解析結果

ネオカラーバター ピンク カラートリートメント MOUTON

カテゴリ:カラートリートメント

販売開始から 15年6ヵ月19日(5679日)
ネオカラーバター ピンク カラートリートメント MOUTON
Amazon
MOUTON ネオカラーバター ピンク カラートリートメント MOUTON をAmazonアマゾンで購入
楽天 取扱なし
Yahoo
MOUTON ネオカラーバター ピンク カラートリートメント MOUTON をYahoo!ショッピングで購入

総合ランク

92個中 54

総合点

2.59
2.59

1mlあたり

11.9
コスパ
2.1

カテゴリ内順位

65%以内
61位 / 92製品中
上位
ネオカラーバター ピンク カラートリートメント MOUTON 解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 1548 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性5件・内分泌撹乱性2件・経皮吸収30件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 23件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
1.2 / 5
EWG スコア
平均 2.9 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 5件
ステアリルトリモニウムクロリド・フェノキシエタノール他
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
2件検出
プロピルパラベン・メチルパラベン
生分解性
63%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
41%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 32
植物エキス 1
コスパ
2.1
安全性
3.0
素材の品質
3.0
髪補修力
1.3
育毛力
2.1
使用感の良さ
4.2
エイジングケア
2.5
ホワイトニング
3.0
保湿効果
3.3
スキンケア力
0.6
環境配慮
0.7
浸透力
3.0
即効性
4.0
持続性
4.0
ツヤ感
3.4
サラサラ感
4.8
優れた素材 1
注意素材 0

メーカー

MOUTON

ブランド

MOUTON

容量

250ml

参考価格

2980円

1ml単価

11.9円

JAN

4570044220703

ASIN

B0C9Q99VP5

発売日

2011年1月2日

ID

11553

製造国

日本

シリーズ名

ネオカラーバター

対象の髪タイプ

ブリーチケア・カラーケア向け

公式サイト

公式サイトを見る

使い方

適量を手のひらによくのばし、根元に馴染ませるようにつけ、水分を含ませながら毛先まで全体を包むようにやさしく泡立てます。カラーを浸透しやすくするため、3~5分程浸す。
広告を含みます。
広告を含みます。

ANALYZEDネオカラーバター ピンク カラートリートメント MOUTON の解説

カラートリートメントなのに、感作性成分が5つある理由

解析チームです。ネオカラーバター ピンク(MOUTON)は、ブリーチ後の色補正を目的としたカラートリートメントです。スタッツを見ると使用感が突出している一方、安全性・髪補修力には明確な課題があり、用途と期待値を整理してから手に取る必要がある製品です。

概要

総合点2.59点(平均3.0)、総合ランク51位/108製品中と、全体的には平均以下の水準に留まります。ただし、スコアの分布には大きなばらつきがあり、項目ごとの評価がかなり異なります。

スタッツ一覧|平均との差分ビジュアル

平均スコア3.0との比較(5点満点)

優秀 使用感 4.2点
標準的 保湿力 3.3点
標準的 配合成分レベル 3.0点
やや物足りない エイジングケア力 2.5点
やや物足りない コスパ 2.1点
要注意 全体的な安全性 1.2点
要注意 髪補修力 1.3点
要注意 スカルプケア力 0.6点

グラフは5点満点換算。平均スコア3.0 = 60%ライン。

最も目を引くのは使用感4.2点(平均比+40%)という数字です。テクスチャや指通りの良さは同カテゴリ内でも高水準と言えます。一方で全体的な安全性1.2点・髪補修力1.3点・スカルプケア力0.6点は、それぞれ平均を大きく下回る「要注意」レベル。これは後述する複数のGHS感作性1B成分と防腐剤構成が要因となっています。

本製品は2011年から続くカラートリートメントであり、「色補正・カラー維持」を主目的とした製品です。ブリーチ毛のピンク系トーンを維持するための染料(塩基性紫2・HC青2)を含む仕様であり、ヘアリペア製品としての評価指標をそのまま当てはめると過小評価になる可能性があります。用途を正しく理解した上でスコアを読む必要があります。

注目成分

① γ-ドコサラクトン(エルカラクトン)|熱応答型ケラチン結合成分

日本精化が開発した植物由来(ナタネ由来エルカ酸)の成分で、ドライヤーやアイロンの熱エネルギーをトリガーにケラチンのリシン残基と共有結合を形成し、ダメージホールを物理的に埋める持続型補修メカニズムを持ちます。シャンプー後も結合が維持される点が特徴です。推奨配合量は0.1〜2%で、本製品では後半配合のため高配合とは言えませんが、後述のシクロペンタシロキサンと同処方内に存在しており、効果発現パターンへの影響が期待されます。ただし、髪補修力のスコアが1.3点に留まっている点から、本成分単独では補修力の底上げに限界があると見るのが客観的です。

② 塩基性紫2・HC青2|カラートリートメントの核心

本製品の存在意義を規定する2成分です。塩基性紫2はEWGスコア5、EU化粧品規則Annex IV収載のカチオン性トリフェニルメタン系染料で、ヘア製品への使用に限定された規制管理下にあります。GHS感作性1B物質にも分類されており、皮膚感作リスクへの注意が必要です。HC青2は分子サイズが小さくキューティクル間隙から毛髪内部に浸透する半永久染料で、青〜紫系の色調付与と白髪・ブリーチ毛の黄ばみ抑制を担います。酸化染料と異なりダメージが少ない一方、アレルギー反応の報告事例も存在します。

③ ベヘントリモニウムクロリド+ステアリルトリモニウムクロリド|ダブルカチオン処方

C22鎖のベヘントリモニウムクロリドとC18鎖のステアリルトリモニウムクロリドを組み合わせたダブルカチオン処方が、使用感4.2点を支える主因と見られます。損傷毛髪の負電荷部位に選択的吸着し、疎水性保護膜と指通り改善効果を即効的に発揮します。ただしステアリルトリモニウムクロリドはEWGスコア6、GHS感作性1Bに分類されており、高濃度使用時の頭皮刺激リスクが報告されています。頭皮への直接塗布は避け、毛髪のみへの使用が前提の成分です。

④ グリセリン×BG|保湿デュオの相乗効果

成分データベース上でもグリセリン×BGの相乗効果が確認されており、本製品はこの組み合わせを実処方に採用しています。グリセリンはEWGスコア1・生分解性1.00の最安全クラスの保湿成分で、三価アルコール構造による高い吸湿性が保湿力3.3点(平均比+10%)を下支えしています。BGは溶剤・防腐補助も兼ねる多機能成分であり、双方の役割分担が処方設計の効率化に寄与していると読み取れます。

⑤ 加水分解ケラチン|毛髪と同系のタンパク質補修

主に羊毛由来のケラチンを低分子化したペプチド群で、EWGスコア3。毛髪の主成分と類似のアミノ酸組成(シスチン・ロイシン・グルタミン酸等)を持ち、損傷部位への吸着・補填により毛髪強度としなやかさの回復が期待できます。加水分解コラーゲンとの同時配合による相互補完効果も見込まれますが、過剰蓄積によるゴワつきや、羊毛アレルギーを持つ方への注意が必要です。

メリデメ

メリット
  • 使用感は同カテゴリトップクラス。ダブルカチオン処方による指通り・なめらかさは4.2点(高水準)。
  • ブリーチ毛の黄ばみ抑制に直結。HC青2の毛髪内浸透型着色で色補正効果を発揮。
  • γ-ドコサラクトン配合で熱ケア対応。ドライヤー習慣がある人には補修機序が機能する可能性がある。
  • グリセリン×BGの保湿デュオで保湿力3.3点。カラー剤の乾燥ダメージをある程度カバーできる配合設計。
デメリット
  • 安全性1.2点は要注意水準。GHS感作性1B成分が5つ(ステアリルトリモニウムクロリド・フェノキシエタノール・プロピルパラベン・メチルパラベン・塩基性紫2)含まれる。
  • スカルプケア力0.6点は最底辺。カチオン界面活性剤主体の処方は頭皮への接触を避ける前提であり、頭皮ケアを期待する用途には不向き。
  • 髪補修力1.3点も要注意水準。補修成分は配合されているが、トリートメント設計の主軸がコンディショニングと着色にある。
  • プロピルパラベン・メチルパラベンはEDC(内分泌かく乱物質)疑い成分。GHS感作性1B分類でもあり、両成分の採用は長期使用時の懸念点として客観的に指摘しておく。
注意点:成分間の拮抗リスク

イソプロパノール(EWGスコア6)はタンパク質系成分との拮抗が報告されており、同処方内の加水分解ケラチン・コラーゲンへの影響が潜在的に懸念されます。またEDTA-2Naは生分解性0.40と低く環境残留性が高い点も、環境負荷の観点から記録しておく必要があります。生分解性の平均は0.63(中程度)で、マイクロプラスチックの該当成分はなし。

まとめ

一言で言うと

カラーメンテ特化型

トリートメントではなく
「色のり維持ツール」

ブリーチ後のピンク系カラー維持なら機能する
使用中の感触は高水準(4.2点)
安全性・補修力は平均を大きく下回る
頭皮ケア・ヘアリペアが目的なら別製品を検討

「使う快感はある。でも目的は選ぶ」――これが本製品の核心です。使用感4.2点という数字が示すように、手に取ったときのテクスチャやなめらかな指通りはたしかに体感できる強みです。しかし、安全性1.2点・スカルプケア0.6点という数値は、この製品を「頭皮ケア」や「根本的なヘアリペア」に使おうとするユーザーには正直に伝えるべき実態です。

余談ですが、日本精化の研究によるとγ-ドコサラクトンは熱処理との組み合わせで毛髪引張強度を最大で約30%改善するデータが報告されています(日本化粧品技術者会誌掲載資料より)。本製品にも配合されていますが、配合位置の後半さを踏まえると、あくまで補助的な役割と見るのが現実的です。

使用シーン別推奨度:

  • ブリーチ後のピンク系カラー維持が目的の方:色補正機能(HC青2・塩基性紫2)は本製品のコアであり、この目的に限れば一定の合理性があります。
  • ダメージ補修・頭皮ケアを重視する方:補修力1.3点・スカルプケア0.6点は客観的に要注意水準。補修専用トリートメントと役割を分けることを検討してください。
  • 防腐剤・感作性成分に敏感な方:GHS感作性1B成分が5種類、EDC疑い成分2種類(プロピルパラベン・メチルパラベン)が含まれており、注意が必要です。
  • カラートリートメントをスキンケア感覚で使いたい方:テクスチャ満足度(使用感4.2点)は高く、使用体験として満足感を得やすい設計です。ただし塗布後の頭皮残留には留意してください。

口コミデータが現時点では蓄積されていないため、実際のユーザー評価との照合には今後の推移を待つ必要がありますが、使用感の高さについては成分データと同方向の評価が集まりやすいと推測されます。一方、安全性や長期使用への懸念が口コミで浮上するかどうかは注目ポイントです。

---
MOUTON ネオカラーバター ピンク カラートリートメント MOUTON をAmazonアマゾンで購入
MOUTON ネオカラーバター ピンク カラートリートメント MOUTON をYahoo!ショッピングで購入