総合点
3.03総合ランク
2938個中 530位成分数
47植物エキスの数
4コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
4注意が必要な素材
0メーカー
(株) ハウスオブローゼブランド名
メイプリーゼ容量
300ml参考価格
2420円1mlあたり
8.1円JANコード
4977673139022ASIN
B0BWX6G8FH発売日
20230226KaisekiID
9013全成分
かなり高価な洗浄剤や補助成分を添加しているシャンプーですが、ベースはややチープ、というシャンプーです。
ラーメンの例えで言えば、高級なトッピング素材のメンマ、海苔、チャーシューがあり、高級なコショウや魚粉などの良質な素材が使われている一方で、麺やスープは意外と普通、というようなイメージです。
そのトッピング目当てであれば満足度が高めでしょうし、一方でスープや麺が残念な感じだと嫌だ、という方には難しいシャンプーとなるかもしれません。
肝心の洗浄剤ですね。オレフィン(C14-16)スルホン酸Na。ココイルグルタミン酸TEA。これは残念な感じです。低コストで、洗浄力がかなり強い一方、雑にしっとりするアミノ酸系とミックスして粗い使用感となります。
一方で、添加剤的に最高級といわれるペプチド系界面活性剤ココイル加水分解ケラチンK、ココイル加水分解コラーゲンKが据えられたりしています。
ラーメンの例えに戻ると、大げさに言えば出汁の大半は安っぽい素材が使われている一方で、ほんのちょっと、ひとつまみの最高級な素材が加えられている・・という感じ。
確かに配合されてはいるものの、大半はインスタントのスープである、という状態なので、これを素直に最高級の洗浄剤が使われているシャンプーです、という風には言いづらい感じがあります。
悪くはないのですが・・。
メイプリーゼ バウンス&カラーケア シャンプーは微量ながら最高な素材がたくさん使われている、というメリットがあります。メリットなのかどうかはちょっと怪しいですが・・。
前述したココイル加水分解ケラチンKなどの洗浄剤や、ノーベル賞受賞のフラーレン。メープルシロップエキスに、γ-ドコサラクトンによる髪強化、セラキュートの弾力性、疑似セラミドやアミノ酸の保湿機能、チアシードエキス、ショウガ根、マルーラ、ゲットウエキスなどの良質なエキス類。
これらのメリットは明らかに価値あるもので、髪や頭皮にとっては有益です。
ある程度以上の配合量があればの話ですが・・。
デメリットはベースの洗浄剤。この質の低さが全体の足を引っ張っています。そして、質の良い成分がことごとく配合量が微量であるということ。無いよりはマシですが、どれほどメリットを残せるかは少し期待値を下げた方が良いかもしれません。
メイプリーゼ バウンス&カラーケア シャンプーは、ベース洗浄剤さえもう少しレベルが上がれば、かなり良い線をいくシャンプーになり得るポテンシャルがあると思います。惜しい。
添加成分のチョイスはとても良いと思うので、ベースの部分ですね。大半を占めるベース成分がやはり底上げを期待したいところです。
良いスープと麺、これがラーメンの基礎になるように、シャンプーもまずベースがしっかりとしたクオリティを示せることが土台となるでしょう。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。