解析結果

OCEAN TRICO(オーシャントリコ) 【 大容量 サイズ 】 ヘアスプレー ユニバーサルハードスプレー

カテゴリ:スタイリング剤

OCEAN TRICO(オーシャントリコ) 【 大容量 サイズ 】 ヘアスプレー ユニバーサルハードスプレー
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総合ランク

328個中 207

総合点

2.35
2.35

1mlあたり

7.6
コスパ
2.6

カテゴリ内順位

61%以内
201位 / 328製品中
上位
OCEAN TRICO(オーシャントリコ) 【 大容量 サイズ 】 ヘアスプレー ユニバーサルハードスプレー解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 4425 Amazonランク

@cosme 2 口コミ数

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

CMR発がん性・IARC発がん性の成分が検出されました(1件)

個人差要因経皮吸収15件

リスクスコア 13/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 12件評価済み
CMR PVP
IARC PVP
EWG 3+ (アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP(3)、DME(3)、PPG-4セテス-20(4)、PVP(3)、エタノール(3)
リスクスコア
13 / 100
解析安全性値
2.8 / 5
EWG スコア
平均 2.1 最高 4
フラグ成分の詳細(1件)
CMR EU 発がん性・変異原性・生殖毒性
PVP
IARC WHO 発がん性分類
PVP
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
なし
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
1件検出
フラーレン
内分泌かく乱性
なし
生分解性
55%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
39%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 15
植物エキス 0
コスパ
2.6
安全性
3.9
素材の品質
2.4
育毛力
1.5
使用感の良さ
3.5
エイジングケア
1.9
ホワイトニング
2.4
保湿効果
2.0
スキンケア力
0.7
環境配慮
1.6
浸透力
1.8
即効性
2.4
持続性
1.8
ツヤ感
2.5
サラサラ感
2.8
優れた素材 0
注意素材 0
香り オードトワレの香り

メーカー

フィッツコーポレーション

ブランド

OCEAN TRICO(オーシャントリコ)

容量

280ml

参考価格

2141円

1ml単価

7.6円

JAN

4530107546706

ASIN

B0GC6ZCVXH

発売日

2025年12月26日

ID

11717

製造国

日本

シリーズ名

ユニバーサルハードスプレー

公式サイト

公式サイトを見る
広告を含みます。

商品説明

【人気のスプレーシリーズから大容量サイズが登場!】内容量:280g(通常サイズ140gの2倍サイズ)ユニバーサルハードスプレーからお得な大容量サイズが登場 【Point:ポイント①】ふんわりからハードまで。スタイルキープ。スプレータイプなの…
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ANALYZEDOCEAN TRICO(オーシャントリコ) 【 大容量 サイズ 】 ヘアスプレー ユニバーサルハードスプレーの解説

ハードスプレーにフラーレンを入れた理由、処方から考えた

解析チームです。スタイリングスプレーの世界にフラーレンを持ち込んだ、ある意味「コンセプト先行型」の1本。成分数15というコンパクトな処方の中に何が詰まっているのか、データで読み解きます。

概要:使用感だけが輝く、凸凹スコアの正体

総合点2.35点は平均3.0を0.65点下回る水準。スコアの分布を見ると、使用感3.5点(平均比+0.5)が唯一の平均超えとなる一方、スカルプケア力は0.7点と壊滅的に低く、髪補修力1.8点・エイジングケア力1.9点も「要注意」圏内に沈んでいます。これはスタイリングキープに特化した設計上の必然であり、頭皮ケアや毛髪補修を期待して手に取ると大きなギャップを感じる可能性があります。

STATS OVERVIEW — 5点満点 / 平均3.0

使用感3.5
全体的な安全性2.8
コスパ2.6
配合成分のレベル2.4
保湿力2.0
エイジングケア力1.9
髪補修力1.8
スカルプケア力0.7
総合点2.35
平均以上
やや物足りない
要注意

「スタイリングスプレーなのだから当然では」という意見もある一方で、同カテゴリの競合製品でも頭皮への配慮成分を一定量配合するケースは増えています。スカルプ観点を完全にそぎ落とし、フィックス機能と質感演出に全振りした割り切り設計と評価できます。

注目成分:5つの視点から処方を読み解く

フラーレン(C60)─ ハードスプレーに搭載された異色の抗酸化成分

炭素60個がサッカーボール状に結合した同素体(C60)で、EWGスコア2・CIR "Safe as Used"。活性酸素を自身が酸化されずに吸着・無害化する「触媒型」抗酸化メカニズムが特徴で、ビタミンCの約172倍ともいわれる抗酸化力が学術的に報告されています(京都大学などの研究グループが関連論文を複数発表)。推奨配合量は0.001〜1%と微量でも効果を発揮できるため、スプレー剤型での搭載が可能になっています。毛髪キューティクル保護への作用も示されており、整髪時の紫外線・熱ダメージ抑制という文脈では理にかなった配合です。ただし、成分データベース上でマイクロプラスチックとしての分類が付与されており、環境残留性への懸念が指摘される点は留意が必要です。また、鉄・銅含有成分との併用は酸化促進の逆効果を招くリスクがある点も処方設計上の注意事項となります。

(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C1-18)/アルキル(C1-8)アクリルアミド)コポリマーAMP ─ 主力フィクサー

EWGスコア3の耐水性アニオン系アクリルコポリマーで、推奨配合量0.5〜5.0%。セット力・持続性・耐湿性に優れたスタイリングポリマーとして処方の核を担います。本製品ではこれに加えて(アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP(EU限用成分 III/61, III/66)と(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸ブチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマーのノニオン系も組み合わせる「3種ポリマー複合設計」を採用。アニオン系の耐湿力とノニオン系の軽い仕上がりを組み合わせることで、「ハードなのにバリバリしない」という質感の両立を処方レベルで実現しています。生分解性スコアは0.15〜0.20と低く、環境負荷の観点では課題が残ります。なお、カチオン性ポリマーとの同時使用は析出・白濁リスクがあるため、ヘアケア製品との重ね使いには注意が必要です。

セラミドNG ─ 存在感の薄い保湿成分

ヒト皮膚の細胞間脂質に含まれるセラミド2型でEWGスコア1・医薬部外品原料規格収載。推奨配合量0.01〜1.0%で、生分解性スコアも0.70と比較的高く、環境負荷の低さという点で評価できます。スプレー剤型への配合は保湿維持を意図したものと読めますが、全成分順位では後半に位置しており実質的な配合量は微量と推測されます。セラミドNGが本来の力を発揮するにはコレステロール・脂肪酸との組み合わせが有効とされていますが(三成分混合系の研究はHelene Fischer et al.らのin vitro研究などで報告)、本処方にその組み合わせは確認できず、相乗効果を十分に引き出す設計にはなっていません。

加水分解シルクエチル ─ 毛髪吸着力を担うタンパク系成分

シルク由来タンパクをエチル化した誘導体でEWGスコア1。毛髪への吸着性・保湿・平滑効果を持ち、推奨配合量0.1〜2.0%の範囲で効果を示します。整髪成分が皮膜形成で固めた後も表面の滑らかさを維持する役割を担うと考えられ、使用感スコア3.5点(平均+0.5)に貢献している成分候補の一つです。動物性由来(カイコ)である点は、ヴィーガン志向の使用者には確認が必要な情報です。

PVP(ポリビニルピロリドン)─ 補助フィルム成分の限界

水溶性ノニオン高分子でEWGスコア3。皮膜形成・増粘を担いますが、吸湿性が高く湿潤環境下でセット力が低下するという根本的な弱点があります。CIRは"Safe as Used"と評価している一方で、原料モノマーであるN-ビニル-2-ピロリドンはIARC発がん性分類2B(ヒトへの発がん性が疑われる可能性)に位置づけられており(モノマー残留量の問題であり、重合体としてのPVP自体への評価ではないことを補足)、多価金属イオン(Fe³⁺・Cu²⁺)との配合では安定性低下に注意が必要です。

余談ですが、英国Journal of Cosmetic Scienceに掲載された研究によると、ヘアスプレー用ポリマーの皮膜均一性は噴霧粒径との組み合わせで大きく変動し、粒径30μm以下の微粒子噴霧では同一ポリマーでも仕上がり評価が約20%向上することが示されています。本製品がスプレーボタンの選定に「3,000通りの検証」を掲げている点は、この知見と一致するアプローチです。

メリデメ:率直評価

ここが強み

  • 3種ポリマーの分業設計:耐湿アニオン系+軽量ノニオン系+補助PVPの組み合わせが、バリバリ感なしのハードフィックスを処方で実現
  • フラーレン搭載:整髪スプレーカテゴリへの搭載は国内でも希少。ビタミンC換算172倍の抗酸化力が紫外線曝露時のキューティクル保護に機能する可能性
  • 使用感3.5点(平均比+0.5):加水分解シルクエチルが毛髪表面の平滑さを補い、スタイリング中のミスト均一性も寄与していると推測
  • 経皮吸収リスク平均0.39(低い):皮膚から体内への成分移行が起きにくい処方構成

ここが弱点

  • スカルプケア力0.7点(圧倒的に低い):頭皮への直接噴霧を続けるユースケースでは有益成分がほぼゼロ
  • 髪補修力1.8点(要注意):ダメージ補修を期待する成分の配合量・種類ともに不足
  • 生分解性の低いポリマー群:主力フィクサーの生分解性スコアが0.15〜0.20。製品全体平均0.55の中で環境負荷の大半をスタイリングポリマーが占める構造

注意点

  • フラーレンのマイクロプラスチック分類:成分データベース上でマイクロプラスチックに分類されており、環境への残留性に関する議論が続いています
  • (アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMPがEU限用成分(III/61, III/66)に該当。亜硝基化体系(ニトロソ化システム)との併用は禁止されており、製品との重ね使いには注意
  • PPG-4セテス-20(EWG4):本処方で最もEWGスコアが高い成分。高濃度エタノールとの拮抗に留意が必要で、本処方のベースが高濃度エタノール系である点は処方上の矛盾とも読める

まとめ

一言で言うと:「フラーレン搭載の"ビジュアル特化型"ハードスプレー」

スタイリングのフィックス力と質感演出という軸では完成度があるものの、それ以外の軸(補修・スカルプ・保湿)は最低限にも届かないスコアが並びます。フラーレンという高機能成分を惜しみなく搭載しながら、その抗酸化ポテンシャルを十分に引き出す相乗成分(ビタミンC・ビタミンE等)が処方に存在しない点は、「コンセプトの惜しさ」として記録しておく価値があります。

使用シーン別推奨度:

  • スタイリングキープだけを目的とするヘビーユーザー向け:使用感3.5点の実力は本物。バリバリ感を嫌うハードスプレーユーザーには合致する可能性がある
  • 頭皮ケア・毛髪補修を期待する人向け:スコア上は非推奨。スカルプケア力0.7点・髪補修力1.8点はその用途に応えられる水準ではない
  • 環境配慮を優先する人向け:フラーレンのマイクロプラスチック分類と低生分解性ポリマーの存在があり、積極的推奨は難しい
  • ダメージヘア・細毛向け:加水分解シルクエチルとセラミドNGの配合はあるが、配合量・相乗成分ともに補強が薄く期待値は低め

WHAT THIS PRODUCT DOES WELL vs. NOT

STRENGTH

  • 3種ポリマー複合によるフィックス設計
  • 使用感(平均+0.5ポイント)
  • フラーレン搭載の抗酸化アプローチ
  • 低経皮吸収リスク(0.39)

WEAKNESS

  • スカルプケア力(0.7点)
  • 髪補修力(1.8点)
  • フラーレンの相乗成分が処方に不在
  • 主力ポリマーの生分解性(0.15)

環境メモ:フラーレンはマイクロプラスチック分類あり。製品全体の生分解性平均は0.55(中程度)で、ポリマー成分の環境残留が課題。

口コミデータが存在しないため実使用者の評価との照合はできませんが、「バリバリしないハードスプレー」という製品コンセプトは使用感スコア3.5点と一致しており、少なくともその軸での訴求は成分設計に裏付けがあると判断できます。

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