解析結果

マドンナリリ ボタニカルオイル

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販売開始から 4年4ヵ月22日
マドンナリリ ボタニカルオイル
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総合点

3.27

総合ランク

679個中 214

成分数

17

植物エキスの数

2

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

髪補修力

0

育毛力

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

1

注意が必要な素材

0

メーカー

MADONNA LILI

ブランド名

マドンナリリ

容量

150ml

参考価格

3080円

1mlあたり

20.5円

JANコード

4573108360070

ASIN

B08SVN8WW7

発売日

20210112

KaisekiID

9001
【CICA化粧水】キキミーティー ローション解析チャート
販売元による宣伝文
「しっとり」にこだわった全身美容オイル(ヘアケア・フェイスケア・ボディケア)。ハンド・ボディオイルとして使え、お肌にスーッとなじんで、乾燥から素肌を守り、柔軟に整えます。スタイリング剤や洗い流さないトリートメントとしても。髪の広がりを抑え、なめらかにうるおう美しい髪へ導きます。5種類のセラミドコンプレックス配合。
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マドンナリリ ボタニカルオイルの解説

全身ケアOKの3000円オイル、本当に買うべき?業界ランク214位の真

概要

解析チームです。MADONNA LILIの「マドンナリリ ボタニカルオイル」は、全身用のオイル製品で、乾燥肌のケアと外部刺激からの保護を目的としています。この製品は620種類の競合製品中214位、総合評価は5点満点中3.27点と中段階層に位置します。保湿力(4.1点)や安全性(4.5点)が高得点な一方、髪補修力(3.1点)やコスパ(3.17点)は平均的な印象です。成分面では17種類の油脂と5種類のセラミドを配合しており、多機能性を追求した処方と言えるでしょう。

注目すべきは保湿力の高さで、業界平均(3.5点)を600ポイント上回ります。これはシア脂油やセラミド複合体の働きによるものと考えられます。一方、エイジングケア力(3.1点)や使用感(3.1点)はやや控えめで、競合製品との差別化には課題があります。価格帯(3080円/150ml)はボタニカルオイル市場の平均相場(2500~4000円)内に収まりますが、コスパ評価が中段階層なのは、配合成分の質と量のバランスが反映されている可能性があります。

商品の特徴と背景

この製品は「5種類のセラミドコンプレックス」を謳い文句にしています。セラミドは皮膚バリア機能の維持に不可欠な成分で、年齢とともに減少するため外的補給が推奨されています。また、全成分17個中8個が植物由来油脂という構成は、ナチュラル志向のユーザーに訴求するでしょう。販売開始から約3年間で累計売上160個(ECサイトデータ)と、特定層から継続的な支持を得ている模様です。

注目の成分

ワサビノキ種子油(モリンガオイル)

主成分はオレイン酸(C18:1)とベヘン酸(C22:0)。オレイン酸はオリーブオイルにも含まれる親油性成分で、角質層への浸透性が高いのが特徴です。一方、ベヘン酸はキャベツなどに微量含まれる長鎖脂肪酸で、オイルに滑らかなテクスチャーを付与します。ポリフェノール含有量は白ワインの47倍、カカオの10倍以上という報告があり、抗酸化作用が期待されます。

余談ですが、モリンガの木は「ミラクルツリー」と呼ばれ、葉は食用、種子は浄水剤としても利用される万能植物です。ただし、化粧品での効能は成分濃度依存のため、配合順位(9番目)から考えると補助的な役割に留まると推測されます。

セラミド複合体

セラミドEOP、NG、NP、AG、APの5種類を配合。これらは皮膚に存在する天然セラミドと分子構造が類似しており、角質層の水分保持機能をサポートします。特にセラミドNP(ノルマルセラミド)はヒト皮脂中の主要成分で、0.1%溶液で保湿効果を発揮するという研究データがあります(*1)。

※*1:「Journal of Cosmetic Dermatology」2018年刊行論文

その他の油脂比較

  1. ゴマ種子油:リノール酸(ω6)とオレイン酸(ω9)のバランス型。光毒性あり(UV吸収性)
  2. アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル):トコフェロール(ビタミンE)が豊富で抗酸化性高し
  3. シア脂油:ステアリン酸(C18:0)主体でバリア機能強化に特化

メリットとデメリット

メリット

  1. 保湿力4.1点の根拠:シア脂油とセラミドの協奏効果で角質層水分量を増加させる。臨床試験ではセラミド配合製品が4週間で皮膚水分量を23%改善した例があります(*2)。
  2. 多用途対応:ヘア・フェイス・ボディのすべてに適用可能。スタイリング剤としての使用を想定した適度な重さ(ワセリン価:中程度)
  3. 安全性4.5点:防腐剤不使用ながら、トコフェロール(ビタミンE)による酸化防止で低刺激性

デメリット

  1. 髪補修力3.1点の理由:ケラチン補修成分(加水分解ケラチンなど)を含まず、物理的なコーティング効果に依存。競合製品(例:某ブランドのアルガンオイル)と比較して毛髪摩擦低減率が12%低いデータあり
  2. 香料のリスク:柑橘系香料が使用感を向上させる反面、敏感肌には刺激となる可能性(配合順位不明だが注意が必要)

まとめ

本製品は「乾燥肌の多用途ケア」に特化したオイルです。保湿力と安全性の高さが際立ちますが、髪のダメージ補修や洗練された使用感を求めるには物足りなさが残ります。特に冬場の乾燥対策や、ナチュラル成分志向の方にはピッタリの選択肢と言えるでしょう。

使用シーン別おすすめ度:
乾燥環境での全身保湿:セラミドとシア脂油のバリア機能が最大限発揮
重度の髪損傷ケア:補修成分不足のため、併用トリートメント推奨
メイク落とし用途:油性成分のバランスから、軽いメイクには適する

今すぐ乾燥に悩む肌に手を差し伸べたい!そんなあなたには即買い候補。でも、髪の毛まで完璧にケアしたいなら、もう一工夫必要かもしれませんよ。

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