薬用 毛根活性シャンプーの解析結果

総合順位

925

総合得点 5点満点

2.17
成分数洗浄剤数エキス系特効ダメ
286400

薬用 毛根活性シャンプー解析チャート

薬用 毛根活性シャンプーの解説

良好な使用感の裏に

エモリエントでクリーミーな使用感が特徴のシャンプーです。

使った印象はきっと多くの方に気に入られるタイプでもあると思います。が、

実際のところ、おすすめしない理由があちこちに散りばめられています。





殺菌成分であるピロクトンオラミンはまだしも、皮膚炎の原因となりやすいヒノキチオールや、使用感の良さに騙されやすい脱脂強の洗浄剤など、



なるほどお値段が安い理由が隠されていそうな部分も見受けられます。





そして、毛根活性シャンプーと謳っている点が最も懸念があるのです。





ある意味で刺激は多様に伝わるであろう構成ですが、毛根を活性化して育毛まで実現するシャンプーかというと、



そこまでのレベルにはないと言うべきでしょう。







いたずらに刺激ばかりするものの、結果として頭皮に負担が大きく、また頭皮を守る常在菌には確実にダメージが大きいシャンプーです。





毎日使うべきではありませんし、そもそもおすすめできるクオリティを持っていません。

薬用 毛根活性シャンプーの全成分

1グリチルリチン酸ジカリウム

細胞レベルで抗炎症作用をもたらす甘草由来の素材。また、白血球内の免疫細胞を強化する働きもあるとされています。

2ピロクトンオラミン

抗真菌作用をはじめ、皮膚糸状菌、酵母、グラム陽性菌・グラム陰性菌など幅広く殺菌・防腐作用を示す。pH6-7に調整する必要があり、逆にいえばピロクトンオラミン配合の製品はこの範囲のpHであることが推察される。ジンクピリチオンなど他の抗真菌剤よりも効果が高い。その殺菌効果の高さゆえ、頭皮・皮膚の常在菌を必要以上に滅してしまうことには注意したい。環状のヒドロキサム酸誘導体であるピロクトンとエタノールアミンによる塩である。

3N-混合脂肪酸(C12-14)アシル-L-アスパラギン酸トリエタノールアミン液

アシル(C12,14)アスパラギン酸TEAとも表記される成分で、弱酸性域で豊かな泡立ちとモイストな感触、温和な洗浄性を与える界面活性剤です。

4ヤシ油脂肪酸加水分解ケラチンカリウム液

ココイル加水分解ケラチンKのこと。PPT系の洗浄剤として非常に低刺激で、かつ毛髪を補修しながら洗えるコンディショニング系洗浄剤。洗浄力自体はあまりないため、他の洗浄剤と組み合わせて用いられる。

5ラウリン酸ジエタノールアミド

6ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン

コカミドプロピルベタインのこと。両性界面活性剤で、粘度調整・洗浄力の調整、泡質の改善やコンディショニング作用の付与。

7ポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム(3E.O.)

(C12,13)パレス-3硫酸Na のこと。ラウレス硫酸ナトリウムと同等の強い洗浄力を持つ陰イオン界面活性剤で、使用感はややクリーミーながら脱脂力に注意が必要なタイプです。コンディショニング効果は低く、過度に洗浄される恐れが有るため長時間皮膚につけたままにしたり、すすぎ残しに注意すべき。

8N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液

アミノ酸型の洗浄剤の中でもとりわけエモリエントで、単体では泡立ちが非常に少ない。肌に非常にソフトで、高いコンディショニング作用があります。ベビーシャンプーやダメージヘア用シャンプーで頻出します。他の泡立ちを補助する界面活性剤との併用が必須。

9ジプロピレングリコール

ジプロピレングリコールです。PGよりも毒性が低く、肌浸透性という点でも低めな素材で、製品の安定性を高める目的や、保湿、抗菌剤として使われます。

10エタノール

殆どの場合、無水エタノールのこと。無水エタノールはエタノール99.5vol%以上含有のものをいう。

11ヤシ油

液状の油とワックスの中間の融点を持つ、ラウリン酸主体のオイルです。伸びがよく、皮膚の生理機能を阻害しない、酸化安定性の高いトリグリセリドです。

12オレイン酸フィトステリル

13ハッカ油

薄荷草から得たエキスで、メントールを含むため清涼感を付与します。また、抗菌作用、消臭作用、制汗作用、血行促進作用、虫除け効果などを与えます。

14ヒノキチオール

・ヒノキチオールは非常に高い抗菌活性を持つ成分で、配合量により肌刺激性の懸念が増す可能性を持つ殺菌剤です。

15ニンジンエキス

・ニンジン抽出液はオタネニンジンのエキスで、多くのサポニンを含み育毛・血流促進作用を付与。

16センブリエキス

リンドウ科の2年草で、細胞活性作用、抗炎症・血行促進作用を付与します。

17濃グリセリン

肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。

18グリセリン

肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。

19塩化O-(2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル)グァーガム

20塩化O-(2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル)ヒドロキシエチルセルロース

ポリクオタニウム-10のことです。セルロースのカチオン化成分で、ダメージ部に吸着して保護する効果を付与。配合量が多くなるとべたつく。ダメージ補修材としてはあまり強度が高くないので、実際にはシャンプーに少量添加し潤滑剤のような役割をもたせている。

21エデト酸二ナトリウム

キレート(金属封鎖)剤です。金属イオンと結合することで製品が変質するのを防ぎます。

22クエン酸

pH調整剤。酸性寄りに調整させるために用いられる。

23塩化ナトリウム

24フェノキシエタノール

防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。

25N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-アルギニンエチル

別名ココイルアルギニンエチルPCA 。カチオン界面活性剤で、毛髪保護効果があり、かつカチオン界面活性剤でありながら環境での分解性が優れる素材です。刺激の弱い防腐剤としても使われる。

26DL-ピロリドンカルボン酸塩

27l-メントール

アルコールの一種で、 2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノール とも呼ばれる。ハッカに含まれ、清涼感、血行促進作用を付与します。

28香料

香りづけ。

販売元による宣伝文

『ケラチンで洗う』がコンセプト、ヤシ油脂肪酸加水分解ケラチンカリウム液(洗浄成分)配合で、ボリュームアップ・ツヤ・ハリ・コシのある髪へ導く薬用シャンプー 育毛・養毛用です。有効成分のグリチルリチン酸ジカリウム・ピロクトンオラミン配合で、頭皮を清潔にし、ふけ・かゆみを防ぎます。さらに、毛根活性成分により、頭皮を柔軟にして髪の栄養吸収を助けてすこやかに保ちます。髪のダメージをケアし、頭皮環境を改善する働きがある成分等も配合。弱酸性弱酸性・無色素。さわやかなスズランと品のあるバラの香り。

薬用 毛根活性シャンプーを実際に試してみた。

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