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カテゴリ:育毛トニック
総合ランク
総合点

1mlあたり
口コミの評価
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
この商品の強み TOP3 5点満点
そのほかの項目 点数の高い順・点線は中間の 2.5
メーカー
ブランド
ケイカンロ容量
300ml参考価格
1854円1ml単価
6.2円ASIN
B009CIYOV2ID
11821製造国
日本シリーズ名
薬用ケイカンロII対象の髪タイプ
頭皮ケア向け公式サイト
公式サイトを見る使い方
全成分
商品説明
クラシエ ケイカンロF2 育毛トニック(W) 300g
■ 総合2.3点|有効成分はあるが補助成分の不在が評価を下げた

育毛トニック内の順位
378個中265位
上位 71%(下位グループ)
安全性の判定
注意が必要な成分 4つ(EWG3以上: DME(3)、POE硬化ヒマシ油(4)、イソプロピルメチルフェノール(4))
解析チームです。今回は『クラシエ ケイカンロF2 育毛トニック(W)』を見ていきます。
成分数は8つと非常に少なく、有効成分は2種のみ配合されています。口コミ評価は4.63点(5点満点)と高水準ですが、成分解析のスカルプケア力は1.2点(平均3.0点)と大きく下回っています。気になるのは「育毛を謳いながら、なぜスカルプケア力が最低水準にとどまるのか」という点です。答えは成分表にあります。
スカルプケア力・保湿力ともに要注意水準で、育毛トニックとしての処方は物足りない内容です。有効成分は配合されているものの、頭皮環境を整える補助成分がほぼ不在のため、総合点2.3点という結果に直結しています。
肝臓疾患治療薬由来の医薬品成分を化粧品転用した、血行促進を目的とする配合成分です。成分表の筆頭に位置しており、この製品の有効成分としての主役を担っています。
ハッカ由来の成分で、皮膚の冷感受容体(TRPM8受容体)を刺激して清涼感を生み出すとともに、血行促進作用もあります。医薬部外品承認成分として配合されており、GHS感作性1B(皮膚を感作させる可能性がある物質)に分類される点は注意が必要です。
フェノール系の殺菌剤で、頭皮のフケや痒みの原因菌に対して広範な抗菌作用を発揮する成分です。EWGスコアは4で、GHS感作性1B・内分泌かく乱性(EDC)疑いの報告もある成分であるため、後の安全面の節で詳しく触れます。
なお、成分全体の生分解性平均は0.73と高く、環境負荷は低い部類に入ります。
成分数が8つと非常に少なく、リスク成分の絶対数が限られるため、全体的な安全性は2.6点(平均3.0点には届かないものの、この製品内では最高値)となっています。口コミでも「無香料でシンプル」を好む声が複数あり、この傾向と一致しています。
育毛トニックを謳いながら、スカルプケア力は1.2点という最低水準です。血行促進の有効成分は2種配合されているものの、抗炎症成分(グリチルリチン酸2Kなど)・育毛補助成分(アデノシンなど)・保湿成分(ヒアルロン酸・グリセリンなど)が一切含まれておらず、頭皮環境を包括的にケアする処方設計にはなっていません。これが冒頭の疑問への答えです。有効成分があっても、補助成分の不在がスコアを大きく引き下げています。
一言で言うと、清涼感特化の割り切った処方です。頭皮の補修・保湿・抗炎症を求める人よりも、スーッとした使用感を手軽に得たい人向けの製品として位置づけられます。
効果を引き出す使い方としては、塗布後に軽いマッサージを加えることでジクロロ酢酸ジイソプロピルアミン(血行促進の有効成分)の働きを補助できます。エタノールが浸透を促す性質を持つため、使用後はすぐにドライヤーで乾かすのではなく、数分おいてから乾燥させると有効成分が留まりやすくなります。
余談ですが、東京大学の研究によると、血行促進成分単体よりも抗炎症成分と組み合わせたほうが毛母細胞への栄養供給効率が高まることが示されており、この製品の処方はその観点では改善の余地があります。使用感の満足度は高い製品ですが、本格的なスカルプケアを求める場合は、補助成分の充実した製品との比較検討をお勧めします。
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