解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
洗浄剤の品質
洗浄力
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
メーカー
牛乳石鹸共進社ブランド名
スキンライフ容量
130ml参考価格
402円1mlあたり
3.1円JANコード
4901525003223KaisekiID
8311全成分
洗顔フォームだと、なにか固形石鹸より優しそうなイメージありませんか?
しかし、泡だろうが、液状だろうが、実際はほとんど関係なし。成分次第です。成分がなにか?そこです。
この洗顔フォーム、実はけっこう削れます。
強いて言えばメリットとも言えますが、様々な手段で削る、研ぐような洗顔であり、それが必要なのであればメリットといえるでしょう。
例えば、皮膚が厚く、足の裏のような状態になっているのであれば、この洗顔で削って滑らかにする必要性を感じますよね。あまりそこまで顔の皮膚が厚くなることも少ないでしょうが・・。
この洗顔は、どちらかといえばデメリットで構成されています。どういう意味か。削ってしまうということ。
まず、ベースは石鹸ですね。この時点でアルカリ性です。アルカリは皮膚、肌バリアを溶かすという意味で削れます。
さらに、パパイン。これはAHA=ピーリング効果を与え、角質を剥がす役割ですから、文字通り削れます。
ヨクイニンも同様の意味合いで皮膚を削るような効果。
そしてジステアリルジメチルアンモニウムヘクトライト。いわゆる粘土。泥の粒子で汚れを吸着させますし、物理的にスクラブして削る役割も。
これらが石鹸のアルカリの中にあるのですから、皮膚の削られ量は少しでは済まないでしょう。徹底的に削られます。
顔の皮膚にとっては傍迷惑。ゴリゴリと削りながら洗われ、皮膚の肌バリアは消失し、角質層は必要以上に剥がされる。
これで顔がプルプル滑らか〜とか言ってたら大きな間違い。それは、まだ表面に出てくる準備の出来てない皮膚。
無理やり肌を削った末に起きることは、敏感肌になるということ。当たり前。肌はバリアを失い、異物流入を防ぐためにあらゆる刺激にも反応しなくてはならなくなる。それが、敏感肌。
で、あるならば、そもそも大事にすべきは角質層であり、削ってしまうのではなく育てて整えるのが肝要。
例えば、木のテーブルをきれいにしようという時、表面をきれいに拭いて、ニスを塗って表面を保護しながらツヤを出したり、色味を加えたり・・といった手入れをするもの。少し汚れたからといって毎日木を削るような真似はしないはず。
洗顔も、通常は削ったり溶かしたりせず、必要な分量だけそっと浮かせて洗い流す、くらいで良いですし、皮膚は新陳代謝で何もしなくても循環するもの。代謝を無理強いするのはおよそ美容とは言い難い。
最後に、繰り返しになるが顔が足の裏のように硬くゴワゴワ、という様子であれば使う意味はある。それ以外は、たぶん悪いことのほうが多いと覚えておきましょう。(試しに年に1回使うくらいなら大丈夫ですよ)
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。