解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
シャボン玉石けんブランド名
シャボン玉石けん容量
570ml参考価格
950円1mlあたり
1.7円JANコード
4901797033010KaisekiID
7707じっくり炊き上げようが、添加剤不使用だろうが、石鹸は石鹸です!
石鹸の性質が急に変わるなんてことはありません。炊き上げ方が変わったとしても。
何しろ、アルカリ性である、という最大の欠点は変えようがありませんから、肌に悪いのです。
石鹸の欠点は、ズバリアルカリ性であるという、石鹸の根本的な性質から来ています。
肌の保湿成分は、このアルカリ性の洗浄剤に殊の外弱く、ラウリル硫酸ナトリウムよりも遥かに多く溶出してしまいます。
ラウリル硫酸ナトリウムというのは浸透性が非常に強く、肌荒れ被害を多くヨーロッパで出した洗浄剤として知られていますが、それよりも石鹸は乾燥させてしまうのです。
端的に言うと、他に言うことがないから無添加だのじっくり炊き上げただの言い始めるわけです。
合成界面活性剤不使用?むしろ合成界面活性剤のほとんどの方が肌に良いではないか。
天然油脂を原料にしたら肌に良い、なんて理屈はありません。
石鹸の宣伝の多くはこういったどうでも良いこと、関係ないことを滔々と述べているだけで、本当のメリットに繋がるような事実がないんです。
純石鹸は、添加石鹸よりよいのでしょうか?
いえ、むしろ添加してください。
純石けんに添加成分がないとどうなるか。まず、石鹸カスまみれになります。
キレート剤という金属封鎖剤がないため、水道水のミネラル分と即反応、金属石けん=石けんカスが生成します。
お風呂場にこびりつく石けんカス、見覚えがあるのでは?また、髪にそれが付着したらどうなるか、想像にかたくありません。
防腐剤がいらないのは、石けん自体に殺菌性があるから。殺菌性があることが肌にやさしい、と言えるのか、そこはご想像にお任せします。
さて、石けんは欠点の多い素材です。
なので、添加成分の助けがないと大変不便、ということはおわかりいただけましたでしょうか。
そういう欠点を潰していって、できたのが合成界面活性剤なんですけどね。
合成界面活性剤、石けんも合成されて作られた界面活性剤ですから、石けんがなにか特別やさしい作りだ、なんてことはないんです。
石けんは石けんであり、欠点が多く、古く、致命的なアルカリ性の洗浄剤である、ということを考慮して選ぶ必要があるのです。
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