カテゴリ:カラートリートメント
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・アレルゲン2件・経皮吸収14件
メーカー
スタージュ株式会社ブランド
ルプルプ(LPLP)容量
200ml参考価格
3300円1ml単価
16.5円JAN
4511914903265ASIN
B0792PXG6F発売日
2018年1月27日ID
11469シリーズ名
LPLP オリジナル カラートリートメント対象の髪タイプ
白髪染め・ダメージ毛向け公式サイト
公式サイトを見る商品説明
解析チームです。ジアミン不使用・植物染料処方で支持を集めるルプルプ カラートリートメント(ダークブラウン)を全成分・スタッツデータから読み解きます。「染めるほど潤う」という訴求の実態と、数字が示す意外な弱点を正直にお伝えします。
スタッツ総合点は2.54点(平均3.0点比 -0.46)で「やや物足りない」水準。91製品中の総合ランクも下位圏にとどまります。ただし全項目が均等に低いわけではなく、スコア分布には明確な二極化があります。
突出した弱点はスカルプケア力/スキンケア性能1.3点(平均比 -1.7)と髪補修力1.9点(平均比 -1.1)の2項目。いずれも「要注意」水準であり、ケラチン・加水分解タンパク・シリコーン系コンディショニング成分の不在が直接的な要因として読み取れます。一方、保湿力3.4点(平均比 +0.4)は唯一「やや良い」評価で、全スコア中の最高値。グリセリン・ヒアルロン酸Na・尿素・ソルビトール・グリシンと複数の保湿ヒュメクタントを重ねる処方設計が数値を支えています。使用感は2.9点で標準水準をほぼ確保しており、仕上がりのベタつきを感じにくい配慮が成分選択から伺えます。
マイクロプラスチック非含有かつ14成分の生分解性平均0.92(易分解)は、同価格帯の白髪染め市場では環境優位性が際立ちます。
スタッツレーダー / 平均3.0との比較
※ バーは5点満点を100%として表示
EWGスコア1(最安全クラス)。三価アルコール構造が大気中の水分を引き寄せ、角層水分量を安定的に維持します。推奨配合量は3〜10%で、全成分3番目に記載されているため有効濃度域に達している可能性が高いと読めます。生分解性1.00、医薬部外品承認成分でもあり、安全性と有効性の双方で処方の軸を担う成分です。
EWGスコア3。天然保湿因子(NMF)の主要成分として、低分子ゆえに角質層への浸透力に優れます。本処方では低濃度(推奨2〜5%範囲)での配合が想定されるため、ケラチン溶解(ケラトリシス)よりも保湿・角質柔軟化が主目的と考えられます。グリセリン・ヒアルロン酸Naとの3成分セットで保湿成分の相乗効果(尿素×グリセリン×ヒアルロン酸の組み合わせは吸湿・保水・バリアの各層をカバー)を構成しており、保湿力3.4点の核となる設計です。余談ですが、化学史によると尿素は1828年にウェーラーが無機物から初めて合成した有機化合物であり、「生命力説」を覆した物質としても知られています。
EWGスコア2。γ-リノレン酸(8〜14%)とリノール酸(65〜80%)を高濃度含有する植物油。アトピー性皮膚炎に対する炎症抑制効果が臨床的に確認されており(Horrobin DF, 1992年の脂肪酸代謝研究など)、頭皮バリア機能の回復に寄与します。注目すべきは経皮吸収リスク0.65(14成分中最高値)で、月見草油の有効成分が皮膚・頭皮へ届きやすい特性を持つ点は強みとして評価できます。ただし酸化しやすい不飽和脂肪酸を多く含むため、処方中の抗酸化成分(ローズマリーなど)との共存が安定性維持のカギとなります。
EWGスコア2。頭皮の収斂・抗菌・抗炎症作用が期待できる精油成分で、ローズマリーとの組み合わせで相乗的な頭皮ケア効果が報告されています。一方、GHS感作性1B物質に分類されており、主成分であるリナロールはEU化粧品規則でもアレルゲン表示対象成分のひとつです。頻度高く使用する白髪染めという製品特性上、ラベンダーまたはローズマリーに対してアレルギー歴がある方は注意が必要です(ローズマリーもアレルゲン登録成分)。
メドウフォーム油・月見草油・ひまわり油・マンゴー種子油・オリーブ油・水添コメヌカ油の計6種のオイルを配合。これらは毛髪表面のキューティクルをコーティングし、染色後の色素定着と水分蒸散抑制の両立を意図した設計と読めます。ただしマンゴー種子油はコメドジェニック度3(5段階中高め)で、頭皮への残留量によっては毛穴詰まりへの注意が必要です。また、ウルシ科由来のため、ウルシアレルギー保有者には理論上の交差反応リスクが存在します。生分解性はメドウフォーム油0.90・オリーブ油0.95・月見草油0.95と高水準で揃っており、環境負荷の低さは処方全体の強みです。
メリット
デメリット
注意点:ラベンダー(GHS感作性1B)とローズマリー(アレルゲン登録成分)の2成分が香り・頭皮ケア目的で配合されています。天然由来でも繰り返し使用による感作リスクは否定できません。また尿素は強酸性・強塩基性剤との併用で分解が促進されるため、直後に強アルカリ系ヘアケア製品を使用する場合は注意が必要です。
「白髪染め機能よりも保湿体験を優先した、トリートメント寄りのカラートリートメント」です。
補修・スカルプの両軸が要注意水準である一方、保湿力のみが平均を上回るというスコア構造は、この製品の設計思想を端的に示しています。「染めるほどしっとり」というブランドメッセージと数値は一致していますが、逆に言えばヘアケア成分としての補修・スカルプ機能を期待して購入すると乖離を感じる可能性が高いです。生分解性0.92という高い環境適合性は、サステナビリティ意識の高いユーザーには加点材料になります。
余談ですが、国際化粧品成分命名委員会(INCI)のデータによると、天然植物染料(紅花・クチナシ・藍)を白髪染めに応用する処方は市販品全体の5%未満とされており、本処方はニッチな技術領域に属します。ジアミン系アレルギーを持つ層への訴求力という点では独自のポジションを確立しています。
使用シーン別推奨度:
このシャンプーが「刺さる人」の解析マップ
ジアミンアレルギー持ち
◎ 高マッチ
乾燥毛の白髪ケア
◎ 高マッチ
ダメージ毛の補修希望
△ 要補完
本格スカルプケア目的
× 低マッチ
口コミでは「使用後のしっとり感」を評価する声が多く報告されており、保湿力3.4点というスタッツとの方向性は一致しています。ただし「色の定着が薄い」という声も散見され、染色性能への期待ギャップには注意が必要です。
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