加美乃素 薬用シャンプーB&Pの解析結果 | シャンプー解析ドットコム 

加美乃素 薬用シャンプーB&Pの解析結果

総合点0.42
2518個中2418位
品質-0.9 %
成分数20
1mlあたり3.8円 %
安全性0.6 %
エキス類2
  • 加美乃素 薬用シャンプーB&Pの詳細情報
  • [JANコード] 4987046870025
  • [ランキング] 2418位 2518個中/
  • [ポイント(5点中)] 0.42点
  • [ジャンル] S
  • [容量] 300ml
  • [参考価格] 1145円
  • [1mlあたり] 約 3.82円
  • [商品ID] 7899
  • [成分数]20
  • [洗浄剤数]4
  • [エキス類]2
  • [特に優れた成分]0
  • [要注意成分]2

販売元による宣伝文

「加美乃素 薬用シャンプー B&P」は、頭皮ケアしながら洗い上げる薬用シャンプーです。フケ、カユミを防ぎ、頭皮を健やかに保ちます。頭皮・毛髪の皮脂や汚れを取り除き、汗の臭いを防いで、すっきり清潔に洗い上げます。また、保湿成分配合で、頭皮を柔軟に整えます。
本品は、頭皮の毛穴をすっきりさせて、育毛剤の浸透を助けるので、育毛剤をお使いの方にとくにおすすめです。300ml入り。医薬部外品です。

加美乃素 薬用シャンプーB&P解析チャート

加美乃素 薬用シャンプーB&Pの解説

育毛シャンプーの典型的な悪い例。

頭皮をケアし、健やかに保つ。そんな紹介がされているこちらの薬用シャンプー。

しかし、実態は最悪の部類に入るレベルの駄作といえます。

加美乃素、のはずが・・。

頭皮ケア、育毛の分野を主戦場とする加美乃素本舗製のシャンプーですが、なんとベースはラウリル硫酸Na。そしてラウレス硫酸Naのコンビ。これが意味するところは、機械洗浄のレベルで強烈に洗うということです。ヒトの肌や頭皮を洗うのに、食器洗剤を超えるようなレベルの洗浄力が本当に必要でしょうか?

一応、加美乃素本舗の言い分としては育毛剤の浸透を助ける・頭皮の毛穴をすっきりさせるという頭皮向けシャンプーにありがちな紹介がされています。ただこれ、いかにも古典的でひと世代前の考え方。育毛剤は皮脂や汚れを一掃させると浸透する、というものではなくて、本当に浸透させるなら皮脂バリアになじんで運ばれていくもの。育毛剤の成分がどうのこうのと言う前に、これほどの圧力で洗浄を繰り返していたら逆にハゲると考えるのが普通でしょう。

特に、ラウリル硫酸ナトリウムは洗浄剤としては浸透力が強すぎる、という特徴があり、かつて皮膚疾患を大量に発生させたとして使われなくなっていった素材です。これを未だに育毛用として使うのは、日本のメーカーとしては絶滅危惧種に認定されるレベル。

そしてさらに、ピロクトンオラミンという殺菌力が非常に広範で強い成分がありますね。こちらも頭皮の常在菌に悪い影響を与えかねませんので、頭皮のバランスを崩す原因になるのではと懸念が持たれます。

サリチル酸、メントールも、この洗浄のあとでは刺激に感じる可能性が高まりますし、ラノリンも動物アレルギーの懸念がありますから、いずれにせよ脱脂力全開で頭皮を丸裸にするのは得策といえないでしょう。

まとめ

ということで、育毛をしたいのであればこういうのはダメ、という反面教師として眺めるぶんには価値がありそうなシャンプーでした。

根こそぎ洗浄系のシャンプーで育毛を実現したヒトを見たことありますか?



利益よりダメージが大きいでしょう。

    
アルコールの一種で、 2-イソプロピル-5-メチルシクロヘキサノール とも呼ばれる。ハッカに含まれ、清涼感、血行促進作用を付与します。
メントール
抗真菌作用をはじめ、皮膚糸状菌、酵母、グラム陽性菌・グラム陰性菌など幅広く殺菌・防腐作用を示す。pH6-7に調整する必要があり、逆にいえばピロクトンオラミン配合の製品はこの範囲のpHであることが推察される。ジンクピリチオンなど他の抗真菌剤よりも効果が高い。その殺菌効果の高さゆえ、頭皮・皮膚の常在菌を必要以上に滅してしまうことには注意したい。環状のヒドロキサム酸誘導体であるピロクトンとエタノールアミンによる塩である。
ピロクトンオラミン
主にラウレス硫酸ナトリウムのこと。強い洗浄力と泡立ちが特徴で、安価なため多くのシャンプーに使われています。ラウリル硫酸ナトリウムと比較すると分子量が大きいため皮膚に浸透しにくい。その特徴から、皮膚刺激性は低いが肌バリアを強く洗浄するため、他の要素による皮膚刺激を誘発することも考えられる。コンディショニング効果はないに等しい。脱脂力が強すぎるため皮膚の弱い方にはおすすめできない。
ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩
分子量が小さく、浸透性が強い強洗浄剤です。金属表面処理剤、ダメージ毛の状態を再現するのにも使われる、いわば食器洗剤のように油分を徹底して脱脂するための洗浄剤です。そのため、肌や髪に必要な保湿因子や皮脂バリアを文字通り根こそぎ奪ってしまいます。
ラウリル硫酸塩