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一見すると植物エキスが主役となっているように見えますが、実際には陽イオン界面活性剤を始め、比較的肌に負担のある成分を複数据えています。
イソプロパノールのような殺菌剤や、紫外線吸収剤のメトキシケイヒ酸エチルヘキシル、ちょっと古い乳化剤であるポリソルベート80をはじめとして、見るからに安っぽい素材で構成されています。
植物エキスが多く配合されているように見えますが、実際には種類が多いだけで一つひとつの成分の良さを発揮しているとまでは言えないでしょう。
陽イオン界面活性剤の存在で速やかに潤滑性を感じさせる効果はありますが、タンパク変性作用などのデメリットを強く懸念させる方法でもあるのです。
このため、限られたメリットを享受するために使うには、少々デメリットは大きすぎる印象が拭えません。
しかも、ボタニカルというネーミングからして実際の中身と少し印象が合っていないような気もします。
比較的値段が安いのは、それなりに理由のある内容だからという見方ができるでしょう。
ヘアケアを目的とするならもう少し改良された製品を選ぶべきかもしれません。