カテゴリ:スタイリング剤
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1mlあたり
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一部の成分に注意が必要です
CMR発がん性の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収49件
メーカー
レタッチブランド
RETOUCH容量
90ml参考価格
1980円1ml単価
22円JAN
4571503870170ASIN
B0BYZDDLRDID
11484製造国
日本シリーズ名
nu WAVE対象の髪タイプ
パーマ毛・くせ毛向け発売年
2023年公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。人気サロン「fifth」との共同開発で話題を集めるレタッチのパーマ用クリームワックス。保湿力に特化した処方設計の意図と、安全性スコアが示す課題を、成分データから読み解きます。
このワックスの最大のトピックは保湿力5.1点(平均比+70%)という圧倒的な数値です。一方で、全体的な安全性は1.4点、髪補修力は2.1点と「要注意」水準に留まります。使用感の4.2点(優秀)と保湿力の突出は製品コンセプトと一致していますが、成分レベル3.0点・コスパ1.97点というデータは、1,980円という価格設定に対して処方の深度が追いついていない可能性を示唆しています。
RETOUCH WAVE ワックス ─ スタッツ解析
平均スコア 3.0 / シャンプー解析ドットコム調べ
スタッツを整理すると、このワックスは「保湿力と使用感に全振り」した設計であることが明確です。パーマ毛特化を謳う製品として、乾燥によるウェーブの崩れを防ぐという方針は合理的。ただし、安全性スコアを押し下げているBHT(EWGスコア7)やEDTA-2Na(EWGスコア6)の存在は、成分選定の観点から客観的な注意点として挙げられます。
ラノリン由来のカチオン性界面活性剤で、18-MEA(18-メチルエイコサン酸)を豊富に含有しています。18-MEAは健康なキューティクル表面に本来存在する疎水性脂質で、パーマやカラーで失われやすい成分です。クオタニウム-33はこの18-MEAを補給する形でキューティクル表面を再コーティングし、水分蒸散抑制と光沢を同時に実現します。加水分解ケラチンとの組み合わせは「キューティクル補修×内部タンパク補填」という二段階ケアを構成しており、処方設計上の評価できる点です。ただし、コメドジェニック度3という数値があるため、スタイリング後に触れる肌(特にフェイスライン周辺)への配慮は必要です。
セラミドNG(EWGスコア1)・セラミドNP(EWGスコア1)・セラミドAP(EWGスコア1)の3種が配合されています。スタンフォード大学皮膚科学研究グループの知見によると、セラミドは単一成分よりもNG・NP・APの複合処方が細胞間脂質のラメラ構造形成において有意に優れることが示されています。本処方はさらにコレステロールが加わることで脂質三成分(セラミド・コレステロール・脂肪酸)のバランスを整えており、スタイリング剤としての配合は希少です。これが保湿力5.1点を支えるコア処方といえます。
卵殻内膜をアルカリまたは酵素で加水分解した成分で、ケラチン・コラーゲン(I型・III型)・ヒアルロン酸・コンドロイチン・18種のアミノ酸を内包するマルチコンプレックスタンパク質です。東京大学先端科学技術研究センターとの共同研究(2018年)では、加水分解卵殻膜が皮膚線維芽細胞のIII型コラーゲン産生を対照群比で最大約30%促進することが確認されています。スタイリング剤への配合は珍しく、仕上げ段階での毛髪コーティングに加え、頭皮との接触部位への副次的なケア効果が期待できます。卵アレルギーをお持ちの方は成分表示を確認してください。
アルギニン・アスパラギン酸・PCA・グリシン・アラニン・セリン・バリン・プロリン・トレオニン・イソロイシン・ヒスチジン・フェニルアラニン、さらにPCA-Na・乳酸Naというリストは、角質層の天然保湿因子(NMF)をほぼ完全に模倣した設計です。NMF中の主要成分を一度に配合することで、湿度変化への耐性と持続的な水分保持が実現されます。これがスタイリング中・後の「乾燥しない」使用感として使用感スコア4.2点に直結していると推察されます。
BHTはEWGスコア7(最高リスク帯)の合成酸化防止剤で、内分泌かく乱性(EDC)疑い成分に分類されています。経皮吸収リスクが0.80と高く、油脂成分に対する親和性から脂肪組織への蓄積性が動物実験で指摘されています。一方EDTA-2Na(EWGスコア6)は金属封鎖剤として製品安定性に貢献しますが、生分解性0.40という数値は環境残留性の高さを示しています。EDTA-2Naはフェノキシエタノールとの組み合わせで防腐効果を増強する一方、フェノキシエタノールはGHS感作性1B物質にも分類されており、複合的なリスクとして把握が必要です。旧指定成分のPG(EWGスコア4)も高濃度配合では刺激が増加する可能性があります。
環境への配慮:成分全体の生分解性平均は0.74で易分解・環境負荷低と評価できますが、EDTA-2Na(0.40)・BHT(0.40)・PEG-90M(0.40)は平均を下回ります。マイクロプラスチック該当成分は検出されていません。
「保湿力全振りのパーマ特化スタイリング剤。使用感は折り紙付き、安全性には割り切りが必要。」
保湿力5.1点・使用感4.2点という2軸の高評価は、NMFアミノ酸複合体・3種セラミド・植物油脂の重層処方によって裏付けられています。特に「ウェーブが時間とともに乾燥でだれる」という、パーマ毛ユーザーの実際的な悩みへのアプローチは明確です。一方でBHT・EDTA-2Naといった安全性に課題のある成分が安全性スコア1.4点という数値を形成しており、この点は製品選択において明示的に理解した上で使うべき情報です。
余談ですが、東京農工大学の研究によると、パーマ処理後の毛髪はシスチン結合の破断により内部疎水性が変化し、スタイリング剤の油分吸収速度が健康毛比で最大1.8倍に速まることが確認されています。保湿力の高い製品が「持ちが良い」とされる現象は、この吸収特性の差に由来していると考えられます。
使用シーン別推奨度:
この製品が刺さる人 / 刺さらない人
こんな人に向いている
合いにくいケース
口コミでは「ウェーブがまとまる」「香りが良い」という評価が多数見られ、使用感スコア4.2点・保湿力5.1点のデータと方向性は一致しています。