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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
EU規制の成分が検出されました(2件)
個人差要因皮膚感作性3件・アレルゲン2件・経皮吸収30件
メーカー
シュウウエムラ(shu uemura)ブランド
shu uemura(シュウ ウエムラ)容量
450ml参考価格
13200円1ml単価
29.3円JAN
4936968822629ASIN
B0CVN4W82N発売日
2024年5月22日ID
11337シリーズ名
ブラック クレンジング オイル詰め替え
なし公式サイト
公式サイトを見る商品説明
解析チームです。shu uemura(シュウ ウエムラ)のブラック クレンジング オイルを成分レベルで徹底解析します。「備長炭×AHA複合」という攻めた毛穴ケア処方と、圧倒的な安全性スコアの両立——その設計の意図を読み解いていきます。
総合点4.38点(248製品中74位)は、平均3.0点を+1.38点上回る高水準な評価です。特に際立つのが全体的な安全性5.1点・使用感5点・保湿力5点・洗浄剤の品質4.9点という4項目での圧倒的スコア。一方、洗浄力は2.6点(やや物足りない)と平均を下回りますが、これはマイルドなポリグリセリン系乳化剤を複数採用した穏やか設計の裏返しと読むことができます。
洗浄力のスコアが低い理由は、強力な陰イオン系洗浄剤をあえて排除し、ポリグリセリン系乳化剤5種を複合配合したPEGフリー設計を採用しているため。「落とす力」より「肌を守りながら落とす設計の質」を優先した処方と言えます。余談ですが、米国Journal of Cosmetic Scienceに掲載された研究によると、ポリグリセリン系乳化剤はラウリル硫酸系に比べ皮膚バリア機能への影響が有意に低いことが示されており、本製品の安全性5.1点という突出したスコアの根拠と整合します。
推奨配合量:1〜5% / EU規制:なし / JP規制:なし
木材・竹を高温炭化させた多孔質構造の黒色粉末。1gあたり数百〜千㎡を超える比表面積を持ち、物理的な吸着力で毛穴内の酸化皮脂・角栓成分を絡め取ります。本製品には和歌山県紀州産の備長炭を使用。黒色着色剤としても機能し、製品のアイコニックな見た目を形成する成分でもあります。化学的な洗浄力に頼らず、物理吸着で毛穴ケアを担うという処方の軸がここにあります。
LHA推奨配合量:0.1〜2.0% / pH適正域:3.5〜5.5 / EU規制:サリチル酸誘導体として管理
本処方の最も特徴的な点は、LHA(カプリロイルサリチル酸)・クエン酸(AHA)・乳酸(AHA)の3種複合酸ケア設計です。LHAはサリチル酸を脂肪酸でエステル化した誘導体で、親油性が高く毛穴内部への浸透性に優れ、通常のサリチル酸より角栓を直接溶解する作用が高いとされます。さらにAHA2種と組み合わせることで、毛穴奥の詰まりに対する「化学的溶解」の範囲を広げています。ただし、レチノール使用者はLHA+AHAとの重複刺激に注意が必要です(後述)。相乗効果として、炭による物理吸着とLHA/AHAによる化学的溶解のダブルアプローチが処方設計の巧みさと言えます。
推奨配合量:1〜5% / コメドジェニック度:2 / EU規制:なし
米ぬかから抽出される植物性油脂で、クレンジングオイルのベース油としては珍しい高機能素材です。有効成分γ-オリザノールはコメヌカ油固有のフェルラ酸エステルで、抗酸化・美白補助作用を持ちます。ビタミンEとの配合(本処方に両者が含まれる)により抗酸化効果が相互に増強される関係にあります。単なるエモリエント油としてではなく、整肌・エイジングケア補助の文脈で評価できる成分です。
ジカプリン酸PG-6 / ジオレイン酸PG-10 / オレイン酸PG-2 / ミリスチン酸PG-10 / ステアリン酸PG-10
安全性スコア5.1点(圧倒的)の最大の根拠がここにあります。PEG(ポリエチレングリコール)系乳化剤を完全に排除し、植物由来グリセリン重合体から成るポリグリセリン系ノニオン界面活性剤5種を組み合わせた処方です。各成分のEWGスコアは1〜2の低リスク帯に集中し、CIR(米国化粧品原料安全性評価機関)で全種が"Safe as Used"認定済み。複数種を組み合わせることで、単一の界面活性剤を高濃度配合する処方より肌への刺激を分散・低減できるという処方設計上の利点があります。
推奨配合量:2〜10% / JP規制:旧指定成分(旧表示指定成分)
溶剤・防腐補助・保湿の三役を担う汎用基剤ですが、EWGスコア4・日本の旧指定成分に分類されており、一部に皮膚刺激・アレルギー誘発の報告があります。高濃度配合時は界面活性剤との相互作用で刺激が高まる可能性も指摘されています。本処方では配合順が後半(全成分31番目)であることから、高濃度配合ではないと推察されます。ただし、肌感作歴のある方は意識しておきたい成分です。また同様に、リモネン(EWG6・EUアレルゲン香料指定)・安息香酸ベンジル(EWG4・EUアレルゲン香料表示義務)も香料関連で含まれており、敏感肌には複合的な刺激要因となり得ます。
メリット
デメリット・注意点
処方上の注意点
カプリロイルサリチル酸(LHA)+AHA配合品につき、同夜にレチノール・高濃度ピーリング系アイテムを使用すると過剰刺激のリスクが上がります。実際の口コミでも「レチノール使用時は乾燥しやすい」との声が確認されています。
口コミでは使用感・香り・うるおい感の残存を高評価する声が多く、使用感スコア5点・保湿力5点と完全に一致しています。一方で「ウォータープルーフ系が落ちきらない」という意見も散見され、洗浄力2.6点というデータとも整合します。
余談ですが、International Journal of Cosmetic Scienceに掲載された研究によると、炭系クレンジング成分は皮脂吸着率において通常のクレイ系(カオリン等)と比較して約1.4倍の吸着効率を示したとの報告があり、本製品の毛穴ケアアプローチに科学的裏付けが加わります。
使用シーン別推奨度
オイリー・混合肌の毛穴悩み(Tゾーン過剰皮脂・黒ずみ)
炭の吸着力+LHA/AHAの角質溶解が最大限機能するターゲット層。スキンケア性能2.8点はやや低いが、クレンジングに毛穴ケア機能を求める層には合理的な選択。
ナチュラル・デイリーメイクユーザー(ウォータープルーフ不使用)
洗浄力2.6点はマイルド寄り。毎日の軽めのメイク落としとして保湿感と使用感の高さを享受できる。
敏感肌・アレルギー体質
基本設計の安全性は優秀だが、PG(旧指定成分)・リモネン(EWG6)・安息香酸ベンジル(EUアレルゲン指定)の複合刺激要因あり。使用前の成分確認を推奨。
レチノール・ピーリング並行使用者
LHA+AHA2種の複合酸が既存刺激に重複する可能性。並行使用時は使用頻度・タイミングの調整が必要。