カテゴリ:ボディソープ
総合ランク
総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
CMR発がん性・IARC発がん性の成分が検出されました(1件)
個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン2件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収20件
メーカー
関西酵素株式会社ブランド
スキンクリアプラス容量
450ml参考価格
2640円1ml単価
5.9円JAN
4971883600280ASIN
B0GVZ1C563発売日
2011年1月2日ID
11360シリーズ名
スキンクリアプラス詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る使い方
商品説明
解析チームです。関西酵素の医薬部外品・薬用泡ボディソープを成分レベルから徹底解析します。総合ランク524個中11位という数字が示す通り、スキンケア性能に特化した"機能派"ボディソープです。
解析スコアで最も注目すべきはスキンケア性能4.7点、業界平均3.0点と比較して+56.7%という突出した数値です。同価格帯(2,640円・450ml)のボディソープ群において、これは「圧倒的」と評価できる水準です。
一方で使用感は3.3点(標準的)と、成分力の高さに対してやや物足りない数値です。LDK the Beauty Men A評価獲得という受賞歴がある一方、ECランキング18,159位という市場での認知度の低さは、この使用感スコアの低さと無関係ではないかもしれません。医薬部外品としての機能性を最優先した処方設計が、感触よりも"効果"に比重を置いているという解釈が自然です。
この処方の核心は、2種の医薬部外品有効成分を同時配合している点です。IPMPは細菌・真菌の細胞膜を破壊することでアクネ菌・黄色ブドウ球菌に強力な殺菌効果を発揮し、EWGスコアは4ながら、日本の医薬部外品承認成分として安全性・有効性が厚生労働省により担保されています。推奨配合量は0.3〜0.5%と低濃度で機能する点も特徴です。
グリチルリチン酸ジカリウム(EWGスコア2・植物由来)は、甘草を起源とするプロスタグランジンE2産生抑制とヒアルロニダーゼ阻害による抗炎症作用を持ち、コルチゾール様作用でありながら副作用リスクが低いことで知られます。成分間の相乗効果データによれば、IPMP × グリチルリチン酸2Kの組み合わせは「殺菌しつつ炎症を同時に抑える」二段構えのニキビ対策として機能し、体幹・背中ニキビへの処方設計の意図が読み取れます。
ヤシ油脂肪酸とタウリンの縮合由来のアミノ酸系アニオン界面活性剤で、ベビーシャンプーにも採用される安全性水準を持ちます。広いpH域での安定した泡立ち、選択洗浄性(必要な皮脂を残しつつ汚れを除去)、頭皮・皮膚への吸着性の低さが三拍子そろっており、アミノ酸系洗浄剤の中でも屈指の品質バランスと言えます。有効成分(IPMP)が強力な殺菌作用を持つ一方で、基剤をこの低刺激成分で設計していることは、処方全体の刺激リスクを緩和する意図として評価できます。
全成分21種のうち11種が植物エキスという高比率は、スキンケア性能4.7点の背景を説明します。シナノキエキスのヒスタミン遊離抑制・ヒアルロニダーゼ阻害、セイヨウキズタエキスのサポニンによる清浄作用+ヒアルロニダーゼ阻害、オトギリソウエキス(EWGスコア1)のルチン・クエルセチトリンによる抗酸化・毛髪成長促進作用など、各エキスが独自の機序で作用を重層的に発揮する設計です。グリチルリチン酸ジカリウムとシナノキエキス・セイヨウキズタエキスの組み合わせは相乗効果データでも頭皮・肌ケア効果の強化が確認されています。
NF-κB抑制による抗炎症、SOD様活性による抗酸化、AGEs産生抑制による抗糖化・黄ぐすみ改善など、多岐にわたる作用機序を持つ高機能エキスです。しかしEWGスコアは4であり、ヘレナリン(セスキテルペンラクトン)によるキク科植物交差アレルギーリスクが指摘されています。この製品にはローマカミツレエキス・カモミラエキス・ヤグルマギクエキス・トウキンセンカエキスも配合されており、キク科植物エキスが合計5種配合されています。キク科アレルギーを持つ場合は特に注意が必要です。
余談ですが、大阪大学が参加する研究グループによると、グリチルリチン酸のNF-κBシグナル抑制は、IPMPの殺菌作用後の二次的炎症反応を抑える補完的役割を果たす可能性が示唆されており、この2成分の同時配合は単なる「足し算」以上の処方設計意図がある、と考える研究者も存在します。
また、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(EWG4・IARC発がん性分類2B)は亜硝酸塩との反応でニトロソアミンを生成するリスクが欧州で指摘されています。EU規制では制限なしとされていますが、認知しておく価値のある情報です。
IPMP(殺菌)× グリチルリチン酸2K(抗炎症)の組み合わせは、体臭・汗臭の原因菌除去と肌荒れ・ニキビ予防を同時にカバーできる数少ない設計。
有効成分が強力であるからこそ、洗浄成分にヤシ油脂肪酸メチルタウリンNaを選択した設計は合理的。敏感肌でも使いやすい基盤。
11種の植物エキスが複数の作用機序(抗炎症・抗酸化・血行促進・収斂・保湿)を重層的に発揮。ボディソープ使いながらスキンケアを完結させたい人に刺さる設計。
弱酸性処方+パッチテスト済みで全身使用可能。1本で全身ケアできるコスパ面でのメリットあり。
成分力の高さに対して使用感スコアが伸び悩む。泡切れ・しっとり感などのリッチな感触を期待する場合はやや物足りない可能性。
アルニカ・ローマカミツレ・カモミラ・ヤグルマギク・トウキンセンカがすべてキク科由来。キク科アレルギーを持つ場合は成分表の確認を推奨。
補助洗浄成分・泡立て助剤として配合されており配合量は限定的(1〜5%推奨)だが、発がん性分類2BおよびCMR2の表示がある点は把握しておくべきデータ。
殺菌力の高さは諸刃の剣。長期使用では皮膚常在菌叢(マイクロバイオーム)への影響も研究で論じられており、医薬部外品としての使用目的・頻度の見極めが重要。
2,640円・450mlという価格帯(コスパ3.6点)でこのレベルの医薬部外品2重有効成分処方+11種の植物エキス設計を実現している点は、競合比較においても一定の独自性があります。LDK the Beauty Men A評価という第三者評価もこの処方力を裏付けています。
口コミはモニター投稿が中心で、長期使用者の実態データが限られているため、スコアとの乖離を現時点で確認することはできません。使用感スコア3.3点の低さが市場での認知拡大(ECランキング18,159位)の壁になっている可能性があり、この点は成分力を知った上で選択するかどうかの分かれ目になりそうです。
使用シーン別推奨度:
スキンケア性能
4.7
圧倒的
配合成分レベル
4.4
優秀
保湿力
4.0
優秀
使用感
3.3
標準的