カテゴリ:スタイリング剤
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・経皮吸収21件
メーカー
マンダムブランド
LUCIDO容量
80ml参考価格
659円1ml単価
8.2円JAN
4902806113204ASIN
B08TB5J61V発売日
2021年2月15日ID
11655製造国
日本シリーズ名
ヘアワックス エクストラハード対象の髪タイプ
40才からの細く弱った髪向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。マンダムのLUCIDO ヘアワックス エクストラハードを全成分・スタッツ・安全性データの3軸から読み解きます。659円・無香料・40代からの細毛向けという明確なコンセプトと、実際の処方設計の間にどんなギャップがあるのか——データが正直に語ります。
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総合点は3.01点と業界平均(3.0点)とほぼ横並び。ただし内訳を見ると、評価は二極化しています。全体的な安全性4.0点は平均比+1.0点の「優秀」水準。一方で髪補修力1.6点・スカルプケア力1.2点・配合成分レベル2.4点はいずれも「要注意」ゾーンに沈んでいます。つまり「安全に整えるスタイリング剤」としては機能しますが、ヘアケア効果を同時に期待するには処方設計が追いついていません。
余談ですが、@cosme 2023年ベストコスメアワードでヘアスタイリング第3位を受賞しており、実際のユーザー支持は一定数確保されています。この評価はスタイリング性能と無香料設計への評価によるところが大きいと考えられます。
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旭化成が開発した世界初のジェミニ型アミノ酸系界面活性剤。二鎖三親水基という独自構造により、わずか1分で毛髪内部への浸透が確認されています(旭化成研究データ)。ダメージ補修・バリア機能改善・乳化安定化など多機能で、高付加価値ヘアケア製品に積極採用される成分です。生分解性0.80と環境負荷も低め。ただし本製品では全成分22番中20番目という後半配合。推奨配合量(0.5〜3%)の下限付近と推察され、効能を最大発揮できる状態とは言いにくいのが正直なところです。相乗効果が確認されているセラミド・パンテノールといったパートナー成分も本処方には不在で、単独での性能に限定されています。
本処方で最もEWGスコアが高い成分(スコア6)で、日本では旧指定成分に分類されています。pH調整・乳化補助として機能する一方、亜硝酸塩と共存した場合にニトロソアミンを生成するリスクが化粧品安全性評価の分野で長年指摘されています。CIR評価も「Safe with Qualifications(条件付き安全)」に留まっており、近年は水酸化Na・アルギニンなど代替アルカリ剤に置き換える動向が業界全体で進んでいます。本製品の安全性スコア4.0点はTEA配合を踏まえてもなお維持されていますが、この成分の存在は知っておく価値があります。
配合2番目に登場する固形パラフィンと、マイクロクリスタリンワックスの組み合わせがホールド力の主体を形成しています。マイクロクリスタリンワックス × カルナウバロウ(植物由来、EWG1)の組み合わせは相乗的な増粘・光沢付与効果が確認されており、処方設計として理にかなっています。一方でパラフィンはコメドジェニック度5(最大値)・EWGスコア4・生分解性0.20と、環境負荷および毛穴詰まりリスクの観点からは弱点になります。頭皮への付着は極力避けたい成分です。
トウゴマ種子由来でリシノール酸約87%を含む高粘度植物油。生分解性0.95と際立って高く、環境負荷の低い植物性素材として評価できます。ヘアワックス特有の適度な重さと艶感に貢献する役割を担っています。ただしEWGスコア4・コメドジェニック度3で、酸化しやすい特性から長期使用では皮膚刺激リスクが生じる可能性が指摘されています。開封後は早めの使用が望まれます。
パラベン代替として広く使用される防腐剤ですが、GHS感作性分類1B(感作性物質)に該当する成分です。EU・JP規制上は現時点で配合可能ですが、反復使用による接触感作リスクは客観的なデータとして存在します。本処方では最終成分(22番目)として配合されており、一般的な0.5〜1%範囲内の使用と想定されます。
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「スタイルを整える安全番長、ただしケアは期待しないで」
安全性スコア4.0点という水準は同価格帯のスタイリング剤の中でも高水準です。石油系ワックスを主軸としながらも経皮吸収リスク平均0.34に抑え、無香料・旧指定成分最小化という設計は「とにかく余計なものを入れたくない」ニーズに応えています。ただし40代細毛向けと訴求するなら、髪補修力1.6点・エイジングケア力2.1点という数値は課題として率直に提示せざるを得ません。ペリセアが後半配合に留まり、相乗効果が期待できるパンテノールやセラミドが不在なのは、処方コスト管理の限界を映しています。
余談ですが、旭化成の研究によるとペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)は1分間の放置でも毛髪内部の損傷部位に選択的に吸着することが確認されています。スタイリング剤にこの成分が入る意義はゼロではないですが、補修効果を本格的に求めるならシャンプーやトリートメントでの積極配合製品との組み合わせが現実的です。
口コミデータは今回参照できていませんが、@cosme 2023年ベストコスメ第3位という受賞実績から、実際の使用感・スタイリング力への評価は市場で確実に支持されていると推察できます。使用感スコア3.3点とも整合性がとれます。
使用シーン別推奨度:
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