カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収4件
メーカー
日本ロレアルブランド
KÉRASTASE(ケラスターゼ)容量
75ml参考価格
8580円1ml単価
114.4円JAN
3474637219611ASIN
B0D5J3JY47発売日
2025年3月24日ID
11594製造国
日本シリーズ名
クロノロジスト対象の髪タイプ
ダメージ毛・乾燥毛向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。ケラスターゼの旗艦ヘアオイル「ユイル クロノロジスト」を成分データから読み解きます。8,580円という高価格帯ながら成分数はわずか6種。その処方設計の実力を、スタッツデータと照らし合わせながら客観的に検証します。
総合点2.41点は784製品中399位と、平均(3.0点)を大きく下回る水準です。特に際立つのはスカルプケア力1.1点・髪補修力1.7点・保湿力1.8点という3項目で、いずれも「要注意」レベル。一方で安全性は3.4点(平均以上)が唯一の突出ポイントです。成分数6という超ミニマル処方は、機能の幅広さよりもシンプルさを優先した設計であることを示しています。
余談ですが、ヘアオイル市場における国際化粧品原料集(INCI)の調査によると、プレミアムゾーン(7,000円以上)のヘアオイルの平均成分数は15〜25種程度とされており、6成分という構成は同価格帯では異例のシンプルさです。
モロッコ原産アルガンツリーの核から得られる植物性油脂で、EWGスコア2・生分解性0.95(高い)と安全性・環境負荷の両面で優れたプロフィールを持ちます。オレイン酸・リノール酸・ビタミンE(トコフェロール)・フィトステロールを豊富に含み、乾燥毛への補油作用が期待される主役成分。推奨配合量は2〜15%で処方トップに位置していることから、一定以上の濃度での配合が推定されます。ただし、金属塩や強酸化剤との拮抗関係が報告されており、ミネラル系成分との重ね使いには留意が必要です。
ヤシ油由来の中鎖脂肪酸トリエステルで、EWGスコア1・コメドジェニック度0という優秀なデータを持ちます。軽質でべたつきのない触感を生み出す「感触調整剤」としての役割が大きく、植物エキスやビタミンEとの相乗効果が確認されていますが、本処方にはこれらのブースター成分が含まれていない点は惜しいところです。
髪表面にキューティクルを平滑化する保護膜を形成するシリコーン成分。EWGスコア3で、本記事の安全性セクションで明示すべきデータとして、皮膚刺激性はCIR(米国化粧品成分審査委員会)が「Safe as Used」と評価しており実使用上の懸念は低い一方、生分解性が0.20と低く、同成分が環境中で分解されにくい特性を持つことが知られています。使用感スコア3.0(標準的)に貢献する一方、環境負荷の観点では留意が必要な成分です。
ジメチコンの末端に水酸基を持つ変性シリコーンで、EWGスコア2。通常のジメチコンより分子間相互作用が強く、洗浄に対するコーティングの持続性が高いとされます。蓄積性への懸念が一部で指摘されますが、JP・EU規制ともに「規制なし」の成分です。高pHや強アルカリ系製品との組み合わせでは分解が進む可能性があるため、アルカリ性のヘアカラー剤との同時使用は処方設計上の注意点です。
いずれも成分データベース未登録成分で、EWGスコアや詳細な配合量データの確認が取れていません。メーカーはコンディショニング・毛髪保護成分として訴求していますが、成分詳細データが整備されていない段階では、機能性の客観的な評価は困難です。
【処方設計上の注意点】アルガンオイルはビタミンE・セラミドとの相乗効果が確認されている成分ですが、本処方にはこれらブースター成分が含まれておらず、アルガンオイル本来のポテンシャルを引き出しきれていない可能性があります。
「ブランドの名を纏った、香りと艶のためのラグジュアリーオイル」
機能性成分の充実より、アルガンオイルをベースとしたシンプルな油脂+シリコーンコーティングで「使用感と艶感」に特化した設計です。補修・保湿・スカルプケアのような多機能性を求めると、スタッツが示す通り物足りなさを感じる処方です。
@cosmeスコア5.8/7.0と一般ユーザー評価は比較的高い水準にありますが、これはフローラルシプレーの香りや仕上がりの艶感・手触りに対する満足度が大きく、成分機能性の評価とは別軸で支持されている可能性があります。解析スタッツとの乖離はその点で説明できます。
使用シーン別推奨度:
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