薬用ユースキンS ボディーシャンプーの全成分
1グリチルリチン酸ジカリウム
細胞レベルで抗炎症作用をもたらす甘草由来の素材。また、白血球内の免疫細胞を強化する働きもあるとされています。
2ヒドロキシプロピルメチルセルロース
セルロース誘導体。増粘、乳化安定剤、フィルム形成剤などとして利用される。
3ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
コカミドDEAのこと。粘度調整など洗浄剤の補助としての役回りが多い。発がん性を懸念する声も出た成分ですが、かなりレアな他の成分との混合を高濃度で起こさない限りその心配はない。例えば、亜硝酸塩とコカミドDEAを高濃度で混ぜ合わせるなど。通常のシャンプーの中でそのようなことが起きることはないので、この成分を避けるというのは理に適わない。
41,3-ブチレングリコール
BGと表記される成分です。グリセリンよりもさらりとした感触で、エキスなどの溶剤として、抗菌作用も付与する特徴があります。
5パラベン
6濃グリセリン
肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。
7ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液
コカミドプロピルベタインのこと。両性界面活性剤で、粘度調整・洗浄力の調整、泡質の改善やコンディショニング作用の付与。
8ヤシ油脂肪酸加水分解コラーゲンカリウム液
ココイル加水分解コラーゲンKのことですね。
9N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム液
ココイルグルタミン酸ナトリウムのことです。
10ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸ナトリウム液
11ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム液
12水酸化カリウム
13アラントイン
別名で5-ウレイドヒダントイン、グリオキシジウレイドとも呼ばれる、抗炎症・抗刺激作用を有する成分。アルカリ性中では分解してしまうため、弱酸性下でしか使えません。牛の羊膜から発見された代謝中間体成分ですが、うじ虫の体液にも多く含まれ、壊死した細胞を取り除き、新しい細胞の生成を促進する作用などがある。
14モノラウリン酸ポリグリセリル
15フェノキシエタノール
防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。
16シソエキス(2)
シソの葉及び枝先から抽出されたエキス。抗炎症作用、抗アレルギー作用、抗菌作用などを来されます。
17オレンジ油
・油を分解する効果が高いオレンジ油配合。 香りも特徴ですが、脱脂力がややプラスされる点も考慮しましょう。
18クエン酸
pH調整剤。酸性寄りに調整させるために用いられる。