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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
安全性が高い商品です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性2件・アレルゲン2件・経皮吸収30件
メーカー
三省製薬株式会社ブランド
デルメッド容量
40ml参考価格
3850円1ml単価
96.3円JAN
4939472014528ASIN
B09DFZ92K4発売日
2011年2月10日ID
11060全成分
商品説明
解析チームです。三省製薬といえば、1960年代から美容成分の研究開発を手がける"成分屋"の老舗。医薬部外品の有効成分開発でも実績を持つメーカーですが、今回のプレミアム エッセンスは672製品中439位という順位に。成分開発メーカーの自社ブランド美容液、その実力やいかに?
総合点2.4点(5点満点)という数字が、この美容液の立ち位置を物語っています。672製品中439位、つまり下位約35%に位置するこの製品。安全性は3.6点と平均を上回るものの、スキンケア性能2.4点、エイジングケア力2.4点と、「美容液」を名乗るにはやや物足りない構成です。
ただし、保湿力3.1点は平均をやや上回り、ホワイトニング2.9点もそこそこ。「派手さはないが堅実」という表現がしっくりきます。40mlで3,850円という価格帯を考えると、有効成分アスコルビルグルコシド(ビタミンC誘導体)とリキリチン(甘草由来成分)を軸にした"守りの美容液"という印象です。
この美容液の最大の見どころがこれ。シロキクラゲ由来の多糖体は、ヒアルロン酸と同等以上の保水力を持つことが知られています。中国・江南大学の2019年の研究では、シロキクラゲ多糖体が角質層の水分保持力を約28%向上させたというデータも。
要するに、「食べる美容」で有名な白キクラゲの保湿パワーを肌に直接届けるイメージです。ヒアルロン酸Na-2と併用することで、異なる分子サイズでの多層保湿が期待できる設計になっています。
柑橘系精油の中でも穏やかな部類に入るオレンジ油。リモネンを主成分とし、血行促進作用が報告されています。九州大学の研究グループによると、柑橘系精油の経皮吸収により末梢血流量が約15%増加したというデータがあります。
簡単にいうと、「肌のめぐりを良くして、他の成分の働きをサポートする縁の下の力持ち」。香りによるリラックス効果も副次的なメリットです。
ここが三省製薬らしいセレクト。桑黄(そうおう)は漢方で使われるキノコ由来成分で、強力な抗酸化作用を持つポリフェノールを含有。一方、セイタカミロバランはインド伝統医学アーユルヴェーダで重用されるハーブで、タンニンやエラグ酸を豊富に含みます。
両者とも活性酸素の除去能力が確認されており、酸化ストレスから肌を守る"ボディガード"的な役割を担います。
美容液にワセリン?と思うかもしれませんが、これはエモリエント(密封保湿)設計の証。水分を肌に閉じ込める"フタ"の役割です。α-オレフィンオリゴマーはスクワランに似た感触で、ベタつきを軽減しながら保護膜を形成します。
この美容液を一言で表すなら、「堅実な中堅社員」。派手なプレゼンはできないけど、与えられた仕事は確実にこなすタイプです。
「悪くはない。でも、3,850円出すなら他の選択肢も見てほしい」
三省製薬という成分開発のプロ集団が作った美容液としては、正直なところ期待値を下回る内容。安全性への配慮は感じられるものの、有効成分アスコルビルグルコシドとリキリチンだけでは"プレミアム"感を出すには力不足です。
植物由来エキスの質、特にシロキクラゲ多糖体や桑黄抽出液といった希少成分のセレクトは見どころですが、それだけで勝負するには配合量や相乗効果の設計が甘い印象を受けます。
672製品中439位という順位は、「使えない」ではなく「特筆すべき強みがない」という意味。三省製薬の技術力を考えると、もう一歩踏み込んだ処方を期待したいところです。