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洗浄力や低刺激性、コンディショニング作用といったベース部分の性能はまずまず高いシャンプーです。
カラー毛独特のごわつきを適度に軽減させながら(滑らかに整えながら)洗える印象で、アッシュ系の色味を長持ちさせる狙いがあります。
酸性石鹸ベースで比較的洗浄力が高いながらも肌の刺激性はやや抑えられています。
ポリクオタニウム-47やγ-ドコサラクトン、シルクなどの添加成分などにより、一定のコンディショニング作用を髪に残すでしょう。
とはいえ、ベヘントリモニウムクロリドのようなカチオン界面活性剤は少し余計だったような気もします
手っ取り早く髪を滑らかに感じさせますが、肌のタンパク変性作用が少し心配になる処方です。
(配合量がわずかである点や、速やかに洗い流すことを前提に考えれば、即、被害が起きるというレベルではありませんが。)
欲を言えばもう少し安全性だったり、コンディショニング成分の面でも質の高さをもう少し追求できた余地はあるように見えます。
もっと言えば、少し大雑把な処方と言えなくもないシャンプーではありますが、
メインの色を入れる効果や、全体として及第点といえる内容をか考えれば、そこそこおすすめといってもいいでしょう。