カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収22件
商品説明
解析チームです。フィヨーレ「ネオプロセス DF1」は、サロン専売のマルチステップトリートメントシステムの第1剤。アミノ酸群を軸にした保湿処方と、リゾレシチン・水添レシチンによるリン脂質系デリバリー設計が特徴で、2012年発売のロングセラーです。
総合点2.64は平均3.0を下回る水準です。項目別では保湿力3.7と安全性3.8が「平均以上」で踏ん張っている一方、エイジングケア力2.0・髪補修力2.3・スカルプケア力2.4はいずれも「要注意」域。配合成分レベルも2.2と低く、処方の構成が保湿偏重になっていることがデータから読み取れます。
ただし、この製品はあくまでシステムトリートメントのSTEP1(第1剤)であることを踏まえる必要があります。単体での完結性より、後工程との連携で真価を発揮する設計思想です。メーカー説明にある「塗布&ブローを繰り返すドライ方式」は、加熱工程との組み合わせで浸透深度を高める意図があります。単品評価では補修力が低く映りますが、STEP2以降の成分との相互作用を前提とした処方と解釈できます。
通常のレシチンを酵素分解することで分子量を約半分に抑えた、生体膜と同じリン脂質骨格を持つ天然界面活性剤です。低分子化による経皮浸透性の向上が最大の特徴で、リポソーム様の構造を形成しながら角質層を通過します。石油系界面活性剤ゼロで乳化・可溶化を担える点で、処方の安全寄りの設計に貢献しています。推奨配合量は0.5〜3%。
大豆または卵黄由来のレシチンに水素を添加して酸化安定性を高めた両性界面活性剤です。リポソーム形成能を持ち、配合された有効成分を皮膚深部へ届けるデリバリーキャリアとして機能します。リゾレシチンとの組み合わせで、浅層と深層の両レイヤーをカバーするリン脂質デリバリーシステムが形成されているのが本処方の設計上の工夫です。コメドジェニック度は2で、脂性肌・毛穴詰まりが気になる方はモニタリングを。大豆・卵アレルギーがある場合は成分確認が必要です。
植物ステロール(フィトステロール)とアミノ酸系エステルを組み合わせた、セラミド類似構造を持つ多機能成分。毛髪内部のCMC(細胞間充填物質)を補修しながら、頭皮のバリア機能強化も担います。強アルカリ・強酸化剤との配合には注意が必要な成分ですが、本処方の弱酸性設計(乳酸・アルギニンによるpH調整)とは整合しています。
米糠由来の複合脂質で、成分の約95%がセラミドで構成されています。20種以上のスフィンゴ糖脂質を内包し、皮膚角層の細胞間脂質と同構造を持つため、バリア機能の補強に直接作用します。医薬部外品原料規格収載成分で配合上限2.0%。チロシナーゼ阻害によるメラニン生成抑制効果も報告されており(Pharmacognosy Reviews, 2011年掲載研究より)、スカルプケアにとどまらない多面的な働きが期待されます。
グルタミン酸(ケラチン構成比13.8%)・セリン(同約7%)・グリシン(コラーゲンの約33%を構成)・アスパラギン酸・アラニン・プロリン・トレオニン・リシン・PCA-Na・ベタインと、天然保湿因子(NMF)の構成成分10種を網羅的に配合しています。単一アミノ酸では限界がある角質層の水分保持能力を、複数成分の組み合わせでカバーする設計です。EWGスコアはほぼ全成分が1(最安全域)で、保湿力3.7の下支えとなっています。
余談ですが、花王の研究によると、複数のアミノ酸を同時配合した場合、単独配合時より角質層への水分供給効率が有意に向上することが示されています。本処方のアミノ酸群の多さはこの知見と方向性が一致しています。
「リン脂質キャリアで届ける、アミノ酸保湿の下地処方」
本処方の核心は、NMFアミノ酸10種の網羅的配合と、リゾレシチン+水添レシチンによる生体膜類似のデリバリーシステムの組み合わせにあります。保湿成分を「塗る」だけでなく「届ける」仕組みが設計されており、乾燥・パサつきの根本対策としての素地を作る役割を担います。ただし、あくまでシステムの第1剤であり、この製品単体で補修やエイジングケアを期待するのは処方設計の意図から外れます。
使用シーン別推奨度:
口コミは1件(4点)と母数が少なくトレンド把握は困難ですが、「ツヤ・しなやかさ」を評価する傾向は、保湿力3.7・リン脂質系コンディショニングの処方設計と整合しています。一方で補修感については言及がなく、解析スコアの低さと一致した評価が予測されます。
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