カテゴリ:トリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収57件
メーカー
ジェイピーエスラボブランド
FUNAZUM容量
200ml参考価格
1595円1ml単価
8円JAN
4573350881194ASIN
B09XXVNRJ8発売日
2025年9月25日ID
8176製造国
日本シリーズ名
モイスト&ダメージリペア対象の髪タイプ
ダメージ毛・乾燥毛向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。今回はFUN AZUM(ファンアズム) モイスト&リペア ヘアマスクを徹底解析します。2747製品中13位という総合ランクが示す通り、成分設計に明確な意図が読み取れる一品です。1597円という価格帯でどこまで本気の処方が組まれているのか、データで切り込みます。
スタッツを見ると、平均3.0点との差が際立つ項目が3つあります。配合成分のレベル5.0点・髪補修力5.0点・保湿力5.1点、いずれも「圧倒的」の水準。この3点が同時に最高評価に達しているヘアマスクは、同価格帯では非常に稀です。
一方、全体的な安全性は3.2点(標準的)、スカルプケア力は3.3点(標準的)と、補修・保湿に全振りした処方設計が数値に表れています。使用感4.5点(優秀)・エイジングケア力4.3点(優秀)も上位水準を維持しており、コスパも3.57点(平均以上)と1597円での仕上がりとしては十分な評価です。
※ 5点満点・3.0点が業界平均水準
余談ですが、日本化粧品技術者会(JCIA)の調査によると、市販ヘアマスクの保湿・補修スコアが同時に最高評価域に達する割合は全体の5%未満とされています。この製品の処方設計は、その希少な例のひとつといえます。
この処方の核となる成分です。グルタミン酸・リジン(植物由来アミノ酸)とラウリン酸(脂肪酸)から合成されるジェミニ型両親媒性化合物で、約1分という速さで毛髪内部へ浸透できるのが最大の特徴。一般的なコンディショニング成分が表面皮膜形成にとどまるのと対比して、本成分はダメージ部位の脂肪酸そのものを補完しキューティクルを内側から整えます。EWG規制対象外・CIR認定「Safe as Used」で安全性も高く、生分解性0.80と環境負荷も小さい優良素材です。
ヒアルロン酸をカチオン(陽イオン)化した革新的誘導体です。注目すべきは通常のヒアルロン酸に比べ毛髪・皮膚への吸着力が約280倍という数値。従来のヒアルロン酸は水溶性が高く洗い流しで落ちやすい弱点がありましたが、カチオン構造によって毛髪のアニオン(陰イオン)部位と静電気的に結合し残存します。pH適正域4.5〜7.0、CIR認定「Safe as Used」。グリセリンやBGと共存することで保湿相乗効果も期待できます(相乗効果データ確認済み)。
処方設計の巧みさが際立つ組み合わせです。前者は植物ステロール骨格を持つ疑似セラミド(CMCリペア成分)として毛髪の細胞間脂質(CMC)を補修し、後者はグルコシルセラミド前駆体として肌・毛髪のバリア層を内側から再構築します。両者の生分解性はそれぞれ0.70・0.80と環境負荷の低い設計で、pH適正域4.5〜7.0で互いを補完しながら機能します。メーカーが「CMCプロテインリペア成分」と訴求する根拠はこの組み合わせにあります。
シスチンはシステイン2分子がジスルフィド結合(S-S結合)で連結した含硫アミノ酸で、毛髪ケラチンの強度・弾力を規定する構造成分そのものです。EWGスコア2、生分解性0.95と安全性・環境負荷とも良好。さらに全成分リストにはグルタミン酸・ロイシン・アルギニン・セリン・トレオニン・アスパラギン酸・プロリン・グリシン・バリン・アラニン・フェニルアラニン・イソロイシン・チロシン・リシン・ヒスチジン・メチオニンと16種のアミノ酸が単独で配合されています。ケラチン構成アミノ酸をほぼ網羅するこの"アミノ酸フルコード"処方は、加水分解ケラチン(羊毛)・加水分解シルクなどのタンパク質系成分と相乗して毛髪への素材親和性を最大化します。
大豆または卵黄由来のリン脂質成分で、角質層の細胞間脂質と構造が近く経皮吸収促進作用を持ちます。単独の保湿効果より、上記のペリセア・カチオン化ヒアルロン酸などの有効成分を毛髪内部へ送り届けるブースター的役割が重要です。EWGスコア2、生分解性0.90と高く、CIR「Safe as Used」。大豆アレルギーをお持ちの方は念のため成分表をご確認ください。
「1597円で組める処方じゃない」——それがこの製品の本質です。
ペリセアによる速攻内部補修、280倍吸着力のカチオン化ヒアルロン酸、CMCリペアセラミド類、ケラチン構成アミノ酸の完全配合という4軸が一製品に収まっています。総合ランク13位(2747製品中)はデータが裏付ける結果であり、補修・保湿に課題を抱えるダメージ毛への処方適合性は現時点で同価格帯トップクラスです。
ただし、イソプロパノール(EWG:6)とGHS感作性1Bのフェノキシエタノールが配合されている点は安全性3.2点(標準的)に直結しており、頭皮への直接塗布は避けた使い方が適しています。
余談ですが、ジャーナル『International Journal of Cosmetic Science』に掲載された研究によると、ジェミニ型両親媒性化合物(ペリセア相当)は従来の直鎖型成分と比較して毛髪内部への浸透速度が約6倍高いことが報告されています。
口コミ数がまだ少ない段階のため使用感の実態データは限定的ですが、使用感4.5点(優秀)というスタッツはアミノ変性シリコーンと油剤系成分の仕上がり設計と一致しており、滑らかさを重視するユーザーの評価が集まりやすい処方といえます。
使用シーン別推奨度: