解析結果

ノストラム (nostrum) ホモ ボディウオッシュ S&S

カテゴリ:ボディソープ

販売開始から 15年5ヵ月22日(5652日)
ノストラム (nostrum) ホモ ボディウオッシュ S&S
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総合ランク

439個中 222

総合点

2.3
2.3

1mlあたり

19.3
コスパ
1.4

カテゴリ内順位

50%以内
219位 / 438製品中
上位
ノストラム (nostrum) ホモ ボディウオッシュ S&S解析チャート

SAFETY成分安全性リスク

🚨

成分に高リスクが検出されました

IARC発がん性・EU規制の成分が検出されました(6件)

個人差要因皮膚感作性11件・アレルゲン9件・経皮吸収35件

リスクスコア 31/100 | ! フラグ成分 6 | EWG 30件評価済み
IARC 黄203
EU規制 クマリン、ゲラニオール、シトラール、リモネン、安息香酸Na
EWG 3+ 1,2-ヘキサンジオール(3)、EDTA-2Na(6)、PG(4)、α-イソメチルイオノン(5)、オイゲノール(6)、カプリリルグリコール(4)、クマリン(7)、グリコール酸Na(3)、ゲラニオール(5)、コカミドプロピルベタイン(3)、ココアルキル硫酸Na(7)、ココベタイン(3)、シトラール(7)、シトロネロール(5)、ファルネソール(5)、リナロール(5)、リモネン(6)、安息香酸Na(3)、青1(3)、青205(3)、黄203(4)、黄4(7)
リスクスコア
31 / 100
解析安全性値
0.2 / 5
EWG スコア
平均 3.8 最高 7
フラグ成分の詳細(6件)
IARC WHO 発がん性分類
黄203
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
クマリン、ゲラニオール、シトラール、リモネン、安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 11件
α-イソメチルイオノン・オイゲノール他
アレルゲン香料
9件検出
α-イソメチルイオノン・オイゲノール他
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
79%
易分解性
経皮吸収リスク
45%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 36
植物エキス 3
コスパ
1.4
安全性
1.9
素材の品質
2.4
洗浄剤の品質
3.2
洗浄力
3.6
使用感の良さ
2.8
エイジングケア
2.4
ホワイトニング
2.9
保湿効果
2.7
スキンケア力
0.1
環境配慮
3.4
浸透力
2.6
即効性
3.8
持続性
2.4
ツヤ感
1.9
サラサラ感
2.5
優れた素材 0
注意素材 1
香り 高級ホテル「シェラトン鹿児島」のスパでも採用されているプロ仕様のクオリティ。フレッシュで都会的な香り
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商品説明

【男の肌を清浄に整えるS&S処方】 浄化作用のある「セージ」と、豊富な栄養素を含む海洋成分「スピルリナ」を配合。汗や余分な皮脂、汚れをすっきりと洗い流し、清潔感のある健やかな肌へ導きます。 【独自のフェロモンブースター配合】 植物由来の「…
広告を含みます。

ANALYZEDノストラム (nostrum) ホモ ボディウオッシュ S&Sの解説

「クリーンビューティー処方」の全成分を見ると何が起きているか

解析チームです。シェラトン採用・フェロモンブースター配合という刺さるキャッチコピーを持つ男性向けボディウォッシュですが、スタッツデータとの間に見逃せないギャップが浮かび上がりました。成分レベルで深掘りしていきます。

概要

解析ドットコム スタッツ一覧

5点満点 / 平均水準 = 3.0点

総合点 2.46
配合成分レベル 2.4
全体的な安全性 1.1
スキンケア性能 0.1
使用感 2.8
保湿力 2.7
エイジングケア力 2.4
コスパ 1.67
総合ランク: 221位 / 524製品中

全体的な安全性スコアが1.1点と業界平均(3.0点)を大幅に下回り、差は-1.9点。スキンケア性能にいたっては0.1点という水準で、評価対象全524製品の下位グループに位置します。使用感が2.8点・保湿力2.7点と「標準的」を保っているため、泡立ちや洗い心地の印象だけで評価されると本来の処方課題が見えにくい点に注意が必要です。

価格は200mlで3,850円(税込)と高価格帯に設定されているものの、コスパスコアは1.67点。安全性スコアの低さと照らし合わせると、価格と成分内容のバランスに明確な課題があります。メーカーは「90.2%天然由来・クリーンビューティー設計」を訴求していますが、全成分リストには合成タール系着色料(黄203・青1・青205・黄4)が4種確認されており、訴求内容と成分事実の間に乖離があります。

注目成分

ヤシ由来とされるアニオン界面活性剤ですが、EWGスコア7GHS感作性1Bに分類される成分で、全成分表示において2番目に配合されている(=主要洗浄剤)という点が最大の懸念です。同系統のラウリル硫酸Na(SLS)に比べて「若干低刺激」とされるものの、タンパク変性作用による皮膚バリア損傷リスクは構造上避けられません。

コカミドプロピルベタイン・デシルグルコシド(EWG:1)・ココベタインといったマイルド系洗浄剤との組み合わせで刺激をある程度緩和する処方設計は読み取れますが、主剤がEWG:7の硫酸系である以上、根本的なマイルド処方とは言えません。推奨配合量の上限は1〜5%とされており、製品中の配合順位から推察される比率に注目が必要です。

余談ですが、Journal of Clinical and Aesthetic Dermatologyの複数研究によると、SLS系洗浄剤への反復暴露は角質層のセラミド量を有意に低下させることが報告されており、使用頻度の高い製品への配合は慎重に検討すべきとされています。

トンカ豆などに由来する芳香族ラクトン系香料で、甘いバルサミック系の香りを付与します。しかしEWGスコア7GHS感作性1BIARCグループ3(発がん性評価不十分)EU Annex III制限成分と、複数の規制・懸念フラグが重なる成分です。

EUではリンスオフ製品(洗い流す製品)においても使用制限が設けられており、ボディウォッシュへの配合は特に注意が必要な位置づけです。ゲラニオール・シトラール・リモネンなど他のアレルゲン香料と同時に処方されており、複数アレルゲンが累積する処方構造になっています。

本製品にはEU規制対象アレルゲン香料が9成分確認されています:リモネン・ゲラニオール・シトロネロール・オイゲノール・α-イソメチルイオノン・リナロール・シトラール・クマリン・ファルネソール。全員がGHS感作性1Bに分類されています。

それぞれ単体での配合量は微量でも、9種が同一処方内に共存する構造は、接触感作のリスクを単純加算以上に高める可能性があります。独University of Hamburgの研究グループが指摘するように、複数アレルゲン香料への同時曝露は交差感作を誘発しやすく、1成分での試験データをそのまま適用できない点が課題です。

また、リモネン・リナロールは酸化条件下でアレルゲン性が増大することが知られており、経時劣化による感作性増大リスクも考慮すべき点です。

EWGスコア2・生分解性0.85と安全性・環境負荷ともに優秀な評価を持つ成分。カテキン・ビタミンC・E・テアニン等を含み、抗酸化・収れん・消炎・消臭(加齢臭抑制)と多面的に機能します。

グリセリンとの相乗効果が確認されており、保湿効果の底上げに貢献する処方設計の巧みさが見られます。ただし高pH製剤や鉄分含有成分との組み合わせでは品質安定性が低下するため、pH管理が重要です。本製品ではクエン酸によるpH調整が組み込まれており、この点は適切な処方設計と言えます。

余談ですが、Journal of Investigative Dermatologyによると、緑茶カテキンのEGCGは皮膚の酸化ストレスを抑制し、紫外線誘発性の炎症マーカーを有意に低下させることが確認されています。

EWGスコア6・生分解性0.40と、機能面での貢献と環境残留性の課題を併せ持つ成分です。金属イオンをキレートすることで製品の変色・変臭を防ぎ、防腐効果を増強する安定化剤として機能します。

本製品では安息香酸Na・ソルビン酸K・カプリリルグリコール・1,2-ヘキサンジオールと組み合わせて防腐システムを構築しており、パラベンフリー処方の実現に貢献しています。一方で生分解性が0.40と低く、環境残留性の観点ではマイナス評価。環境配慮設計を訴求する製品としては、代替キレート剤(フィチン酸等)の採用が望ましい局面です。

メリット・デメリット

メリット

  • 生分解性0.79(易分解):35成分平均で環境負荷は低水準。マイクロプラスチック成分もなし。
  • デシルグルコシド(EWG:1)を補助洗浄剤に採用し、糖系ノニオン界面活性剤による刺激緩和設計。
  • チャ葉エキス×グリセリンの相乗保湿ラインが機能しており、使用感2.8点・保湿力2.7点はスコアに現れている。
  • パラベンフリー防腐システムを複数成分の組み合わせで実現。
  • スピルリナマキシマエキスなど、機能性植物成分を複数配合。

デメリット

  • 主洗浄剤がEWG:7のコアルキル硫酸Na(GHS感作性1B)。皮膚バリアへの影響リスクが高い。
  • EU規制アレルゲン香料が9種同時配合。香料感作リスクが処方全体で高まる構造。
  • クマリン(EWG:7・EU制限・IARC3・GHS感作性1B)をリンスオフ製品に使用。
  • 「合成着色料フリー」訴求と相反する合成タール色素4種(黄4・黄203・青1・青205)の配合。
  • 黄4と安息香酸Naの拮抗リスク組み合わせが処方内に存在(一部アレルギー体質者への影響が指摘)。

まとめ

一言で言うと

総合評価

要注意

業界平均比 -0.54点

  • 香りは本格的、でも処方の安全性設計は別評価
  • 全体的な安全性スコア 1.1点(平均より-1.9点)
  • 生分解性0.79で環境負荷は低い
  • GHS感作性1B成分が 11種 確認

「フェロモンブースター」「シェラトン採用」というブランディングの洗練度に対して、処方の安全性設計は大きく水を開けられているというのが客観的な評価です。全体的な安全性スコアが1.1点と業界平均比-63%という数値は、主洗浄剤にEWG:7のカテゴリが採用されていること、GHS感作性1Bの成分が11種存在すること、さらにEU規制アレルゲン香料が9種累積配合されていることが複合的に反映された結果です。

また、メーカーが「合成着色料など、肌の負担となる8つの成分を排除」とクリーンビューティーを訴求しながら、全成分表示には合成タール系色素が4種含まれているという事実は、訴求と処方実態の乖離として無視できないポイントです。

使用感(2.8点)と保湿力(2.7点)が標準水準をほぼ維持していることから、日常的な洗い心地に対するユーザー満足度は一定程度得られる可能性はありますが、安全性・コスパの観点から積極的に推奨しにくい処方設計です。

使用シーン別推奨度:

  • 香りを楽しむことを最優先にしたい方:香料設計はホテルスパ採用実績があり、フレグランス体験としては評価できる。ただし複数のアレルゲン香料が含まれる点は留意が必要。
  • デイリーユースで肌ケアを重視する方:スキンケア性能0.1点・安全性1.1点のスコアから判断すると、このカテゴリへの推奨は難しい。
  • 敏感肌・乾燥肌の方:主洗浄剤がEWG:7のタンパク変性型界面活性剤であることから、肌バリアへの影響リスクを考慮すると適していない。
  • クリーンビューティー志向の方:訴求と成分実態に乖離があり、合成着色料4種の配合事実と照らすと慎重な判断が求められる。

口コミ件数が0件のため実際のユーザー評価との照合は現時点では不可ですが、使用感スコア2.8点は泡立ち・洗い心地の一定の質を示唆しており、香り評価を中心にポジティブな声が集まる可能性が予測されます。一方で敏感肌ユーザーからの皮膚反応報告が今後の焦点になるとみています。

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