キュベシノブトリートメントの解説

いやいや、普通にトリートメントではなく、洗い流さないトリートメントなのですね。


だとしたら、ベースのステアラミドプロピルジメチルアミン(3級カチオン界面活性剤)はNGでしょう。


カチオン界面活性剤はタンパク変性作用が他より強いため、つけたら、洗い流す前提の成分です。


3級なだけ低刺激寄りではありますが、洗い流さないなら話は別。


これだけの高配合でカチオン界面活性剤があるなら洗い流すべき(洗い流しても有効成分はダメージ部に留まるように設計されています)。



いきなりミソがつきましたが、他はどうでしょう。


全体としては、
保湿効果を中心に設計されたエモリエント系トリートメント。


ただし、前述したようにカチオン界面活性剤がしっかりとベースに組み込まれていること、
ダイマー、リンゴ酸のような肌に刺激を感じやすい成分が配合されていることを考慮すると、

肌刺激が通常よりも高いことが懸念される一品。


商品説明にあるような、敏感肌にも優しいということは特にありません。

むしろ、刺激が強めな部類とも言えます。



平均よりは滑り感の改善などが良い製品ですが、値段とのバランスもやや悪く、マイルドでないことを考慮するとオススメには至りません。


標榜する「スキンケア発想」から脱線した処方といわざるを得ないでしょう。


ノンシリコン、という売り文句に関しても、これならばシリコーンを配合していた方が肌に優しい! ということになりますので、
どこか目指す方向が消費者から逸れたところにあったのではないか。


残念な内容の一品です。


キュベシノブトリートメントの全成分

1

2ミリスチルアルコール

1-テトラデカノール。乳化安定のために配合されたり、さらっとした感触を付与したいクリーム基材などとして配合。

3BG

1,3-ブチレングリコールのことです。抗菌・溶剤、減粘剤、香料としても使われます。石油から精製される他、サトウキビから精製されるBGもあります。皮膚に潤いを持たせる他、製品安定剤として使われることも。

4ステアラミドプロピルジメチルアミン

3級カチオン界面活性剤です。一般的な陽イオン界面活性剤よりも肌刺激がソフトです。ただし、ダメージ修復能力は弱いです。サラサラ仕上げ。ボリューム感を付与する効果も。

5ベヘニルアルコール

皮膚刺激が少なく、粘度変化が少ないエマルションを形成する。

6マカデミアナッツ脂肪酸エチル

7パルミチン酸イソプロピル

さっぱりとした感触のエステル油。展延性に優れ、使用感が良い。

8アルガニアスピノサ核油

アルガンオイルです。モロッコ原産で、アルガンの木1本から1リットルしか採れないオイル。オレイン酸・リノール酸リッチで、ビタミンAやセサミンなども含みます。抗酸化作用やしっとりリッチな感触を付与。

9ホホバ種子油

10シア脂

シアの木の実から採れる植物油脂。体温付近で溶け、なめらかな感触、自然なエモリエント感を示す。また、わずかながら創傷治癒作用をもつアラントインや、整肌作用を持つカロチノイド、トコフェロールなどを含む。

11ヘキシルデカノール

12ミリスチン酸

13ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)

植物由来成分のみで作られたエステルオイルで、自然な艶感やエモリエント作用を付与します。また、肌への密着性に優れるペースト状の油剤であることから、トリートメントのみならずマスカラやリップなどにも用いられます。

14グリセリン

肌の表面を保湿する素材で、安全性が高く、しっとり感の強い感触が特徴です。石鹸の副産物としても発生します。

15セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク

・セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパクは18-MEAの構造に類似し、毛髪表面を理想的な状態に補修。ちなみに、18-MEAとはキューティクル同士の接着剤のような働きをしている脂質のこと。

16ジラウロイルグルタミン酸リシンNa

世界初ジェミニ型(双子型)両親媒性物質・通称ペリセア。洗浄剤の刺激緩和のほか、髪のコーティング、有効成分の浸透補助、髪の強度アップなど多岐にわたる効果を発揮。毛髪内部に極めて短時間(約1分!)で浸透しダメージ修復。肌のキメを整える美肌効果も。

17ポリクオタニウム-51

2-メタクロイルオキシエチルホスホリルコリンとメタクリル酸ブチルとの重合体で、通称リピジュアです。生体適合性成分であり、高い安全性とヒアルロン酸を圧倒的に上回る保湿効果が特徴です。

18ポリクオタニウム-92

・ポリクオタニウム-92は別名セラキュートで、セラミドを模倣した構造でベタつきのない良質な使用感とより自然なツヤを与えます。

19ジヒドロキシプロピルアルギニンHCI

とても強いカチオン性を有することにより、毛髪ダメージ部への吸着力が極めて優れる。また、浸透性も有することで毛髪を速やかに補修しながら潤滑性を高いレベルで与えることが可能。アミノ酸系素材。

20ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム

・ヒアルロン酸の280倍の吸着力を持つヒアロベール配合。
持続的な保湿感を付与しています。

21乳エキス

22乳酸

23オレンジ油

・油を分解する効果が高いオレンジ油配合。 香りも特徴ですが、脱脂力がややプラスされる点も考慮しましょう。

24セテス-20

25トコフェロール

ビタミンEのこと。脂溶性ビタミンで、植物の光合成により生成される。過酸化脂質の生成を防ぐ抗酸化作用の他、皮膚の角化を促進する働きも。

26クエン酸

pH調整剤。酸性寄りに調整させるために用いられる。

27乳糖

28リンゴ酸

リンゴ酸は、天然ではリンゴなどの果実に多く含まれている有機酸のことです。ブドウ酸を還元する方法でも合成することができます。高配合で肌に刺激となることも。髪の表面を潤滑させたり、pHを整える効能も。

29スフィンゴミエリン

30白金

高い抗酸化作用を示す、特に酸化触媒として働く。

31クエン酸Na

pH調整剤。酸性寄りに調整させるために用いられる。

32カラメル

33香料

香りづけ。

34エチルヘキシルグリセリン

細菌・真菌類の防腐効果がある。

35フェノキシエタノール

防腐剤。パラベンと代替としてマイルド系防腐剤として用いられることが多いが、実際のところ肌刺激性では双方に有意な差はない。防腐能力についてはパラベンより低く、他の防腐剤と組み合わせて使うことで必要な能力を引き出すタイプ。パラベンがないからといって、フェノキシエタノールならソフトである、という解釈はあまり良い判断ではないが、防腐能力がソフトという点ではやや優しい。

メーカーの紹介文

使うたび自然なツヤのあるしなやかな髪へスキンケアのように髪をいたわるトリートメントランテージュ キュベシノブトリートメントはスキンケア発想から生まれた髪とお肌にやさしい洗い流さないトリートメント。
髪に負担をかけない美髪成分と、髪に水分や栄養をしっかり閉じ込める2つのオイルがダメージを補修し、自然なツヤとしなやかさのある、やわらかな髪へ導きます。
ノンシリコンチャンプーのアフターケアやダメージケアにもおススメです。
☆☆☆☆特徴☆☆☆☆特徴:1)敏感肌にもやさしい無添加・低刺激特徴:2)ノンシリコン特徴:3)美髪成分をたっぷり配合特徴:4)2つのオイルでうるおう髪へランテージュ キュベシノブトリートメントは、酸化しにくく熱に強いアルガンオイルとホホバ種子油の2つのオイルにより、ドライヤーなどの熱ダメージから髪を守り、髪の水分を逃さずに髪の内部・外部に必要な油分を補給します。

キュベシノブトリートメントの関連商品

株式会社解析ドットコム

シャンプー解析ドットコムカイセキストアなどを運営。