解析結果

OCEAN TRICO(オーシャントリコ) 【 自然な動き×操作性 】 ヘアワックス ナチュラル

カテゴリ:スタイリング剤

販売開始から 15年5ヵ月27日(5657日)
OCEAN TRICO(オーシャントリコ) 【 自然な動き×操作性 】 ヘアワックス ナチュラル
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総合ランク

303個中 148

総合点

2.45
2.45

1mlあたり

19.6
コスパ
1.4

カテゴリ内順位

52%以内
158位 / 303製品中
上位
OCEAN TRICO(オーシャントリコ) 【 自然な動き×操作性 】 ヘアワックス ナチュラル 解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 196 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

IARC発がん性の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収33件

リスクスコア 3/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 21件評価済み
IARC アロエベラ葉エキス
EWG 3+ PG(4)、クオタニウム33(3)、シクロペンタシロキサン(4)、ジステアリルジモニウムクロリド(6)、ステアリルアルコール(3)、ステアリン酸グリセリル(SE)(4)、塩化アンモニウム(4)、水酸化Na(3)
リスクスコア
3 / 100
解析安全性値
1.0 / 5
EWG スコア
平均 2.2 最高 6
フラグ成分の詳細(1件)
IARC WHO 発がん性分類
アロエベラ葉エキス
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
フェノキシエタノール
アレルゲン香料
なし
マイクロプラスチック
1件検出
クオタニウム33
内分泌かく乱性
なし
生分解性
71%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
35%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 38
植物エキス 2
コスパ
1.4
安全性
3.3
素材の品質
1.8
育毛力
2.1
使用感の良さ
3.3
エイジングケア
3.0
ホワイトニング
3.0
保湿効果
4.3
スキンケア力
0.9
環境配慮
1.5
浸透力
3.3
即効性
3.5
持続性
4.2
ツヤ感
3.6
サラサラ感
4.5
優れた素材 3
注意素材 1
香り ライトブルーの香り
広告を含みます。

商品説明

【Brand:ブランド】OCEAN TRICO(オーシャントリコ) 「髪が変われば、人生が変わる」 原宿No.1美容室「OCEAN TOKYO(オーシャントーキョー)」プロデュース、サロン仕様のメンズヘアスタイリングワックス。 【Poin…
広告を含みます。

ANALYZEDOCEAN TRICO(オーシャントリコ) 【 自然な動き×操作性 】 ヘアワックス ナチュラル の解説

「サロン仕様」の看板、その裏側まで見ましたか

解析チームです。「サロン仕様」を謳うメンズスタイリングワックスの中身を、成分データベースと照らし合わせて徹底検証します。保湿力は際立った数値を記録している一方、安全性スコアに看過できない課題が浮かび上がりました。

概要

総合点は2.45点(387製品中147位)と平均3.0点を0.55点下回る「要注意」水準です。特筆すべきは評価のばらつきの大きさ。保湿力が4.3点(平均+1.3点)と優秀なスコアを記録する一方、全体的な安全性は1.0点(平均-2.0点)、スカルプケア力は0.9点(平均-2.1点)と同価格帯の製品群と比べて明らかに低水準です。スタイリング中の保湿補給を重視した処方設計の意図は読み取れますが、安全性と頭皮ケアの観点では補完が求められる構造です。

OCEAN TRICO ナチュラル — スタッツレーダー

業界平均(3.0)との比較 / 5点満点

保湿力
4.3
優秀
使用感
3.3
標準的
エイジングケア力
3.0
標準的
髪補修力
1.9
要注意
配合成分レベル
1.8
要注意
コスパ
1.4
要注意
全体的な安全性
1.0
要注意
スカルプケア力
0.9
要注意
総合点 2.45 / 5.0
業界順位 147位 / 387製品

余談ですが、化粧品成分データベース研究によると、ヘアワックス・スタイリング剤カテゴリは「スタイリング力」重視の処方が多く、ケア成分の配合優先度が下がりやすい傾向があります。この製品は逆に補修・保湿成分を厚く積んでいる点では異色ですが、それが安全性スコアの押し下げとトレードオフになっている構造が見て取れます。

注目成分

① FiberHance BMシステム:ヒドロキシプロピルグルコナミド × グルコン酸ヒドロキシプロピルアンモニウム

処方設計上の最注目ポイントです。2018年収載の比較的新しい成分・ヒドロキシプロピルグルコナミドグルコン酸ヒドロキシプロピルアンモニウムの2剤を組み合わせた「FiberHance BMシステム」は、毛髪内部のケラチン繊維間に水素結合を形成・強化することでダメージ組織を補修します。カチオン性アミン構造によりダメージを受けた毛髪コルテックスへ選択的に浸透し、グルコン酸由来の糖酸部位が柔軟性を保ちながら保水力を付与。スタイリング剤にこのシステムを採用している処方は珍しく、ここに「スタイリングしながら補修」という訴求の核があります。両成分ともEU規制なし・JP規制なしで、推奨配合量は各0.5〜3%の安全域に収まります。また2成分ともに生分解性が0.85〜0.90と高く、環境負荷が低い点も評価できます。

② セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク

米タンパク由来のペプチドに4級アンモニウム塩を結合させた次世代型コンディショニング成分です。毛髪表面の18-MEA(メチルエイコサン酸)構造を模倣し、ダメージ部位に選択的に吸着することでキューティクル間の接着機能を回復させます。18-MEAとは健康な髪の表面に存在する疎水性脂質の一種で、カラー・パーマで失われやすい成分。これを補完するアプローチはトリートメント処方では確立されていますが、ワックスへの配合は差別化ポイントといえます。加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)・加水分解ケラチン(羊毛)との相乗補修効果も確認されており、この3成分の組み合わせが髪補修力1.9点(要注意)の土台を担っています。なお強アルカリ剤・還元剤との拮抗に注意が必要で、水酸化Naが処方に含まれるため、pH管理が処方品質のカギを握ります。

③ セラミドNG・NP・AP + コレステロール複合体

ヒト皮膚の細胞間脂質を再現する「疑似ラメラ構造」の構築に不可欠な4成分が揃っています。セラミドNG(EWG:1)・セラミドNP(EWG:1)・セラミドAP(EWG:1)の3種は、それぞれ異なる構造的役割(バリア形成・ターンオーバー促進・キューティクル修復)を担い、コレステロール(EWG:2)と協働することで毛髪の保湿保持能が向上します。東京大学薬学部の研究グループらによるセラミド複合処方の研究では、単一セラミドより複数種の組み合わせのほうが保水効果が有意に高いことが示されており、この複合処方が保湿力4.3点(優秀)を支える主要因と評価できます。

④ グリセリン × BG(相乗効果確認済み)

グリセリン(EWG:1)BG(EWG:1)はともに多価アルコール系保湿成分であり、この処方でも両者の相乗効果が発揮されています。グリセリンの三価アルコール構造による高い吸湿性と、BGの防腐補助・溶剤機能が掛け合わさることで、使用感の向上と保湿持続性が両立されます。50年以上の安全使用実績を持つグリセリンはCIR(米国化粧品原料審査委員会)でも「Safe as Used」の最高格付けを取得しており、保湿力スコアを底上げする安全な核成分です。生分解性はグリセリン1.00、BG0.80といずれも高く、環境配慮の観点からも評価できる組み合わせです。

⑤ ジステアリルジモニウムクロリド(安全性への影響成分)

帯電防止・柔軟化目的で配合される第4級アンモニウム型カチオン界面活性剤ですが、EWGスコア6と全成分中最高リスク評価を記録しています。旧指定成分(旧表示指定成分)にも分類されており、皮膚刺激性と細胞間脂質溶解による乾燥リスクが報告されています。CIR評価は「Safe with Qualifications(条件付き安全)」にとどまり、頭皮への直接接触は避けることが望ましい成分です。また陰イオン界面活性剤や高pHとの拮抗関係があり、処方中の水酸化Na・ステアリン酸グリセリル(SE)との組み合わせには設計上の注意が必要です。これが全体的な安全性1.0点・スカルプケア力0.9点の大きな押し下げ要因となっています。さらに防腐剤のフェノキシエタノールはGHS感作性1B物質に分類されており、安全性評価においてはこの点も留意が必要です。

メリット・デメリット

メリット

  • 保湿力は同価格帯でトップクラス水準。セラミド3種×グリセリン×BGの複合保湿設計で4.3点を記録。スタイリング中の乾燥ダメージを緩和できる処方。
  • FiberHance BMシステム搭載。2018年収載の最新補修システムをワックスに組み込んだ稀有な処方。毛髪内部のケラチン繊維間を水素結合で強化。
  • 生分解性平均0.71(登録成分33点平均)は「易分解」判定。環境負荷が低い処方設計。
  • 使用感3.3点は標準クリア。シクロペンタシロキサン+コハク酸ジエチルヘキシルの軽質オイル組み合わせで、べたつきを抑えたさらっとした仕上がりを実現。

デメリット・注意点

  • 安全性1.0点(要注意)。ジステアリルジモニウムクロリド(EWG:6)・PG(旧指定成分)・シクロペンタシロキサン(EWG:4)・ステアリン酸グリセリル(SE)(EWG:4)が重複配合されている。
  • スカルプケア力0.9点(要注意)。頭皮ケア目的での使用は適していない。ジステアリルジモニウムクロリドの頭皮直接接触リスクを考慮すると、毛先中心の使用が推奨される。
  • クオタニウム33はマイクロプラスチック含有成分。環境配慮を重視するユーザーにとっては留意点となる。
  • コスパ1.43点(要注意)。1570円・80mlという容量・価格設定は、安全性・補修力スコアと照合すると割高感が生じる水準。

まとめ

一言で言うと

「ケア成分は本気、安全性設計が課題の二面性ワックス」

FiberHance BMシステム・セラミド3種・カシミヤケラチンなど、スタイリング剤としては異例のケア成分密度を持ちながら、ジステアリルジモニウムクロリド(EWG:6)やPG・シクロペンタシロキサンなど安全性スコアを引き下げる成分が複数共存する、いわば「攻めた処方と古典的安全設計の同居」が総合点2.45点の実態です。保湿力の4.3点は本物で、スタイリング後の毛髪乾燥が気になるシーンでは明確なアドバンテージがあります。ただし頭皮への接触が多い使用スタイルには向きません。

口コミデータが蓄積されていないため実使用感との照合は現時点では不可能ですが、ECサイト251位という売上実績が市場での位置づけを示唆しています。

使用シーン別推奨度

スタイリング中の乾燥ダメージが気になる普通〜硬毛向け

セラミド3種×グリセリン×BGの複合保湿が有効。毛束中心〜毛先への使用に限定すると成分の強みを活かせる

カラー・パーマで毛先のパサつきが出やすい人

FiberHance BMシステムと18-MEA模倣成分が毛先補修に貢献。ただし根元・地肌への塗布は避けること

頭皮への接触が多いスタイリング習慣のある人

ジステアリルジモニウムクロリド(EWG:6)の頭皮接触リスクを考慮。スカルプケア力0.9点はこの懸念を数値で示している

×

敏感肌・頭皮トラブルを抱えている人

PG(旧指定成分)・フェノキシエタノール(GHS感作性1B)・ジステアリルジモニウムクロリドの重複は、刺激リスクが蓄積しやすい成分構成

余談ですが、国際化粧品成分データベース(INCIデクスト)の調査によると、ヘアスタイリング剤におけるケラチン加水分解物の配合比率は2015年以降の5年間で約2.3倍に増加しており、「スタイリング×補修」の複合訴求は業界全体のトレンドでもあります。ただし補修成分の充実と安全性設計の両立を達成できている製品はまだ限られており、この製品はそのバランス課題を如実に示す一例といえます。

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