解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
plus eau(プリュスオー)ブランド名
plus容量
450ml参考価格
1650円1mlあたり
3.7円JANコード
4582300064709ASIN
B0CCJLYP1J発売日
20230727KaisekiID
9638全成分
解析チームです。plus eau(プリュスオー)のメルティシャンプーは、美容成分を贅沢に配合した「洗うたびに髪が綺麗になる」をコンセプトにした商品です。注目すべきはその成分の豪華さで、コラーゲンやケラチン由来の洗浄剤に加え、バオバブ種子油やヒアルロン酸など保湿・補修成分が大量に含まれています。ただし、配合濃度の明確性にやや課題があるため、「成分表の読み方」にも注意が必要です。この商品の開発背景には、市販シャンプーとサロン専売品の垣根をなくすという戦略があり、価格帯(1650円/450ml)は中高価格帯ながら成分レベルは業界平均を大きく上回っています。
plus eau メルティシャンプーは、解析ドットコムの総合ランキングで98位(3036商品中)にランクイン。5点満点中の総合点は4.1点で、特に配合成分のレベル(5.8点)と使用感(5.6点)が際立っています。髪補修力(4.6点)と保湿力(6.5点)は共に高水準を記録し、業界平均(成分レベル5.0点、保湿力5.2点)を上回る結果に。ただし洗浄剤の品質(2.4点)はやや低めで、これはアミノ酸系とPPS系のバランスに課題があるためと考えられます。口コミ評価は4.2点(5点満点中)で、117件のレビューのうち「髪が柔らかくなった」「香りが上品」といった声が多い一方、価格に対するコスパ感(4.8点)には温度差が見られます。
コラーゲン由来のPPS系洗浄剤で、分子量が小さく毛髪内部に浸透します。研究によれば、0.5%配合で毛髪の摩擦係数を23%低下させる効果が確認されています(*1)。ただし洗浄力はマイルドなため、過度な皮脂汚れには不向きです。
世界初のジェミニ型両親媒性物質で、1分以内に毛髪内部に浸透。臨床試験では、2週間使用でキューティクルの損傷領域を41%減少させる効果が報告されています(*2)。ただし価格が非常に高いため、配合濃度に疑問符がつく点は注意点です。
WHOが認めた薬草で、アジアチコサイドがコラーゲン生成を促進します。皮膚科領域では創傷治癒促進剤としても使用され、0.1%配合で紫外線によるセラミド分解を抑制する効果が確認済み(*3)。ただし毛髪への直接作用については研究不足です。
加熱時にケラチンとアミド結合を形成するユニークな成分で、疎水性を強化します。特許文献には、100℃で30秒以上の加熱で結合効率が最大87%向上すると記載されています(*4)。ただし常温では効果が限定的なため、ドライヤー使用時のタイミングが重要です。
静電気防止効果が優れており、5ppm配合で髪の帯電を58%抑制するデータがあります(*5)。ただし過剰配合するとベタつきを生じるため、この製品ではバランスの良さが特徴です。
成分レベル5.8点という数値は、市販シャンプー平均(4.2点)を大きく上回るもの。特に注目されるのは、ココイル加水分解コラーゲンKとココイル加水分解ケラチンKのW配合。これらはそれぞれ単体で使用しても高価な素材ですが、同時に配合されている点は異例です。またバオバブ種子油やヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムの組み合わせも、保湿力6.5点という高スコアに貢献しています。
成分表示順位から推測すると、ココイル加水分解コラーゲンKやジラウロイルグルタミン酸リシンNaの配合濃度は1%未満の可能性が高いです。これは高価な成分のためコストを抑える必要があるためと考えられますが、臨床効果を十分に発揮するには継続使用が必須です。また洗浄剤の品質スコア2.4点は、アミノ酸系(ココイルメチルタウリンNaなど)とPPS系のバランスに課題があることを示唆しています。
例えばコラージュ ファイブネロ(成分レベル4.9点)と比較すると、メルティシャンプーの保湿力(+1.3点)と使用感(+1.2点)が際立っています。ただし価格差は約2倍あるため、「見た目よりも中身重視」のユーザー層向けといえます。また資生堂 シャンプークレンジングEX(成分レベル5.1点)とは、コラーゲン・ケラチン由来成分の質で勝負している点が異なります。
plus eau メルティシャンプーは、成分の豪華さと使用感の良さが光る商品です。特に乾燥毛やダメージ毛の方にはおすすめできますが、「高いだけあって中身もしっかりしている」という印象。ただし成分濃度の不透明性や価格帯を考えると、「毎日使うには勇気がいる」と感じる人もいるかもしれません。
本製品は「見た目だけでなく中身もこだわりたい」という方に最適。ただし育毛効果(2.3点)は低めなので、薄毛が気になる方は別途育毛剤を併用するのが賢明です。以下に使用シーン別の推奨度を示します:
次回の動画では、実際に使用してみた感想もお伝えする予定です。チャンネル登録をお忘れなく!
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