カテゴリ:洗い流さないトリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因経皮吸収8件
メーカー
Olaplexブランド
Olaplex容量
30ml参考価格
3687円1ml単価
122.9円JAN
0850018802888ASIN
B07VR1NDSQ発売日
2025年11月11日ID
11641シリーズ名
No.7 ボンディングオイル対象の髪タイプ
ダメージ毛向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。Olaplex No.7は、サロン発ブランドとして世界的に注目を集めるボンディングオイル。@cosmeアワードでも評価を受けていますが、成分スタッツで見えてきた実像は、受賞歴のイメージとは少し異なる顔を持っていました。
総合点2.46点は、当サイトの平均(3.0点)を0.54点下回る「要注意」水準。なかでもスカルプケア力1.2点・保湿力1.8点・髪補修力1.9点の3項目が際立って低く、ヘアケア目的での使用には注意が必要です。一方で全体的な安全性は3.6点と「平均以上」を記録しており、皮膚刺激・アレルゲン・内分泌かく乱物質(EDC)いずれも該当成分なしというクリーンさは評価できます。
成分構成を見ると、Olaplex特許のボンディング剤・紫外線吸収剤・複数の植物オイルを組み合わせた「UVプロテクション付きスタイリングオイル」という設計意図が読み取れます。本製品を「保湿・補修トリートメント」として期待するとスタッツ通りの物足りなさを感じる可能性があり、あくまでフィニッシュオイルとして位置づけることが重要です。
Olaplex独自の特許ボンディング剤として最上位に配合。ジスルフィド結合(シスチン結合)の切断・再結合を補助し、ダメージによって切れた毛髪の内部結合を架け橋する仕組みです。ただし今回のスタッツでは髪補修力1.9点(要注意)という結果に。単体成分の作用機序としては理論的に有望ですが、本製品は「スタイリングオイル」という剤型上、BIAPDの作用に必要な浸透機会が限定的である点が、スコアに反映されていると考えられます。毎日少量使いのフィニッシュ使用では、補修効果の実感は限られる可能性があります。
希少なプニカ酸(共役リノレン酸)を65〜80%含有する高機能植物油。EWGスコア2・生分解性0.90と安全性・環境性能ともに優秀な水準です。プニカ酸はイラン・テヘラン大学の研究において、抗酸化活性と細胞膜の流動性維持に関与することが確認されています。推奨配合量は1〜5%。本製品ではさらに「プナイカグラナトゥム種子油」という別表記のザクロ種子油も成分表後半に登場しており、2種の表記でザクロ種子油が重複配合されている可能性がある珍しい処方です。
ヘアオイルとしては異色の存在感を示すUVB吸収剤。SPF製品に幅広く使われるオクチルシンナメートで、紫外線による毛髪の褪色・ダメージを軽減するねらいで配合されています。余談ですが、日本コスメティクス協会のデータによると、ヘアオイルへのUV吸収剤配合は国内製品全体の約15%未満にとどまり、本製品のような処方はまだ少数派です。ブリーチ・カラー毛のUVケアを重視するユーザーには刺さるポイントといえます。
揮発性シリコーンのシクロペンタシロキサンが軽やかな伸びと非べたつき感を担い、不揮発性のジメチコノールが髪表面のコーティングと光沢を持続させる二段構えの設計。使用感2.8点(標準的)の主たる要因と考えられます。ただし注目すべきは環境面:シクロペンタシロキサンの生分解性は0.20(低)で、環境中への残留性が懸念されています。一方、処方全体の生分解性平均は0.74(易分解)と良好なため、ヒマワリ油・ブドウ種子油などの高生分解性植物油が全体値を引き上げていることがわかります。
EWG最安全クラスのトコフェロール(推奨配合量0.1〜1%)と、生分解性1.00のブドウ種子油が同時配合。ブドウ種子油はトコフェロールとの相乗効果が確認されており、脂質酸化の連鎖反応を二重に断ち切る処方設計の巧みさが光ります。エイジングケア力2.6点という結果は、この組み合わせが存在するわりに「やや物足りない」水準にとどまっており、配合量のさらなる強化が余地として残ります。ただしトコフェロールは鉄塩・銅塩・高温・紫外線で酸化分解するため、開封後は直射日光を避けた保管が望まれます。
「補修を期待するには設計が違う、UVケア付きフィニッシュオイル」
総合点2.46点というスタッツが示すとおり、ヘアケア成分としての補修・保湿パワーは同価格帯トリートメント系製品と比べると「要注意」水準。ただし、この製品を「仕上げ用スタイリングオイル」として評価し直すと、UV吸収剤配合・安全性3.6点・生分解性0.74の環境配慮設計という強みが明確に浮かび上がります。ブリーチやカラーを繰り返すハイダメージ毛に対して、スタイリングの最後に紫外線から守りながらツヤを与える用途なら一定の合理性があります。
使用シーン別推奨度:
口コミでは「軽い仕上がり」「ツヤ感が良い」という使用感を評価する声が多く、使用感2.8点(標準的)とは若干乖離がある一方、「補修実感が薄い」という声は髪補修力1.9点と一致しており、スタッツと概ね整合した評価トレンドといえます。
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