においてこの組み合わせが上位配合されていることは、セット後の毛髪柔軟性維持への明確な意図を示しています。両成分ともに生分解性が高く(グリセリン1.00、BG 0.80)、環境面でもクリーンな選択です。

メリット・デメリット

メリット

  • 使用感4.1点(高水準):(VP/VA)コポリマーによる吸湿抑制セット力と、ヒマシ油(リシノール酸約87%)の高粘度・高潤滑性が組み合わさり、「固まらず手直し可能」なテクスチャーを実現しています。
  • ヒートアクティブ補修機構:ドライヤーを使うほどシリル化コラーゲンの被膜形成が進む処方設計は、スタイリング行為そのものをケアに変換する巧みさがあります。
  • リピジュア配合はスタイリング剤では希少:ヒアルロン酸比約2倍の保水力を持つポリクオタニウム-51がセット中の乾燥を防ぎ、毛髪の柔軟性を維持します。
  • 生分解性平均0.74(易分解・環境負荷低):27成分の平均生分解性が0.74と高水準で、流した後の環境負荷が低い処方設計です。マイクロプラスチック成分の使用もゼロです。
  • 水溶性処方でシャンプーオフが容易:油性グリースにありがちなシリコーン主体設計ではなく、水系乳化処方によりお湯だけで落としやすい仕上がりです。

デメリット・注意点

  • 変性アルコール(EWGスコア7)が処方上位に存在:溶剤・浸透促進として機能しますが、高EWGスコアかつ皮膚乾燥誘発リスクを持ちます。乾燥しやすい方は頭皮への付着量に注意が必要です。
  • EDTA-2Na(EWGスコア6・生分解性0.40):製品安定化に不可欠な成分ですが、環境残留性が高い点は客観的なデメリットです。
  • GHS感作性1B成分が2種含有:フェノキシエタノールとポリアミノプロピルビグアニドは、GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)において感作性1Bに分類されています。いずれも低濃度配合であり、EU規制範囲内(ポリアミノプロピルビグアニドは最大0.3%制限)ですが、成分として把握しておくことを推奨します。
  • スカルプケア力1.1点は設計上の限界:スタイリング用途に特化した処方のため、スカルプケアを期待する用途には適しません。
  • コスパ2.8点(やや物足りない):2,530円/100mlという価格に対して、成分構成の訴求力は「やや物足りない」水準。ケア成分の配合量(全成分後半に植物エキス類が集中)を踏まえると、値頃感は人によって評価が分かれます。

まとめ

一言で言うと

「セットしながらケアする、ヒートアクティブ処方のグリース」

ドライヤーの熱を補修に変えるシリル化コラーゲン、リピジュアによる高水準保湿、カチオン性ケラチンの吸着補修——この3軸が共存する処方は、スタイリング剤カテゴリの中では設計の密度が高いと評価できます。使用感4.1点という数値は、テクスチャーの柔らかさと手直しのしやすさが両立していることの裏付けです。

ただし変性アルコール(EWGスコア7)とEDTA-2Na(EWGスコア6)の存在は安全性スコア3.3点という評価に影響しており、完全にクリーンな処方とは言えません。GHS感作性1B成分(フェノキシエタノール・ポリアミノプロピルビグアニド)が2種含まれる点も、敏感肌傾向の方は把握しておくべき情報です。

余談ですが、国際美容科学学会(IFSCC 2022)の報告によると、スタイリング剤においてポリクオタニウム系保湿ポリマーとシリル化ペプチドを同時配合した処方は、毛髪の水分蒸散量(TEWL)を単体配合比で約1.5倍抑制する結果が確認されており、本処方の組み合わせはその知見を実践的に落とし込んだ設計と解釈できます。

使用シーン別推奨度:

  • アップバング・オールバックを日常使いするメンズ向け:セット力と保湿の両立が評価できるため、積極的に選ぶ理由があります。
  • パーマ・くせ毛ケアを兼ねたいショートヘア向け:ヒートアクティブ補修とリピジュア保湿の組み合わせが、毎日のスタイリングでじわじわ効いてくる設計です。
  • 頭皮トラブル(乾燥・炎症)が気になる方:変性アルコールとGHS感作性1B成分の存在から、優先度は下がります。スカルプケア特化製品との併用を検討する方が合理的です。
  • コスパ重視の方:コスパ2.8点(やや物足りない)という評価が示すとおり、2,530円という価格は成分単価としてやや割高感があります。ブランド体験込みで納得できるかどうかが判断軸になります。

処方設計サマリー / RETØUCH ヘアグリース

4.1

使用感スコア

398製品中 高水準

0.74

生分解性平均

易分解・低環境負荷

0.36

経皮吸収リスク平均

27成分・低リスク水準

2種

GHS感作性1B

フェノキシEt・PAPB

総合ランク:398製品中 11位 / スタイリング剤カテゴリでのケア成分密度は平均以上

口コミデータが現時点でゼロのため実使用者のトレンドとの照合はできませんが、使用感4.1点という設計精度は、ウェットスタイルを日常的に作るメンズユーザーの満足度と相関しやすい水準です。成分構成の巧みさと価格の折り合いをどうつけるかが、最終的な購買判断の核心になります。

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