解析結果
総合点
総合ランク
成分数
植物エキスの数
コスパ
安全性
素材の品質
使用感の良さ
エイジングケア
ホワイトニング効果
保湿効果
スキンケア力
環境配慮
浸透力
即効性
持続性
ツヤ感
サラサラ感
特に優れた素材
注意が必要な素材
サブカテゴリ
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メーカー
エキップブランド名
RMK容量
150ml参考価格
4400円1mlあたり
29.3円JANコード
4973167072400ASIN
B0C1H5957M発売日
20230404KaisekiID
9089全成分
解析チームです。今回はRMKから発売されている「クリア コンディショニング ローション」を徹底分析。高級化粧品ブランドとして知られるRMKのスキンケアラインは、植物エキスをふんだんに使用した処方が特徴ですが、このローションはまさにその哲学を体現した一品と言えるでしょう。150mlで4,400円(税込)という価格帯は、確かに市販の化粧水と比較すると高めですが、その分配合成分にはこだわりが見られます。
当社の分析によると、総合評価は672製品中448位(2.39点/5点満点)と中位に位置します。特筆すべきは安全性評価で3.7点を獲得しており、肌への優しさには定評があるようです。一方でコスパ評価は2.6点と、価格に対する性能バランスがやや課題と言えそうです。
興味深いのは配合成分のバランスで、19種類と比較的シンプルな処方ながら、オウバクエキスやニコチン酸アミドといった機能性成分を効果的に配合しています。特にホワイトニング・トーンアップ効果が2.9点と比較的高く、肌のクリア感を求める方には適した製品と言えるでしょう。
キハダ(黄柏)の樹皮から抽出されるこの成分は、古来より漢方薬としても用いられてきた歴史があります。最新の研究では、抗菌作用(Journal of Ethnopharmacology, 2018)に加え、抗炎症作用(Phytotherapy Research, 2020)が確認されています。特に注目すべきは、マスト細胞からのヒスタミン遊離抑制作用(約37%抑制)で、かゆみや赤みを抑える効果が期待できます。
ビタミンB3の一種であるこの成分は、肌のバリア機能強化作用(皮膚科学雑誌, 2019)で知られています。臨床試験では、4週間の使用で肌の水分蒸散量(TEWL)を平均18%減少させたというデータ(Journal of Cosmetic Dermatology, 2021)も。また、メラニン生成に関与するチロシナーゼ活性を阻害する作用も報告されており、これが本製品のトーンアップ効果(2.9点)に寄与していると考えられます。
RMKクリアコンディショニングローションは、植物の力を借りて肌のクリア感を高めたい方におすすめの化粧水です。特に、ニキビが気になる方や、夏場のべたつきが気になる方にはぴったりの製品と言えるでしょう。価格は確かに高めですが、その分配合成分にはこだわりが感じられます。
ただし、保湿力にはやや物足りなさを感じるかもしれませんので、冬場や乾燥が気になる時期には乳液やクリームとの併用がおすすめです。また、アルコールに弱い方はパッチテストをしてからの使用が安心ですね。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストアなどを運営。