解析結果

フィヨーレ NP3.1 ネオプロセス DF1 130ml FIOLE ネオプロセス

カテゴリ:洗い流さないトリートメント

販売開始から 14年3ヵ月24日(5229日)
フィヨーレ NP3.1 ネオプロセス DF1 130ml FIOLE ネオプロセス
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総合ランク

680個中 163

総合点

3.26
3.26

1mlあたり

11.6
コスパ
3.1

口コミの評価

2
口コミ数 1件
2.0

カテゴリ内順位

24%以内
165位 / 684製品中
上位
フィヨーレ NP3.1 ネオプロセス DF1 130ml FIOLE ネオプロセス解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

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SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収22件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 19件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.9 / 5
EWG スコア
平均 1.5 最高 3
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
92%
易分解性
経皮吸収リスク
28%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 22
植物エキス 0
コスパ
3.1
安全性
4.5
素材の品質
3.4
髪補修力
2.9
育毛力
2.0
使用感の良さ
2.8
エイジングケア
2.8
ホワイトニング
3.0
保湿効果
3.8
スキンケア力
1.9
環境配慮
3.8
浸透力
3.7
即効性
3.0
持続性
2.6
ツヤ感
2.4
サラサラ感
3.2
優れた素材 0
注意素材 0
サブカテゴリ 総合
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商品説明

フィヨーレ np3.1 ネオプロセス DF1 (ヘアトリートメント) 130mL|美容室専売品のナカノザダイレクト本店 画像拡大 商品説明 レビュー 【STEP1】ツヤとしなやかな質感を与えるトリートメントシステム np3.1 ネオプロセス…
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ANALYZEDフィヨーレ NP3.1 ネオプロセス DF1 130ml FIOLE ネオプロセスの解説

リゾレシチンと水添レシチンを重ねた処方、その意図は何か

解析チームです。フィヨーレ「ネオプロセス DF1」は、サロン専売のマルチステップトリートメントシステムの第1剤。アミノ酸群を軸にした保湿処方と、リゾレシチン・水添レシチンによるリン脂質系デリバリー設計が特徴で、2012年発売のロングセラーです。

概要

総合点2.64は平均3.0を下回る水準です。項目別では保湿力3.7と安全性3.8が「平均以上」で踏ん張っている一方、エイジングケア力2.0・髪補修力2.3・スカルプケア力2.4はいずれも「要注意」域。配合成分レベルも2.2と低く、処方の構成が保湿偏重になっていることがデータから読み取れます。

ただし、この製品はあくまでシステムトリートメントのSTEP1(第1剤)であることを踏まえる必要があります。単体での完結性より、後工程との連携で真価を発揮する設計思想です。メーカー説明にある「塗布&ブローを繰り返すドライ方式」は、加熱工程との組み合わせで浸透深度を高める意図があります。単品評価では補修力が低く映りますが、STEP2以降の成分との相互作用を前提とした処方と解釈できます。

処方の設計図:成分22個の役割分布

保湿・NMF系
12成分
PCA-Na / ヒアルロン酸Na / アミノ酸群(グリシン・グルタミン酸・セリン等)/ ベタイン / ソルビトール
バリア・補修系
4成分
コメヌカスフィンゴ糖脂質 / ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) / リゾレシチン / 水添レシチン
防腐・安定系
3成分
1,2-ヘキサンジオール / フェノキシエタノール / エタノール
溶媒・pH調整
3成分
水 / アルギニン / 乳酸

注目成分

リゾレシチン(EWG:2)

通常のレシチンを酵素分解することで分子量を約半分に抑えた、生体膜と同じリン脂質骨格を持つ天然界面活性剤です。低分子化による経皮浸透性の向上が最大の特徴で、リポソーム様の構造を形成しながら角質層を通過します。石油系界面活性剤ゼロで乳化・可溶化を担える点で、処方の安全寄りの設計に貢献しています。推奨配合量は0.5〜3%。

水添レシチン(EWG:2)

大豆または卵黄由来のレシチンに水素を添加して酸化安定性を高めた両性界面活性剤です。リポソーム形成能を持ち、配合された有効成分を皮膚深部へ届けるデリバリーキャリアとして機能します。リゾレシチンとの組み合わせで、浅層と深層の両レイヤーをカバーするリン脂質デリバリーシステムが形成されているのが本処方の設計上の工夫です。コメドジェニック度は2で、脂性肌・毛穴詰まりが気になる方はモニタリングを。大豆・卵アレルギーがある場合は成分確認が必要です。

ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)

植物ステロール(フィトステロール)とアミノ酸系エステルを組み合わせた、セラミド類似構造を持つ多機能成分。毛髪内部のCMC(細胞間充填物質)を補修しながら、頭皮のバリア機能強化も担います。強アルカリ・強酸化剤との配合には注意が必要な成分ですが、本処方の弱酸性設計(乳酸・アルギニンによるpH調整)とは整合しています。

コメヌカスフィンゴ糖脂質

米糠由来の複合脂質で、成分の約95%がセラミドで構成されています。20種以上のスフィンゴ糖脂質を内包し、皮膚角層の細胞間脂質と同構造を持つため、バリア機能の補強に直接作用します。医薬部外品原料規格収載成分で配合上限2.0%。チロシナーゼ阻害によるメラニン生成抑制効果も報告されており(Pharmacognosy Reviews, 2011年掲載研究より)、スカルプケアにとどまらない多面的な働きが期待されます。

アミノ酸群(NMF複合処方)

グルタミン酸(ケラチン構成比13.8%)・セリン(同約7%)・グリシン(コラーゲンの約33%を構成)・アスパラギン酸・アラニン・プロリン・トレオニン・リシン・PCA-Na・ベタインと、天然保湿因子(NMF)の構成成分10種を網羅的に配合しています。単一アミノ酸では限界がある角質層の水分保持能力を、複数成分の組み合わせでカバーする設計です。EWGスコアはほぼ全成分が1(最安全域)で、保湿力3.7の下支えとなっています。

余談ですが、花王の研究によると、複数のアミノ酸を同時配合した場合、単独配合時より角質層への水分供給効率が有意に向上することが示されています。本処方のアミノ酸群の多さはこの知見と方向性が一致しています。

EWGスコア分布(登録20成分)

低リスク(1〜2):18成分
中:2
中リスク(3〜6):1,2-ヘキサンジオール(EWG:3)/ エタノール(EWG:3)
注意フラグ:フェノキシエタノールはGHS感作性1B物質に分類(EWGスコアデータ未登録)。1,2-ヘキサンジオールとの防腐補助の組み合わせで配合量は抑制可能な設計。

メリデメ

メリット

  • EWG 1〜2の成分が登録成分の90%:安全性スコア3.8は処方全体の低刺激設計が数値に直結している
  • 生分解性平均0.92(易分解):成分の大半が自然環境で速やかに分解される。環境負荷の低い処方として評価できる
  • NMF構成アミノ酸を10種同時配合:角質層の水分保持を多角的にカバーし、保湿力3.7の根拠になっている
  • リン脂質系デリバリー二重設計:リゾレシチン(表層浸透)+水添レシチン(深部輸送)の組み合わせで有効成分の届き方を最適化
  • 経皮吸収リスク平均0.28(低):成分が不要な形で体内に取り込まれるリスクが低い設計

デメリット・注意点

  • 髪補修力2.3・エイジングケア力2.0は要注意域:ケラチン補修成分・ペプチド・タンパク系の高分子成分が処方に見当たらず、単体での補修力には限界がある
  • STEP1単体では完結しない処方:システムトリートメントの第1剤であり、STEP2以降なしでは本来の効果を発揮しにくい
  • フェノキシエタノールはGHS感作性1B:通常使用では問題ないが、頭皮が荒れた状態での使用には注意が必要
  • 水添レシチンのコメドジェニック度:2:毛穴詰まりが気になる脂性頭皮の方はモニタリングを推奨
  • コスパ2.67(やや物足りない):130mlで1514円は、成分レベル2.2を考えると価格対効果として割高感がある

まとめ

一言で言うと

「リン脂質キャリアで届ける、アミノ酸保湿の下地処方」

本処方の核心は、NMFアミノ酸10種の網羅的配合と、リゾレシチン+水添レシチンによる生体膜類似のデリバリーシステムの組み合わせにあります。保湿成分を「塗る」だけでなく「届ける」仕組みが設計されており、乾燥・パサつきの根本対策としての素地を作る役割を担います。ただし、あくまでシステムの第1剤であり、この製品単体で補修やエイジングケアを期待するのは処方設計の意図から外れます。

使用シーン別推奨度:

  • ネオプロセスシステム(STEP1〜複数剤)をサロンで通しで使う方:処方の意図通りの使い方。デリバリー設計が生きる
  • 単体でのホームトリートメントを探している方:補修力・エイジングケア力が低く、他の選択肢を検討するほうが得策
  • 成分の安全性・低刺激性を重視する方:安全性3.8・EWG低スコア率90%は確かな強みで、頭皮が敏感な方の前処理として使う意義はある
  • 環境への配慮を重視する方:生分解性平均0.92はこの価格帯では優秀な数値で、選ぶ根拠になりうる

口コミは1件(4点)と母数が少なくトレンド把握は困難ですが、「ツヤ・しなやかさ」を評価する傾向は、保湿力3.7・リン脂質系コンディショニングの処方設計と整合しています。一方で補修感については言及がなく、解析スコアの低さと一致した評価が予測されます。

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