広告

総合点

2.09

総合ランク

359個中 178

成分数

18

植物エキスの数

0

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

0

注意が必要な素材

0
デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ 解析チャート
販売元による宣伝文
汗やベタツキを徹底洗浄し、体臭や汗などのニオイの発生を防ぐ薬用全身洗浄料。
有効成分ベンザルコニウム塩化物がニオイの発生の原因となる菌を殺菌し、薬用炭(吸着剤)がニオイの元となる皮脂や汚れを吸着。すぐれた洗浄力ですっきり爽やかボディを目指します。
泡立ちよく、気になる部分にも塗り込んで洗えるジェルタイプ。

「ニオイベール効果」で、気になるニオイを香料が包み込み、爽やかなシトラスハーブの香りで気になるニオイを残しません。
持ちやすく、液ダレしにくいグリップフィットボトルを採用しました。
デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ 解析チャート
広告

デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ の解説

「リスクだらけ」のボディソープ 匂いが消えればオールOK?

デ・オウを買おうとする人は大概体臭が気になる問題を抱えていらっしゃると思います。デ・オウボディソープはいかにも体臭の問題を解決してくれそうなイメージがありますね。

ただ、全成分を見てみると、いささか疑問に思う点があります。

一時的に体臭を吹き飛ばすが、その後が良くない

基本的な作用としては、石鹸と酸性石鹸+アミノ酸系洗浄剤+炭で皮脂や汗を一掃して、セトリモニウムブロミド(4級カチオン界面活性剤)で殺菌する、という流れです。

この4級カチオン界面活性剤がかなり大問題ですね。俗に言う逆性石鹸と言われる成分で、ずばり消毒用途として使われるような性質を持ちます。細胞膜を透過してタンパク質を変性させて壊す、という作用で殺菌効果を発揮するわけですね。このタンパク変性作用は肌の細胞にももちろん作用してしまうため、人体に使うと即効性のある肌荒れを引き起こします。

いわば、肌を壊してでも体臭を葬り去りたいという願望を叶えるボディソープなのですね!

きっと使用感は悪くない。しかし長い目で見て体臭対策になるかというと・・

なんだかんだ言って石鹸ベースなので、他のアニオン界面活性剤とのミックスで多少マシになっているものの肌がつっぱるようなスッキリした洗浄感は日本男児好みだと思います。良い悪いは別にして。

高温多湿で、なおかつ夏のようなシーズンですと尚の事すっきり感じられるでしょう。そこに加え薬用炭や浸透を促すシクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコールも配合されてますから、ある意味根こそぎ一掃されたような感覚を覚えるでしょう。

トドメは4級カチオン界面活性剤で肌の常在菌も一掃され、肌バリアを作り弱酸性の環境を保つ機能もなくなりますから、肌は砂漠のように乾燥しダメージした状態に誘うボディソープと言っても過言でないですね。

端的に言うと、やりすぎ、洗いすぎ、殺菌しすぎです。

そこまでやらなくても体臭は防げる

1つ勘違いしてはならないのは、徹底的に洗浄しないと体臭はなくならないと思わないことです。

例えば温和な洗浄剤ベースであったとしても、収れん作用のあるカキタンニンや硫酸亜鉛で毛穴を引き締め、皮脂や汗の分泌を抑制することで体臭を防ぐこともできますし、ニオイのもととなる原因菌にターゲットを絞って殺菌作用を付与することも有効です。4級カチオン界面活性剤のように、善玉も悪玉も一掃してしまうやり方では、後々ニオイのもととなる悪玉菌の増殖を促す結果になります。

過剰な洗浄やアルカリ石鹸による洗浄も悪玉菌が好む環境を作りやすく、やはり賢い選択とはいえません。

あらゆる意味で逆に体臭を悪くする結果になりそうなデ・オウ

このように、少し長い目で見るとニオイの表面的な部分に強烈にアプローチするわりに、原因の部分はむしろ悪化させがちなボディソープという見方ができる一品です。今日一日だけ緊急的に使うだけであればOKですが、日常的に使うことはおすすめできません。

何よりも、殺菌の部分が無差別射撃のごとく肌環境をボロボロにしてしまいますから、検討中・使用中の方は注意が必要です。

ロート製薬 デ・オウ 薬用クレンジングウォッシュ  をAmazonアマゾンで購入

楽天rakutenで購入