解析結果

【N.(エヌドット)】 オム スタイリングワックス ハード

カテゴリ:スタイリング剤

🏆 ar 12月号 「えっちみ滴るヘアケア2022大賞決定」スタイリング部門:1位
販売開始から 15年6ヵ月26日(5686日)
【N.(エヌドット)】 オム スタイリングワックス ハード
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総合ランク

326個中 30

総合点

3.19
3.19

1mlあたり

18.4
コスパ
1.9

カテゴリ内順位

10%以内
32位 / 326製品中
上位
【N.(エヌドット)】 オム スタイリングワックス ハード 解析チャート
エポプレミアムヘマチン

DATA口コミ・販売データ

Amazon 969 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🚨

成分に高リスクが検出されました

EU規制の成分が検出されました(2件)

個人差要因皮膚感作性6件・内分泌撹乱性5件・経皮吸収46件

リスクスコア 9/100 | ! フラグ成分 2 | EWG 35件評価済み
EU規制 ブチルパラベン、安息香酸Na
EWG 3+ (VP/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール)コポリマー(3)、EDTA-4Na(4)、PG(4)、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(6)、エタノール(3)、エチルパラベン(5)、カルボマー(3)、コンフリー葉エキス(4)、シクロペンタシロキサン(4)、ステアリルアルコール(3)、セテス-10(4)、セテス-20(4)、ブチルパラベン(7)、プロピルパラベン(6)、ポリエチレン(3)、メチルパラベン(4)、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(4)、変性アルコール(7)、安息香酸Na(3)、水酸化Na(3)
リスクスコア
9 / 100
解析安全性値
1.0 / 5
EWG スコア
平均 3 最高 7
フラグ成分の詳細(2件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ブチルパラベン、安息香酸Na
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 6件
エチルパラベン・コンフリー葉エキス他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
1件検出
ポリエチレン
内分泌かく乱性
5件検出
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン・エチルパラベン他
生分解性
72%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
38%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 46
植物エキス 7
コスパ
1.9
安全性
2.6
素材の品質
3.2
育毛力
1.7
使用感の良さ
5.0
エイジングケア
3.3
ホワイトニング
2.6
保湿効果
4.1
スキンケア力
0.9
環境配慮
0.3
浸透力
3.1
即効性
4.5
持続性
4.9
ツヤ感
3.5
サラサラ感
4.8
優れた素材 1
注意素材 0
香り 洗練されたフルーティ・ハーバルのジェンダーレスな香り

メーカー

ナプラ(napla)

ブランド

ナプラ

容量

100ml

参考価格

1840円

1ml単価

18.4円

JAN

4540688146455

ASIN

B0B2J4YSQP

発売日

2026年5月1日

ID

11542

製造国

日本

シリーズ名

N. HOMME STYLING WAX

対象の髪タイプ

メンズ向け・全髪質対応

詰め替え

あり

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

適量を手のひらにとり、両手をこすり合わせて指の間までよくのばします。乾いた髪に適量をなじませてスタイリングします。使用量の目安は約1cm程度
広告を含みます。

商品説明

・なめらかなクリームタイプで伸びがよく、セットしやすい ・根元の立ち上げやエッジの効いたスタイルを強力キープ ・アルガンオイル配合により、パサつきを抑えツヤのある仕上がりに ・シアバター由来の洗浄成分で、シャワーで簡単に落としやすい …
広告を含みます。

ANALYZED【N.(エヌドット)】 オム スタイリングワックス ハード の解説

使用感は満点なのに、安全性スコアが「1点」になった成分の話

解析チームです。N.(エヌドット)オム スタイリングワックス ハードは、使用感の圧倒的なスムーズさと、ハチミツ由来成分を中心に組まれた保湿コンプレックスが光る一方、安全性スコアに明確な弱点を抱えた「両極端な設計」が特徴の一本です。スタイリング剤としての素性を成分から読み解きます。

概要:使用感は満点、安全性は要確認

スタッツ レーダー概要

使用感
5.0
保湿力
4.1
エイジングケア力
3.3
配合成分レベル
3.2
コスパ
1.9
髪補修力
1.4
全体的な安全性
1.0
スカルプケア力
0.9

業界平均は3.0点。グレーの背景バー全体が5.0点満点を示す。

総合点は3.19点(業界平均+0.19)と標準的な水準ですが、スコアの内訳には大きな極差があります。使用感は満点の5.0点と圧倒的で、保湿力も4.1点と優秀な水準を示します。一方、全体的な安全性は1.0点、スカルプケア力は0.9点と要注意水準です。安全性の低スコアの主因はEWGスコア7の変性アルコール、GHS感作性1Bに分類される成分が6種、さらにEDC(内分泌かく乱)疑いのある成分が5種含まれることです。また、ポリエチレンはEU REACH規則のマイクロプラスチック規制対象成分に該当しており、環境負荷の観点でも言及が必要な設計です。スタイリング剤としての完成度と、安全性・頭皮ケアへの配慮は、明確にトレードオフの関係にあります。

注目成分:処方設計の意図を読む

① ハチミツ由来コンプレックス5種構成

この処方で最も際立つのが、ハチミツ・加水分解ハチミツタンパク・ヒドロキシプロピルトリモニウムハニー・ローヤルゼリーエキス・加水分解ローヤルゼリータンパクの5成分による多角的な保湿設計です。単純なハチミツ配合にとどまらず、毛髪への吸着性を高めるためにカチオン化ハニー(ヒドロキシプロピルトリモニウムハニー)を採用している点が技術的に注目です。マイナスに帯電した毛髪表面へ静電引力で吸着することで、セット後も保湿成分が留まる設計になっています。加水分解ハチミツタンパクは18種以上のアミノ酸を含み、キューティクルへの保護膜形成にも寄与。保湿力4.1点(平均+1.1)という数字は、このハニーコンプレックスとグリセリン×BGの相乗効果が土台にあります。

② コーヒー種子エキス × チャ葉エキス(抗酸化クロスファイア)

コーヒーノキ(Coffea arabica)種子由来のコーヒー種子エキスには、クロロゲン酸・カフェイン・タンニン類が含まれます。クロロゲン酸はSOD様活性(活性酸素を分解する酵素様作用)による抗酸化と、UVB/UVA吸収補助を発揮。カフェインは血管拡張・血行促進作用を持ち、頭皮環境改善への寄与が期待されます。さらにチャ葉エキス(EWG:2)のカテキン・ビタミンE系ポリフェノールと組み合わさることで、抗酸化クロスカバーが実現。余談ですが、ハーバード大学の研究によると、クロロゲン酸は活性酸素による脂質過酸化を最大70%抑制する可能性が示されており、スタイリングワックスとしては異色のエイジングケア力3.3点(平均+0.3)を支える成分軸となっています。

③ UV吸収剤2種配合——スタイリングワックスの隠れた機能

メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(UVB吸収)t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン(UVA吸収)の2種がセットで処方されています。スタイリング剤にUV吸収剤を組み込む処方は同価格帯でも決して標準的ではなく、スタイリングと同時に毛髪・頭皮の光酸化ダメージを抑制する設計意図が読み取れます。ただし、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンはEWG:6、かつEDC(内分泌かく乱)疑い成分に分類されており、この後述べる安全性上の課題とトレードオフの関係にあります。また、t-ブチルメトキシジベンゾイルメタンは高濃度アルコールとの共存で光安定性が低下するとされており、本処方に変性アルコール(EWG:7)が含まれる点は処方上の矛盾として指摘できます。

④ ジグルコシル没食子酸——毛髪の「撥水化」を担う機能成分

没食子酸にグルコースを酵素的に2分子結合させた植物由来成分で、毛髪の再疎水化(再撥水化)というユニークな作用機序を持ちます。損傷毛はキューティクル剥離により親水性に傾きますが、ジグルコシル没食子酸は毛髪表面の疎水性を回復させることでコンディショニング効果を付与。pH適正域4.0〜6.0で機能し、生分解性0.90と環境負荷も低い成分です。カチオン界面活性剤との相乗効果も報告されており、ヒドロキシプロピルトリモニウムハニーとの共存設計は処方上の巧みさとして評価できます。

⑤ パラベン4種 + 変性アルコール——安全性スコア1点の核心

防腐システムとしてメチルパラベン(EWG:4)・エチルパラベン(EWG:5)・プロピルパラベン(EWG:6)・ブチルパラベン(EWG:7)の4種が配合されています。4種すべてがGHS感作性1Bに分類され、またEDC(内分泌かく乱)疑いのある成分として報告されています。特にブチルパラベンはEU Annex IIIで配合制限があり、プロピルパラベンは旧指定成分です。さらに変性アルコール(EWG:7)は皮膚刺激・乾燥誘発リスクを持ち、高品質処方では配合を避ける傾向にある成分です。加えてフェノキシエタノールもGHS感作性1Bコンフリー葉エキスはGHS感作性1B・EU注意喚起あり(ピロリジジンアルカロイド懸念)と、安全性に関わる成分が集中しています。スタイリング剤として頭皮への接触機会が高い製品カテゴリである点を踏まえると、安全性1.0点は成分データが正直に示す数値です。

メリット・デメリット

メリット

  • 使用感5.0点:クリームタイプによるなめらかな伸びと、シクロペンタシロキサンが実現するさらっとした後肌は業界トップクラス
  • 保湿力4.1点:ハニーコンプレックス5種構成+グリセリン×BGの相乗効果で、スタイリング後の毛髪乾燥を抑制
  • UVA/UVB両方に対応:スタイリング剤に2種のUV吸収剤を配合する処方は同価格帯でも希少
  • シア脂3種(シア脂・シア脂油・シア脂グリセレス-8エステルズ)によるエモリエント強化と、ツヤ感の底上げ
  • 生分解性0.72:46成分平均で「易分解」に分類され、環境負荷は標準以上に低い

デメリット・注意点

  • 安全性1.0点(要注意):GHS感作性1B成分6種・EDC疑い5種・EWG7成分2種(変性アルコール・ブチルパラベン)が集中
  • 髪補修力1.4点(要注意):スタイリング設計であるため補修成分は二次的な位置づけで、傷んだ毛髪へのケア効果は限定的
  • スカルプケア力0.9点(要注意):頭皮への接触があるにもかかわらず、スカルプケアに特化した設計ではない
  • ポリエチレン配合:EU REACH規則のマイクロプラスチック規制対象成分であり、環境への残留懸念がある
  • t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン × 変性アルコール:高濃度アルコール共存によるUVA吸収剤の光安定性低下リスクを内包する設計上の矛盾

まとめ

一言で言うと

総合ランク

398製品中 29位

"使用感のピークと安全性の谷底が同居するワックス"

ハニーコンプレックスが実現する保湿力×使用感は本物

パラベン4種×EDC疑い5成分という安全性の課題は無視できない

使用感5.0点という数字は伊達ではなく、キャンデリラロウ×マイクロクリスタリンワックス×シア脂3種×シクロペンタシロキサンが組み合わさった設計は、なめらかな伸びとリセット感のよさを成分レベルで裏付けています。保湿力4.1点も、ハニーコンプレックス5種構成という手厚い処方が支えており、セット後に毛髪がパサつきにくい実感は成分の力によるものです。

しかし、GHS感作性1B成分6種・EDC疑い成分5種・EWG7成分2種が同一処方に配合されているという事実は、特にスタイリング剤として頭皮との接触頻度が高いカテゴリでは軽視しにくい設計上の特徴です。また、ポリエチレンのマイクロプラスチック含有はEU規制の観点でも今後注目される点です。

使用シーン別推奨度:

  • スタイリングのセット力・使用感最優先の方:使用感5.0点・保湿力4.1点は本カテゴリでもトップクラス。ヘアスタイルを一日キープしたい場面では強みを発揮します。
  • 頭皮ケアを重視する方:スカルプケア力0.9点(要注意)であり、複数のGHS感作性成分を含む処方設計は適していません。
  • エイジングケアを意識したい方:コーヒー種子エキス×チャ葉エキスによる抗酸化カバーとUV吸収剤2種は、スタイリング剤としては異色の強み。ただしUV安定性への懸念も念頭に置く必要があります。
  • 成分安全性を重視する方:安全性1.0点という数字が示す通り、パラベン4種・変性アルコール・EDC疑い成分5種の存在が選択のハードルになります。

口コミデータは現時点で蓄積がなく、実使用者の評価トレンドとの照合はできませんが、ar誌スタイリング部門1位の受賞歴は「使用感の高さ」という成分データの結論と一致した評価軸といえます。

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