解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
ライオンブランド名
PRO容量
330ml参考価格
510円1mlあたり
1.5円KaisekiID
7195全成分
ラウリン酸、ミリスチン酸、水酸化Kという組み合わせは、すなわち石鹸である、ということを意味していて、この時点で色々お察しいただけるのではないでしょうか。
泥の配合、ちょっとばかり感触をごまかすためのポリクオタニウム-7をはじめとした添加剤の配合なども、結局は石鹸ベースであるということで仕上がりは期待できません。
石鹸ということでアルカリ性という縛りができてしまい、ヘアケア、スキンケアのいずれにおいても悪影響は免れません。肌の保水成分を実に効率よく溶出してしまう性質があるためですね。石鹸カスをはじめ肌への残存性はラウリル硫酸ナトリウムをも凌ぐという事実からも、なかなか歓迎できないベース洗浄剤です。泥が云々という以前に、洗浄剤として質が低すぎる印象ですね。
イソプロピルメチルフェノールは微生物、真菌類に対して優れた殺菌効果を示しますので、これらの菌による症状をお持ちであれば有効活用できそうです。ただし、石鹸そのものが殺菌性を持つため、総合的に肌への負担はかなり強くなる用に思います。
肌を乾燥させ、さらに常在菌を追いやってしまう構造上、さほどメリットのあるシャンプーにはならないのではないか、という疑問が浮かびます。真菌類による皮膚症状に悩んでいるというような、特殊なケースでは効果的になる場合もあるでしょうが、一般的にメリットを感じるシャンプーとは思えません。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。