解析結果
総合点
1.41総合ランク
313個中 305位成分数
33植物エキスの数
3コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
1メーカー
株式会社キナリブランド名
草花木果容量
60ml参考価格
1320円1mlあたり
22円JANコード
4589860100052ASIN
B07MZMLC38発売日
20190303KaisekiID
9921今日は、株式会社キナリの「草花木果 洗顔ミルク」という商品の解析結果をお伝えします。この洗顔料は、石鹸と植物エキスに保湿成分を組み合わせた処方が特徴的ですね。
解析の結果、総合順位は294個中287位、総合点は5点満点中1.45点という評価になりました。洗浄力は4.6点と高いものの、素材のレベルや安全性、保湿力などの点数は低めです。
この洗顔ミルクは、ミリスチン酸Naやパルミチン酸Naなどの石鹸成分を主体とし、ユズ果実エキスやコメ胚芽油といった植物由来成分を配合しています。洗浄力は高いですが、素材のレベルは0.2点と低く、石鹸のデメリットが目立つ処方といえるでしょう。
注目すべき成分として、ラウリルグリコールカルボン酸Naやラウロアンホ酢酸Naなどのマイルドな界面活性剤が挙げられます。泡立ちと洗浄力のバランスを取る役割を果たしています。また、ポリクオタニウム-51は保湿効果のある成分ですが、配合量は少なめです。
メリットは、石鹸由来の高い洗浄力です。毛穴の汚れもしっかり落とせるでしょう。一方、デメリットとしては、石鹸のアルカリ性によるバリア機能の低下が懸念されます。余談ですが、石鹸は古くから使われている洗浄料ですが、近年はマイルドな洗浄成分の開発が進んでいます。
さて、みなさん、いかがでしたか?石鹸の洗浄力と植物エキスのやさしさを組み合わせた、なかなか興味深い処方の洗顔料でしたね。ただし、解析ドットコム的には、もう少し保湿成分を充実させるとより良い商品になるのではないかと思います。
この洗顔ミルクの特徴をまとめると、以下のようになります。
参考文献:
1. Salama, A., et al. "Toxicological Evaluation of Titanium Dioxide Nanoparticles: A Review." Frontiers in Pharmacology, vol. 12, 2021, doi:10.3389/fphar.2021.666645.
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。