解析結果

ケラスターゼ ヘアオイル ユイル クロノロジスト

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

販売開始から 15年7ヵ月1日(5692日)
ケラスターゼ ヘアオイル ユイル クロノロジスト
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総合ランク

599個中 406

総合点

2.41
2.41

1mlあたり

114.4
コスパ
2.5

カテゴリ内順位

69%以内
412位 / 598製品中
上位
ケラスターゼ ヘアオイル ユイル クロノロジスト 解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 622 Amazonランク

@cosme 5.8

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因経皮吸収4件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 4件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.4 / 5
EWG スコア
平均 2 最高 3
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
59%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
30%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 6
植物エキス 0
コスパ
2.5
安全性
4.3
素材の品質
2.5
髪補修力
1.7
育毛力
2.1
使用感の良さ
3.0
エイジングケア
2.2
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.8
スキンケア力
1.1
環境配慮
2.1
浸透力
1.4
即効性
1.3
持続性
1.4
ツヤ感
2.9
サラサラ感
3.0
優れた素材 0
注意素材 0
香り フローラルシプレ―の香り

メーカー

日本ロレアル

ブランド

KÉRASTASE(ケラスターゼ)

容量

75ml

参考価格

8580円

1ml単価

114.4円

JAN

3474637219611

ASIN

B0D5J3JY47

発売日

2025年3月24日

ID

11594

製造国

日本

シリーズ名

クロノロジスト

対象の髪タイプ

ダメージ毛・乾燥毛向け

詰め替え

あり

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

【美髪の最高峰*1。全方位ケアで、時を超えてさらなる美の高みへ】全方位美髪ケアで、自分史上最高の美髪へ。 先進的テクノロジーを組合せた「最高峰タイムカクテル」成分配合*2。厳選された香料高配合*3。*1:ケラスターゼにおいて*2:アルガニア…
広告を含みます。

ANALYZEDケラスターゼ ヘアオイル ユイル クロノロジスト の解説

アルガンオイルトップ配合なのに、保湿力が平均を下回るのはなぜか

解析チームです。ケラスターゼの旗艦ヘアオイル「ユイル クロノロジスト」を成分データから読み解きます。8,580円という高価格帯ながら成分数はわずか6種。その処方設計の実力を、スタッツデータと照らし合わせながら客観的に検証します。

概要

総合点2.41点は784製品中399位と、平均(3.0点)を大きく下回る水準です。特に際立つのはスカルプケア力1.1点・髪補修力1.7点・保湿力1.8点という3項目で、いずれも「要注意」レベル。一方で安全性は3.4点(平均以上)が唯一の突出ポイントです。成分数6という超ミニマル処方は、機能の幅広さよりもシンプルさを優先した設計であることを示しています。

STATS OVERVIEW — 平均3.0点との比較
配合成分のレベル2.5
全体的な安全性3.4
髪補修力1.7
スカルプケア力1.1
使用感3.0
エイジングケア力2.2
保湿力1.8
コスパ2.5
強み(3.0超)
標準〜やや低(2.5〜3.0)
要注意(2.4以下)

余談ですが、ヘアオイル市場における国際化粧品原料集(INCI)の調査によると、プレミアムゾーン(7,000円以上)のヘアオイルの平均成分数は15〜25種程度とされており、6成分という構成は同価格帯では異例のシンプルさです。

注目成分

アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)

モロッコ原産アルガンツリーの核から得られる植物性油脂で、EWGスコア2・生分解性0.95(高い)と安全性・環境負荷の両面で優れたプロフィールを持ちます。オレイン酸・リノール酸・ビタミンE(トコフェロール)・フィトステロールを豊富に含み、乾燥毛への補油作用が期待される主役成分。推奨配合量は2〜15%で処方トップに位置していることから、一定以上の濃度での配合が推定されます。ただし、金属塩や強酸化剤との拮抗関係が報告されており、ミネラル系成分との重ね使いには留意が必要です。

トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(MCTオイル)

ヤシ油由来の中鎖脂肪酸トリエステルで、EWGスコア1・コメドジェニック度0という優秀なデータを持ちます。軽質でべたつきのない触感を生み出す「感触調整剤」としての役割が大きく、植物エキスやビタミンEとの相乗効果が確認されていますが、本処方にはこれらのブースター成分が含まれていない点は惜しいところです。

ジメチコン

髪表面にキューティクルを平滑化する保護膜を形成するシリコーン成分。EWGスコア3で、本記事の安全性セクションで明示すべきデータとして、皮膚刺激性はCIR(米国化粧品成分審査委員会)が「Safe as Used」と評価しており実使用上の懸念は低い一方、生分解性が0.20と低く、同成分が環境中で分解されにくい特性を持つことが知られています。使用感スコア3.0(標準的)に貢献する一方、環境負荷の観点では留意が必要な成分です。

ジメチコノール

ジメチコンの末端に水酸基を持つ変性シリコーンで、EWGスコア2。通常のジメチコンより分子間相互作用が強く、洗浄に対するコーティングの持続性が高いとされます。蓄積性への懸念が一部で指摘されますが、JP・EU規制ともに「規制なし」の成分です。高pHや強アルカリ系製品との組み合わせでは分解が進む可能性があるため、アルカリ性のヘアカラー剤との同時使用は処方設計上の注意点です。

オオバナソケイ花エキス/モツヤクジュ樹脂エキス

いずれも成分データベース未登録成分で、EWGスコアや詳細な配合量データの確認が取れていません。メーカーはコンディショニング・毛髪保護成分として訴求していますが、成分詳細データが整備されていない段階では、機能性の客観的な評価は困難です。

メリット・デメリット

メリット

  • 安全性スコア3.4点(平均以上):6成分中4成分がEWGスコア1〜2圏内。低刺激処方として一定の信頼性がある
  • アルガンオイルの生分解性0.95:主役成分が高い生分解性を示し、植物由来ベースとしての環境配慮は評価できる
  • ジメチコン+ジメチコノールの二段階コーティング:異なる分子量・末端構造のシリコーンを組み合わせることで、即時性と持続性を両立する処方設計の意図が読み取れる
  • GHS感作性・アレルゲン性・EDC疑い成分いずれも「該当なし」:皮膚安全性の観点でクリーンな成分構成

デメリット

  • 髪補修力1.7点(要注意):PPT(加水分解タンパク質)・ケラチン・セラミドなど補修に直結する成分が不在
  • 保湿力1.8点(要注意):グリセリン・ヒアルロン酸・パンテノールなどヒューメクタント系成分ゼロ。アルガンオイルはエモリエント(油分補給)であり水分保持とは機序が異なる
  • ジメチコンの生分解性0.20(低い):配合シリコーン成分が環境中で分解されにくく、長期的な環境蓄積の懸念がある
  • 8,580円/75mlに対しコスパ2.47点(やや物足りない):補修・保湿機能の乏しさと価格のギャップが大きい

【処方設計上の注意点】アルガンオイルはビタミンE・セラミドとの相乗効果が確認されている成分ですが、本処方にはこれらブースター成分が含まれておらず、アルガンオイル本来のポテンシャルを引き出しきれていない可能性があります。

まとめ

一言で言うと

「ブランドの名を纏った、香りと艶のためのラグジュアリーオイル」

機能性成分の充実より、アルガンオイルをベースとしたシンプルな油脂+シリコーンコーティングで「使用感と艶感」に特化した設計です。補修・保湿・スカルプケアのような多機能性を求めると、スタッツが示す通り物足りなさを感じる処方です。

@cosmeスコア5.8/7.0と一般ユーザー評価は比較的高い水準にありますが、これはフローラルシプレーの香りや仕上がりの艶感・手触りに対する満足度が大きく、成分機能性の評価とは別軸で支持されている可能性があります。解析スタッツとの乖離はその点で説明できます。

使用シーン別推奨度:

  • ブランド香料・艶感目的のスタイリング仕上げ向け:ジメチコン系の光沢コーティングと高配合香料の組み合わせはこの用途に特化しており、使用感スコア3.0(標準的)と一致する
  • 切れ毛・ダメージ補修を求める方向け:髪補修力1.7点(要注意)。加水分解ケラチンやセラミドを含むヘアトリートメントとの併用を前提として考えるのが現実的
  • 保湿重視の乾燥毛向け:保湿力1.8点(要注意)。ヒューメクタント(水分保持成分)を含む製品との使い分けが必要
  • 環境配慮重視の方向け:アルガンオイル(生分解性0.95)は高評価だが、ジメチコン(生分解性0.20)が処方に含まれるため、フルバイオデグラダブルを求める場合は選択肢から外れる
SUMMARY — この製品の「正体」
3.4
安全性(唯一の強み)
1.7
髪補修力(要注意)
1.1
スカルプケア力(要注意)
6
成分数(超シンプル)
処方の本質:エモリエント(油膜補給)+シリコーンコーティング特化型。補修・保湿機能は処方設計の優先事項ではない。

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