商品名にあるようなセラミドたっぷりという印象は読み取れなかったのですが、それなりに保湿効果は得られそうな一品です。

ベーシックな化粧水

内容的にはベタつかないタイプの化粧水としてのオーソドックスな手法で、そこにセラミド２が含まれている、というような感じです。

セラミド２はN-アシル化フィトスフィンゴシン。髪のコンディショニング剤としての配合の方がよく目するかもしれません。スムースな手触りを付与しています。

ベースの素材といい、添加成分の植物エキスといい、可もなく不可もないベーシックなチョイスという印象です。

肌への刺激性はほとんど心配なく、かといってディープに聞かせる美容効果があるほどでもない、、悪く言えば中途半端ですが一応安心して使えるというメリットはありそうです。

スクワラン、マカデミアナッツ油といった元々の皮脂の組成に似た素材が使われている点を見ても、使用感的にナチュラルな感触を目指しているのがわかりますね。

違和感ないタッチに仕上がる、という点で多少アドバンテージがあるという感じで、ジメチコンの配合もさらっとした仕上がりに拍車をかけています。

比較的高額な値段に見合った効果は

ざっと4000円近い価格の化粧水クリームということですが、素材のクオリティで言えばやや割高と言わざるを得ない印象です。

セラミドが特に目立って配合が多いわけでもなく、セラミド的な効果が値段に見合うほどのレベルで提供されているという感じもありません。

マイルドだったりナチュラルな感触だったり、という点はありますが、それとてこの価格を説明するに十分な要素とは言えません。

それらの理由から、少しお勧めするには物足りない内容であるとお伝えすることにします。