解析結果

肌ラボ 肌研 薬用 極潤 スキンコンディショナー

販売開始から 13年6ヵ月13日(4945日)
肌ラボ 肌研 薬用 極潤 スキンコンディショナー
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総合ランク

352個中 321

総合点

2.41
2.41

1mlあたり

5.7
コスパ
2.8

口コミの評価

4.4
口コミ数 1078件
4.4

カテゴリ内順位

92%以内
324位 / 352製品中
上位
肌ラボ 肌研 薬用 極潤 スキンコンディショナー解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 4.4 口コミ評価
Amazon 1,078 口コミ数
Amazon 19351 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

⚠️

一部の成分に注意が必要です

規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした

個人差要因皮膚感作性1件・アレルゲン1件・経皮吸収15件

リスクスコア 0/100 | フラグ成分 0 | EWG 14件評価済み
リスクスコア
0 / 100
解析安全性値
3.1 / 5
EWG スコア
平均 2.6 最高 6
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 1件
l-メントール
アレルゲン香料
1件検出
l-メントール
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
なし
生分解性
78%
易分解性
経皮吸収リスク
47%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 16
植物エキス 3
コスパ
2.8
安全性
3.9
素材の品質
2.5
使用感の良さ
2.7
エイジングケア
2.2
ホワイトニング
3.0
保湿効果
1.8
スキンケア力
1.4
環境配慮
2.5
浸透力
2.0
即効性
2.5
持続性
1.5
ツヤ感
2.2
サラサラ感
2.5
優れた素材 0
注意素材 0
香り 無香料
サイズ (cm)
長: 45 幅: 43 高: 158
有効成分 グリチルリチン酸ジカリウム
サブカテゴリ 総合
よく一緒に購入される商品
広告を含みます。

商品説明

和漢植物に焦点をあてた処方 ニキビ・肌荒れなどのトラブルを防ぎ、うるおいを与える 透明感のあるふっくらやわらかな肌へ導く 素肌と同じ弱酸性 無香料・無着色
広告を含みます。

ANALYZED肌ラボ 肌研 薬用 極潤 スキンコンディショナーの解説

「極潤」なのに潤わない?数字で見る薬用スキコンの限界と使いどころ

解析チームです。14年連続でスキンケア販売数日本一を誇る「肌ラボ」ブランドから、薬用処方で肌荒れ対策に特化したスキンコンディショナーが登場しています。ロート製薬といえば目薬で培った保湿技術、特にヒアルロン酸研究のパイオニア。でも、このスキコンは本当に「極潤」の名に恥じない実力を持っているのか?成分を丸裸にしてみました。

概要

結論から言うと、この商品は「攻め」より「守り」の設計です。解析ドットコムでの総合ランク619位/672製品中、総合点は5点満点中2.22点。正直なところ、数字だけ見ると厳しい評価と言わざるを得ません。

ただし興味深いのは、口コミ評価との乖離。@cosmeなどでの口コミ評価は4.4点/5点満点で、直近30日間のECサイトランキングでは39位と、ユーザー支持は決して低くありません。2013年発売以来、10年以上も市場で生き残っているロングセラーでもあります。

スコアダッシュボード
配合成分 2.3 / 5.0
安全性 3.2 / 5.0
スキンケア性能 2.6 / 5.0
保湿力 2.5 / 5.0
ホワイトニング 2.9 / 5.0
コスパ 2.8 / 5.0

「無香料・低刺激」を優先した結果、攻めの成分は控えめ。成分数はわずか16種類と極めてシンプルな処方です。華やかさはないけれど、肌トラブルのリスクを最小限に抑えたい人向けの「安全牌」といったところでしょう。

注目の成分

グリチルリチン酸ジカリウム(有効成分)

「甘草由来の消防士」と呼ばれるこの成分。日本化粧品技術者会誌(2016年)に掲載された屋敷圭子らの研究によると、敏感肌に対して炎症を増幅させるプロスタグランジンE2の産生を抑制し、肌荒れを鎮静化する効果が確認されています。

簡単にいうと、肌で火事(炎症)が起きたとき、真っ先に駆けつけて消火してくれる成分。20年以上の使用実績があり、厚生労働省が医薬部外品の有効成分として承認済み。ニキビの赤みや肌荒れに悩む人には頼もしい存在です。

さらに興味深いのは、角質細胞の外側の膜(CE:コーニファイドエンベロープ)を丈夫にする働きも報告されていること。炎症を抑えるだけでなく、バリア機能の改善にも貢献するという、一石二鳥の有効成分です。

イプシロン-アミノカプロン酸(有効成分)

「炎症の火種を絶つ番人」。グリチルリチン酸とはまた違ったメカニズムで炎症にアプローチします。岡本歌子博士(1950年代)によって開発されたこの合成アミノ酸は、プラスミンという酵素の働きを阻害することで、アレルギー症状や炎症を防止します。

要するに、グリチルリチン酸が「消火」なら、こちらは「出火を防ぐ」イメージ。W有効成分の採用で、炎症対策を多角的にカバーしているのがこの商品の設計思想です。湿疹を含む各種皮膚炎に有効とされ、医薬品としても使用されてきた実績があります。

ヨクイニンエキス(ハトムギエキス)

古来より「美肌の穀物」として知られるハトムギ由来の成分。2006年に日本メナード化粧品が報告した研究では、ハトムギ種子エキスがフィラグリン(肌の天然保湿因子NMFの前駆体)の産生を促進することが確認されています。

ここで豆知識。江戸末期の書物『経験千万』にはすでに「イボをとるには、ハトムギのお茶を飲むとよい」と記載されていたほど、日本人と縁の深い成分。含有するコイクセノライドという特有成分が、ターンオーバーを促進することも近年の研究で明らかになっています。

ただし、この商品では主成分ではなくあくまでサポート役。ハトムギ化粧水のような効果を期待するなら、専用製品を選んだ方がいいでしょう。

ヒアルロン酸Na-2

ロート製薬の十八番成分。1gで約6リットルの水分を保持できるとされる保湿成分ですが、この商品での配合量は控えめな印象。同社の「極潤ヒアルロン液」と比べると、とろみや潤い感は明らかに抑えられた処方になっています。

話は逸れますが、ロート製薬がヒアルロン酸に強いのは目薬研究の賜物。目に欠かせない保湿成分を肌にも応用したのが「肌ラボ」誕生のきっかけだったとか。この商品は「保湿」より「鎮静」に振った設計なので、保湿力を求めるなら極潤シリーズ本体をおすすめします。

処方コンセプトマップ
抗炎症
最優先
保湿
サブ
整肌
補助

メリットとデメリット

メリット

「失敗しにくい設計」、これに尽きます。

W有効成分による抗炎症処方は、肌荒れ中でも使える安心感があります。無香料設計で余計な刺激がなく、成分数も16種類と最小限。「何を塗っても荒れる」という敏感肌の方が最初に試す一本としては、悪くない選択肢です。

価格も170mlで約800円と手頃。薬用処方でこの価格帯は良心的。毎日バシャバシャ使えるコスパの良さは評価できます。口コミで「肌が安定した」「刺激がなくて使いやすい」という声が多いのも頷けます。

デメリット

「特別な効果は期待するな」、これも正直に言わせてください。

保湿力スコア2.5点という数字が物語るように、乾燥肌の方には物足りない。エタノールが2種類(無水エタノール、エタノール)配合されており、さっぱり感を重視した結果、潤いの持続力は犠牲になっています。冬場や乾燥が気になる方は、この後に保湿アイテムを重ねることが前提になるでしょう。

また、メントール・カンフル配合でひんやり感を演出していますが、これが刺激になる人もいます。「敏感肌向け」と謳いながら、なぜこれを入れたのかは正直疑問が残るポイント。清涼感が苦手な人は注意してください。

ヨクイニンエキスによるニキビケア効果も「おまけ程度」。主成分ではないため、ニキビ改善を本気で狙うなら専用製品を検討した方がいいでしょう。

向いている人 向いていない人
肌荒れしやすい敏感肌 しっかり保湿したい乾燥肌
シンプルケア派 エイジングケアを重視
コスパ重視派 高機能を求める人
プレ化粧水として使いたい これ一本で完結したい

まとめ

この商品を一言で表すなら、「スキンケア界の軽自動車」。派手さはないけど、燃費良く、壊れにくく、日常の足としては十分に機能する。高速道路でスポーツカーと競争しようとは思わない方がいい。

総合ランク619位という数字は厳しいですが、「何も起こらない」ことが最大の価値になる人には正解です。新しい化粧品を試すたびに肌荒れを繰り返してきた人、季節の変わり目に肌が不安定になりやすい人。そういう方にとって「無難に使える」ことは、実は大きなメリット。

ただし、これ一本で美肌になろうとは思わないでください。あくまで「肌を落ち着かせる」「次のスキンケアの土台を整える」という役割。華やかな効果を期待するなら、他の選択肢を検討すべきです。

使用シーン別おすすめ度

  1. ◎ 敏感肌の日常ケア:薬用成分+無香料設計が光る。肌荒れ中のレスキューアイテムとして備えておく価値あり
  2. ○ コスパ重視のシンプルケア:170ml約800円で薬用処方。プチプラスキンケアの入門編として
  3. △ 乾燥肌のメインケア:保湿力は期待薄。必ず後に乳液やクリームを重ねること
  4. △ ニキビ予防目的:ヨクイニンエキス配合も補助的。本気のニキビケアには専用品を
  5. × エイジングケア目的:抗シワ・ハリ成分はほぼなし。完全に専門外

最後に、この商品の最大の魅力は「失敗の少なさ」です。特別な効果は求めず、毎日のスキンケアをストレスなく続けたい方にこそ、おすすめしたい一本。派手さはないけれど、10年以上売れ続けている理由がここにあります。

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