解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
インターコスメブランド名
Canael Style容量
490ml参考価格
1540円1mlあたり
3.1円JANコード
4529934001557KaisekiID
8267全成分
素材が良く、コスパがいい。カナエルスタイルのヘアマスクです。
トリートメントの方と似た処方になりますが、違いはいくつか見受けられます。
まず、アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCl配合。そして、カチオン界面活性剤の数が多いですね。
これが意味するところとは・・。
アルキル(C12,14)オキシヒドロキシプロピルアルギニンHCl。アミノ酸系両性界面活性剤という成分であり、シリコーン並にすべりが良くなる成分として知られます。
さらに、数多くの4級カチオン界面活性剤の配合があることからも、潤滑性重視の処方ということは明白でしょう。
カナエルスタイル共通のヒートハイブリッド処方、γードコサラクトンなどの配合もあり、ある程度補修効果とツヤ、さらさら感の改善効果が高いヘアマスクといえるでしょう。
ヘアマスクと言うわりに、コーティング性能はそれほど高くありません。一時的に潤滑性を向上させることは得意ですが、次に洗浄するまで強固に維持し続けるには、ドライヤーなどによる熱の供給が欠かせないと見られます。
熱を与えることで、シートハイブリッド処方と言われる2つの成分がコーティングと補修効果を連結させる役割を担います。
使用感がとてもバランスよく効果的なヘアマスクです。
同じブランドのトリートメントよりもぐっと潤滑性を増し、よりダメージが大きい方はこちらを選ぶと満足度が上がりそうです。
ただ、補修性能が十分に高いかと言うとそうでもなく、あくまでも表面上の滑り感を改善する製品とみたほうがよいでしょう。
もっとダメージホールを埋めて補修したい、という場合は他を当たるべきであると考えます。
中程度ぐらいまでのダメージで、滑りやツヤ重視の仕上がりを求める方にはちょうどよい内容でしょう。
1つ残念なのは、数多くのスカルプケア成分が配合されている点。これは、残念ながらカチオン界面活性剤のデメリットのほうがはるかに大きいため、頭皮に有益な効果を与えることはできそうにありません。
それでも、髪だけだとしてもある程度満足度の高い仕上がりを見せてくれるものと感じます。
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