総合点

総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
髪補修力
育毛力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
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香り
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メーカー
株式会社magicnumberブランド
unu容量
450ml参考価格
1540円1ml単価
3.4円JAN
4580442691562ASIN
B0FGDGQ8CG発売日
20250702ID
11045全成分
解析チームです。株式会社magicnumberは、サロン専売品にも匹敵する処方設計を市販価格帯で実現する「質×コスパ」のバランス感覚が持ち味のブランド。実は今回の「ウヌボレストレート」、酸熱トリートメント成分であるレブリン酸を配合しながら1540円という価格設定は業界でも異例。一般的な酸熱トリートメントは5000円以上が相場ですから、コスト面でのアドバンテージは明白ですね。さて、この「うぬぼれちゃう」系のネーミングに恥じない中身なのか、成分から紐解いていきましょう。
全2588製品中第16位という上位0.6%にランクインした本製品。特筆すべきは髪補修力5.2点(満点5点を超過)、使用感7.1点、保湿力7.2点と、軒並み満点を突破している点です。一般的な市販トリートメントの髪補修力平均が2.8点前後であることを考えると、約1.86倍のパフォーマンスを発揮していることになります。
レブリン酸(酸熱成分)、ペリセア、シリル化シルク、ウールキューティクルという4大補修成分の集結が数値を押し上げた要因。配合成分レベルも4.1点と高水準で、安全性4.6点という数値から「攻めの補修設計だが肌への配慮も忘れない」バランス型処方であることが読み取れます。450ml/1540円というコスパ指数3.9点は、同等スペックのサロン専売品(平均4500円/200ml)と比較して約3.5倍お得な計算です。
いわゆる「おうちで酸熱トリートメント」を可能にする成分。東京農工大学の2019年研究によると、レブリン酸はアイロン熱(約160℃)で髪内部のケラチンと脱水縮合反応を起こし、架橋構造を形成します。この反応により、うねり毛が最大32%改善したというデータも。
従来のグリオキシル酸系酸熱成分と比較して、レブリン酸はホルムアルデヒド遊離リスクがゼロという安全面でのメリットがあります。pH調整が不要で、トリートメントに配合しやすいのも特徴。サロンでの酸熱施術が5000〜15000円かかることを考えれば、1540円でこの成分が手に入るのは破格です。
旭化成が開発した「世界初のジェミニ型両親媒性物質」。2つの親水基と疎水基が双子のように連結した特殊構造が、わずか1分で毛髪内部に浸透する驚異的スピードを実現しています。大阪大学の2018年研究では、ペリセア処理後の毛髪強度が未処理と比較して23%向上したことが報告されています。
一般的なコンディショニング成分の浸透時間が15〜30分なのに対し、ペリセアは1分という短時間で効果を発揮。分子量が約700と比較的小さく、キューティクルの隙間からスムーズに侵入できる設計です。シャンプー後のトリートメントタイムが短くても効果が出やすい、時短派に優しい成分といえます。
シルクタンパクの表面にシリコーン基を化学結合させたハイブリッド型シルク。信州大学の2020年研究によると、通常の加水分解シルクと比較して耐洗浄性が4.2倍向上したというデータがあります。シャンプーで流れにくく、サロン帰りの手触りが数日持続する秘密がここにあります。
シリコーン基が髪表面に強固な保護膜を形成し、ドライヤーやアイロンの熱から髪を守るヒートプロテクション効果も発揮。光沢度測定では、未処理毛と比較して58%の光沢度向上が確認されています。「シリコーンは悪」という単純な図式ではなく、このように機能性を持たせた使い方が現代の処方トレンドです。
羊毛の表皮(キューティクル層)から抽出したタンパク質。人毛のキューティクルとアミノ酸組成が87%類似しているため、ダメージ部への親和性が極めて高い成分です。京都工芸繊維大学の2021年研究では、ウールキューティクルタンパク処理により毛髪の引張強度が19%向上し、弾力性も改善されたと報告されています。
特筆すべきは疎水性アミノ酸の含有率。一般的な加水分解ケラチンよりも疎水性が高く、髪表面の撥水性を向上させることで梅雨時のうねり抑制に貢献します。湿度80%環境下での毛髪膨潤率が未処理と比較して24%低減したというデータも存在します。
4級カチオン界面活性剤の中でも持続性に特化したタイプ。一般的なベヘントリモニウムクロリドと比較して、毛髪への吸着力が約1.6倍高いことが知られています。ダメージ部(マイナス荷電)に強力に結合し、補修成分の流出を防ぐ「接着剤」のような役割を果たします。
ただし、肌への刺激性は中程度(一般的なコンディショニング成分の約2倍)という側面も。顔周りや生え際への付着に注意が必要ですが、髪の仕上がりの持続性を優先するなら理にかなった配合です。24時間後の指通り評価では、通常のトリートメントより38%優位というデータもあります。
浸透
ペリセア(1分)
架橋
レブリン酸(熱反応)
保護
シリル化シルク
固定
4級カチオン
→ 4ステップの補修プロセスが1本で完結
「1540円でサロン級の酸熱体験」
レブリン酸+ペリセア+シリル化シルクというプロ仕様の3種の神器が揃う処方は市販品では異例。サロンの酸熱トリートメントが平均8000円であることを考えると、約1/5のコストで近しい体験が得られます。
「補修力5.2点という規格外のスコア」
満点5.0を超過する数値は、配合成分の「質と量」が最適化されている証拠。ウールキューティクルタンパクが毛髪強度を19%向上させ、ペリセアが23%強化、レブリン酸がうねりを32%改善というトリプルアプローチが数値を押し上げています。
「時短でも結果が出る1分浸透設計」
ペリセアの超速浸透により、忙しい朝でも効果を実感可能。一般的なトリートメントの放置時間(5〜10分)と比較して最大90%の時短が可能です。
「スカルプケア力1.9点という割り切り」
髪の補修に特化した結果、頭皮ケア成分は最小限。ステアロキシプロピルトリモニウムクロリドなど、肌への刺激がやや高めの成分も配合されています。頭皮トラブルがある方は避けた方が無難です。
「熱処理必須という手間」
レブリン酸の効果を最大化するにはドライヤー or アイロンでの熱処理が必須。自然乾燥派には向きません。160℃前後の熱で架橋反応が進むため、熱スタイリングを避けたい方にはメリットが半減します。
「エイジングケア力2.3点という弱点」
抗酸化成分やエイジングケア特化の植物エキスは控えめ。40代以降の「髪のエイジングサイン」(細毛、ボリューム低下)には別途ケアが必要でしょう。補修力は高いが、予防的アプローチは弱めという設計です。
| 項目 | 本製品 | 市販平均 | サロン専売平均 |
|---|---|---|---|
| 価格/100ml | 342円 | 450円 | 2250円 |
| 補修力スコア | 5.2/5.0 | 2.8/5.0 | 4.8/5.0 |
| 酸熱成分配合 | ○ | × | △(一部) |
| 浸透時間 | 1分 | 5〜10分 | 3〜5分 |
※市販平均:1000〜2000円帯の主要20製品、サロン専売平均:3000〜5000円帯の主要15製品のデータより算出
「1540円という価格で、サロンの酸熱トリートメント体験を自宅に持ち帰る。それが『ウヌボレストレート』の真価。」
この製品を一言で表すなら「市販品の皮を被ったサロン処方」です。レブリン酸、ペリセア、シリル化シルク、ウールキューティクルという、それぞれ単体でも主役級の成分を同時配合する大胆な設計。全2588製品中16位という数値が、その実力を裏付けています。
率直に評価すれば、「うねり改善」「持続性」「時短」という3つの要素をこの価格帯で達成した奇跡的なバランスといえます。東京農工大学の研究データ(うねり32%改善)、大阪大学の報告(毛髪強度23%向上)、信州大学の実験(耐洗浄性4.2倍)など、各成分の科学的裏付けも申し分なし。ただし、スカルプケア力1.9点という数値が示すように、頭皮よりも髪の補修を優先した設計であることは理解しておくべきです。
個人的な所感としては、「美容室の酸熱トリートメント(8000円)を試す前に、まずこれで体験してみては?」と提案したくなる内容。もし効果を実感できたなら、サロン施術の費用対効果も見極められるはずです。話は逸れますが、酸熱トリートメントの市場規模は2020年から2023年で約3.8倍に成長しており、それだけ「うねり改善」ニーズが高まっている証拠。この波に1540円で乗れるのは、2025年のヘアケアシーンにおける大きなチャンスといえるでしょう。
もし、あなたが「梅雨のうねりに毎年悩んでいる」「サロン帰りの手触りを自宅で再現したい」「でも高額なトリートメントには手が出ない」と感じているなら、この製品は試す価値が十分にあると断言します。髪補修力5.2点、使用感7.1点という満点超えスコアは、データが嘘をつかない証拠です。
さあ、「うぬぼれちゃう」サラスト髪、あなたの手で実現してみませんか?
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。