画像準備中総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
全成分
医薬部外品表示の全成分名で表記されているため、何やら複雑そうに見えたり効きそうに思えたりするかもしれませんが、大雑把に言うと凡庸なよくあるシャンプーです。
基本構造はオレフィンスルホン酸Na+アミノ酸系洗浄剤のミックスに頭皮ケア系の植物エキスという構成です。コレ自体は何も珍しくなく、非常に多く見られるコスト安めのシャンプーのパターンの1つでしょう。
基本的にクレンジング系といってもいいような洗浄力を持っていて、オレフィンスルホン酸Naらしい泡立ちの即効性も感じられます。これだけだと仕上がりパサパサ、となるのでシリコーン(ジメチコン)配合で手触りを改良してます。
シリコーン自体はまったく無害ですが、洗浄剤が無駄に脱脂力強いために配合されているんですね。決してノンシリコンじゃないから悪い、というのではなく、シリコーンの手助けを借りたくなるような洗浄力である、ということをお忘れなく。
このシャンプーで多少見どころだな、と感じるのは植物エキスの質でしょうか。抗酸化、抗炎症、血行促進、抗菌といった効果中心のスカルプケアでは常連の成分で、加えてコラーゲン、ヒアルロン酸、海藻などなど育毛に良い影響をもたらしそうな素材が多く配合されてます。がしかし、前述したようにわりとよくあるパターンであり、13000円も支払うだけの説得力はありません。育毛に明らかに役立ったり、頭皮環境が驚くほど改善する、というほど凄みがあるわけではないでしょう。
なんならオレフィンスルホン酸Naベースのシャンプーということを踏まえれば、育毛にデメリットすらある可能性があります。脱脂力が強すぎますからね。未だに毛穴の汚れを一掃するのが育毛に良い、とか、エキスが浸透するとか、そういう発想をしてるとんちんかんなシャンプーはスルーしたほうが得策です。このシャンプーは浸透力こそないので、脱脂力が過剰に強すぎるというほどではないにせよ、理想的な設計とは程遠い印象です。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。