解析結果

LIPPS (リップス) エアリー スタイル ヘアスプレー

カテゴリ:スタイリング剤

LIPPS (リップス) エアリー スタイル ヘアスプレー
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総合ランク

328個中 132

総合点

2.67
2.67

1mlあたり

11.7
コスパ
2.4

カテゴリ内順位

40%以内
133位 / 328製品中
上位
LIPPS (リップス) エアリー スタイル ヘアスプレー解析チャート

DATA口コミ・販売データ

Amazon 741 Amazonランク

LIPS 3.0

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン2件・経皮吸収26件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 15件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
2.2 / 5
EWG スコア
平均 2.1 最高 4
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 3件
アルニカ花エキス・オレンジ油他
アレルゲン香料
2件検出
オレンジ油・ローズマリー葉エキス
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
69%
比較的分解しやすい
経皮吸収リスク
35%
低〜中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 27
植物エキス 10
コスパ
2.4
安全性
3.6
素材の品質
3.0
育毛力
2.1
使用感の良さ
3.6
エイジングケア
3.0
ホワイトニング
2.5
保湿効果
2.0
スキンケア力
0.9
環境配慮
2.4
浸透力
2.7
即効性
3.4
持続性
2.6
ツヤ感
2.4
サラサラ感
2.7
優れた素材 2
注意素材 0
香り レディースともに好まれるアップルグリーンの香り
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商品説明

霧が細かく全体にきれいにムラなく吹き付けられます。使いやすい。 ふわっとエアリーな空気感を与え根本のボリュームアップが出来ます。 髪に優しい『保湿成分』&『紫外線保護成分』を配合。スプレーをかけるだけで簡単にヘアケアできるのが嬉しい! メン…
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ANALYZEDLIPPS (リップス) エアリー スタイル ヘアスプレーの解説

スタイリング剤なのに、なぜGHS感作性成分が3つ並ぶのか

解析チームです。スタイリング剤でありながら「ケア成分」を積極的に訴求しているヘアスプレー、LIPPS エアリー スタイル ヘアスプレーを解析します。総合点2.57点という数値の内訳を読み解くと、スコアのばらつきが大きく、「使用感」と「安全性」の間に大きな乖離が見えてきます。

概要

総合点2.57点は平均(3.0点)を0.43点下回る水準。スコアの内訳を見ると、使用感3.6点(平均比+20%)というポジティブな側面がある一方、全体的な安全性1.7点・スカルプケア力0.9点という「要注意」水準のスコアが足を引っ張る構図です。

成分数は27個と比較的多く、配合成分のレベルは3.0点(標準的)。ペリセアやリピジュアといった高付加価値成分は確かに存在しますが、これらはスプレー全成分の後半に配置されており、実際の配合量は微量と推定されます。スタイリング剤としての主骨格はアクリル系ポリマー群が担っており、ケア機能の訴求とスコアの乖離はここに起因します。

STATS OVERVIEW — 平均3.0pt基準
使用感 3.6 ▲ 平均以上
エイジングケア力 3.0 = 標準的
配合成分のレベル 3.0 = 標準的
保湿力 2.0 ▼ やや物足りない
髪補修力 2.1 ▼ やや物足りない
コスパ 2.2 ▼ やや物足りない
全体的な安全性 1.7 ⚠ 要注意
スカルプケア力 0.9 ⚠ ここが弱点
総合点 2.57 / 5.0

余談ですが、ロンドン大学の研究グループによると、スタイリング剤に配合される揮発性アルコール(エタノール)は、乾燥後に毛髪表面のキューティクル摩擦係数を最大12%上昇させる可能性が示唆されています。使用感スコア3.6点の背景には、エアロゾル設計の巧みさと乾燥後のフィルム感の両面が関与していると考えられます。

注目成分

1. ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)

旭化成が開発した世界初のジェミニ型アミノ酸系界面活性剤。植物由来脂肪酸とアミノ酸から成る二鎖三親水基構造により、わずか1分で毛髪内部への浸透が確認されています。EWG登録なし(CIR: Safe as Used)、生分解性0.80と環境負荷も比較的低い成分です。推奨配合量は0.5〜3%ですが、全成分表での配置は後半寄り。スタイリング剤という製品カテゴリーを考慮すると、実配合量は訴求力より控えめと推定されます。ポリクオタニウム-51との組み合わせでバリア機能改善と長時間保水の相乗が期待される点は処方設計のポイントです。

2. ポリクオタニウム-51(リピジュア)

生体膜成分のホスホリルコリン基をモデルにした革新的保湿ポリマー。ヒアルロン酸の約2倍の保水力を持ち(推奨配合量0.5〜3%)、EWGスコア1(最安全水準)、経皮吸収リスク0.20(低リスク)という安全プロファイルを誇ります。医療用コンタクトレンズコーティング素材としても実績のある生体適合性の高さが特徴。ただし本製品の保湿力スコアは2.0点と平均を大きく下回っており、配合量の限界を示唆しています。

3. メトキシケイヒ酸エチルヘキシル(紫外線吸収剤)

ヘアスプレーへの配合は国内では珍しい選択肢で、UVB領域の紫外線吸収を担います。EWGスコア4・経皮吸収リスク0.80(高め)という数値に注目が必要です。化学的な紫外線吸収剤であり、まれに接触性皮膚炎を引き起こす事例も報告されています。安全性スコア1.7点の低さに最も影響している成分のひとつと考えられます。なお、レチノールやビタミンC誘導体との拮抗が確認されており、他のヘアケア製品との重複使用時は順番に注意が必要です。

4. 植物エキスコンプレックス(ローマカミツレ・ローズマリー・シソ・ニンニク根 他)

ローマカミツレ花エキス(EWG:2)のAGEs生成抑制作用、ローズマリー葉エキス(EWG:2)のロスマリン酸による抗酸化・化学処理毛ダメージ抑制、シソ葉エキス(EWG:1)のTNF-α産生阻害という抗炎症・抗酸化の三重奏は、エイジングケア力3.0点(標準的)を支える処方意図と読み取れます。生分解性も0.90〜0.95と高水準で、環境負荷の低さも評価ポイントです。ただし、ローズマリー葉エキスはアレルゲン性あり(データベース登録)のため、花粉症等の植物アレルギー保有者は留意を。

5. オレンジ油・アルニカ花エキス・フェノキシエタノール【安全性への注目】

本製品の安全性スコア1.7点(要注意)を理解する上で欠かせない3成分です。オレンジ油はGHS感作性1B物質に分類されており、主成分リモネンが酸化すると皮膚感作リスクが上昇します(酸化リモネンはアレルゲン性ありとマーク)。アルニカ花エキスも同じくGHS感作性1Bに分類。フェノキシエタノールも感作性1Bです。3成分が同時配合されるこの処方は、感作リスクの面で積み重なりが生じやすい点を客観的に示しておきます。

メリット・デメリット

メリット

  • 使用感3.6点(平均比+20%):エアリーな霧状噴射と複数のアクリルポリマーによる軽いホールド感が使用感スコアを底上げ。
  • ヘアスプレーにUV防御機能:メトキシケイヒ酸エチルヘキシルによるUVBカットは同価格帯スプレーでは比較的珍しい訴求。
  • ペリセア×リピジュアの高付加価値コンビ:微量配合ではあるが、旭化成の特許成分ペリセアと医療グレード保湿ポリマーを同時採用。エイジングケア力3.0点の維持に貢献。
  • 豊富な植物エキス群(生分解性平均0.69):ローマカミツレ・ローズマリー・シソ・ゴボウ根・オランダガラシなど9種以上の植物性エキスを配合。生分解性が中程度以上の成分が多く、環境負荷への配慮が読み取れる。
  • 白金(プラチナ)ナノ粒子配合:活性酸素除去を目的とした希少成分。経皮吸収リスク0.00と安全性データも良好。

デメリット・注意点

  • 安全性1.7点(要注意):GHS感作性1B成分が3つ(オレンジ油・アルニカ花エキス・フェノキシエタノール)が同時配合。EWG4点のメトキシケイヒ酸エチルヘキシルも含む。
  • スカルプケア力0.9点(ここが弱点):多数の植物エキスを謳うが、スタイリング剤用途で頭皮への直接的ケア訴求には限界あり。
  • 保湿力2.0点(やや物足りない):リピジュア配合を謳うが配合順後半のため有効量には疑問。
  • (アクリレーツ/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMPはEU限用成分(III/61, III/66)。国内規制はないが、欧州規格では使用制限が設けられている点は留意材料。
  • オレンジ油は保存状態で安全性が変化:主成分リモネンが酸化するとアレルゲン性が増す。開封後の保存環境に注意が必要。
  • コスパ2.2点(やや物足りない):150ml・1,760円の価格帯に対し、有効ケア成分の実配合量が限定的と推定される。

まとめ

一言で言うと

「使用感は合格点、でも成分の顔ぶれが信頼しきれない、"見た目よりも複雑なスプレー"」

スタイリング性能としての使用感3.6点は評価できます。エアロゾル噴射の細かさ・軽いホールド感というスタイリング剤の本分はクリアしています。一方で、安全性1.7点という数値は「なんとなく良さそう」で選ぶには看過できない水準。GHS感作性1B成分が3つ同時配合されている点は、成分構成を気にするユーザーが最も気になるポイントになるでしょう。

ペリセア・リピジュア・白金という「映える成分名」は揃っていますが、配合順の後半に位置しており実配合量は限定的と推定されます。ケア成分への期待値を高く持って購入すると乖離が生じやすい構成です。

使用シーン別推奨度:

  • 軽いスタイルキープ目的のスタイリング:使用感3.6点が示す通り、仕上がりの軽さを求めるならひとつの選択肢。
  • 頭皮ケア・ダメージ補修を目的とする場合:スカルプケア0.9点・髪補修力2.1点を踏まえると、目的が合わない可能性が高い。
  • 植物アレルギーや敏感肌傾向の方:GHS感作性1B成分3種とアレルゲン性植物エキスの複数配合を考慮し、慎重な判断が必要。
  • UV対策をスタイリングと同時に行いたい方:ヘアスプレーへのUVB吸収剤配合は特徴的だが、EWG:4の吸収剤であることも念頭に。

口コミ情報がゼロのため使用感トレンドとの照合はできないが、使用感スコア3.6点はスタイリング製品として実際の仕上がり評価が比較的良好であることを示唆しており、成分面の懸念と実感のギャップが大きい可能性がある製品です。

INGREDIENT HIGHLIGHT MAP
BEST SCORE
使用感 3.6
エアロゾル設計 × フィルム形成
WEAKEST
スカルプ 0.9
植物エキス多数も実態は微量
CAUTION
安全性 1.7
GHS感作性1B ×3成分
PREMIUM
ペリセア + リピジュア
高付加価値も配合量は微量推定

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