総合点
3.21総合ランク
595個中 190位成分数
21植物エキスの数
5コスパ
0安全性
0素材の品質
0髪補修力
0育毛力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
1注意が必要な素材
0メーカー
生活の木ブランド名
生活の木容量
120ml参考価格
2640円1mlあたり
22円JANコード
4954753079461KaisekiID
7982美容オイル、というよりほぼ植物油。
結果的に美容効果をもたらす可能性は多少あるとしても、髪につける上では大した効用をもたないという商品。
肌につけてはじめて意味がある、という素材が多い。それに、香りのための精油も多いのが特徴。
肌につけて意味があるというのは、例えば米ぬか油やアルガンオイルなどに代表されるホワイトニング効果や抗酸化力など。これは、髪に塗っても単純な油分補給以上の意味を見出しにくい。
髪にはホワイトニング効果も、抗酸化力も、ビタミン類も必要とされていないから。
また、植物オイルは基本的にベタつくので、快適性に欠けるもの。そのため、人工油であるトリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルをベースに加える必要があるわけです。
こう見ると、そもそも植物油がメインであることをアピールする意味もあまりないのでは、と思ってしまいますね。
大して意味をなさない植物オイルの中でも、ワサビノキ(モリンガ)やバオバブオイルは多少ユニークな潤滑性を持つので、ここはちょっとおもしろい。おもしろいけど、ちょっとしたシリコーンオイルの方が実は使用感ではもっと快適だろうな、とも思ってしまう。
わざわざ植物オイルにする意味がどこまであるのか、怪しい。
ビャクダンやイランイランなど、精油の香りをつけたいというのは意味があるというのはわかりやすいものの、ヘアケアにおいては植物オイルを使うメリットってなに?って思ってしまう。
量産型のシリコーン系に比べ、植物素材は当然高く付きます。このヘアオイルも実に2500円を超えるプライスで、かつ効能は微妙。
大してヘアケア効果はいらない、油分補給できれば良い程度であればこれでもOK。ただし、ダメージ毛の補修や、シリコーン的な潤滑性をこのヘアオイルにもとめてはいけない。植物由来であることが重要であって、その効果は二の次である、というのであれば選択肢として良いであろう。
また、肌につけるのであれば多少なりとも美容効果が期待できるので、そっち方面ならまた評価が変わってくるというオイルである。
しかし、ヘアオイルとして枝毛や切れ毛を防ぐというのは誇大に感じてしまうのである。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。