総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
IARC発がん性の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性1件・アレルゲン2件・経皮吸収22件
メーカー
kikimateブランド
kikimate容量
1220ml参考価格
1375円1ml単価
1.1円JAN
4589768822926ASIN
B08GWVJFFS発売日
2020年8月28日ID
10112商品説明
解析チームです。今回はkikimate クレンジングジェルを全成分・スタッツデータから徹底分解します。「保湿しながら落とす」というコンセプトの実力を、数字で検証していきます。
スタッツデータを整理すると、このクレンジングジェルの個性が明確に浮かび上がります。全体的な安全性スコアは5.1点(平均比+2.1点)、保湿力は4.5点(平均比+1.5点)、コスパは4.2点(平均比+1.2点)と三冠に近い強さを見せます。一方で、洗浄力は2.3点(平均比−0.7点)と要注意水準。「落とす力」よりも「守りながら落とす」設計に振り切った処方であることが成分配列からも確認できます。総合ランクは249製品中158位と中位以下ですが、それは洗浄力・エイジングケア力の低評価が足を引っ張っているためで、「保湿クレンジング」というカテゴリに絞れば高水準の一本です。
スタッツ インフォグラフィック
スタッツ評価:5点満点 / 平均水準3.0点
本品の保湿力4.5点を支える核心は、グリセリン・BG・マルチトールの三角配置です。成分間の相互作用データによると、グリセリン×BG、マルチトール×BGはいずれも相乗効果が確認されている組み合わせ。グリセリン(EWG:1 / 推奨配合量3〜10%)は三価アルコール構造による吸湿・保水機能を持ち、BGがその浸透を補助。マルチトールは大気湿度に依存しない「独立型保湿」を担い、湿度の低い環境でも保水性が落ちにくい点が特徴です。CIRはいずれも"Safe as Used"、EWGスコアも最安全圏のため、安全性スコア5.1点の主要因のひとつとなっています。処方設計として、洗い流し後も三者の残留効果が連鎖するよう意図されているとみられます。
180種以上の成分を含む天然多機能保湿剤として、クレンジング中の皮膚への過剰な水分損失を抑制する役割を担います。糖類の主体であるフルクトース・グルコースによる保湿作用に加え、含有アミノ酸・ビタミン・有機酸が肌のコンディショニングを補佐。医薬部外品承認成分でもあり、JP規制は問題なし。余談ですが、2017年のJournal of Cosmetic Dermatologyに掲載された研究によると、ハチミツ由来の糖類は角層の天然保湿因子(NMF)成分と類似した水分保持挙動を示すとされています。泡質の改善効果も持つため、洗浄剤品質スコア3.3点の下支えにも機能しています。
日本酒醸造技術に由来する発酵エキスで、NMF構成アミノ酸・ペプチド・有機酸を豊富に含みます。推奨配合量は2〜10%と幅広く、保湿・抗酸化・肌バリア強化を複合的に担う成分です。成分間の相互作用として、グリセリン・ヒアルロン酸・ビタミンC誘導体・アルブチンとの相乗効果が報告されていますが、本品にはヒアルロン酸やビタミンC誘導体が非配合のため、単独での保湿寄与にとどまります。高アルカリ成分・高濃度アルコールとの拮抗に注意が必要な成分ですが、本品のpH調整はカルボマーと水酸化Naで適正域に制御されているとみられます。
ビタミンC・クエン酸・ヘスペリジンによる美白補助・抗酸化作用を持つ一方、EWGスコアは4で本品最上位リスク成分のひとつです。最大の懸念点はフロクマリン類(ベルガプテン等)の含有可能性:これらは光毒性を持ち、日光暴露により皮膚炎・色素沈着リスクを高めることが知られています。CIRの評価も"Safe with Qualifications(条件付き安全)"にとどまります。ホワイトニング・トーンアップスコアが2.5点と低い原因のひとつは、この光毒性リスクを打ち消す濃度では配合できないという処方上の制約とも解釈できます。クレンジング後のUVケアは特に意識してください。
インド・パキスタン原産の天然サポニン系洗浄成分(EWG:1)。アニオン界面活性剤・植物性洗浄成分との相乗効果が確認されています。メーカーが前面に押し出す成分ですが、成分配列上は中位以降の配合で、主洗浄剤はヤシ油脂肪酸PEG-7グルセリルと考えられます。洗浄力スコアが2.3点と要注意水準にある背景には、「天然由来の穏やか洗浄」を優先した設計上の選択が反映されており、ウォータープルーフマスカラや高密着ファンデーションの除去には力不足の可能性があります。
「洗浄はそこそこ、保湿は本気」のオール天然派クレンジング。
洗浄力よりも肌を守ることに振り切った処方が、保湿力4.5点・安全性5.1点という数値に表れています。「落とす」機能を求めると物足りなさが出ますが、「落とした後も潤う」を最優先にするなら高水準の選択肢です。
このクレンジングが刺さる人 vs そうでない人
向いている人
向いていない人
使用シーン別推奨度:
口コミでは「洗い上がりがしっとりしている」「つっぱらない」という使用感への評価が多く、使用感スコア3.4点・保湿力4.5点と数値が一致しています。一方、洗浄力への不満はあまり口コミに上がっていませんが、これはライトメイクユーザーが中心であることを示唆しており、高密着メイクへの対応力については過信しないことが重要です。