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総合点

3.02

総合ランク

359個中 115

成分数

44

植物エキスの数

6

コスパ

0

安全性

0

素材の品質

0

使用感の良さ

0

エイジングケア

0

ホワイトニング効果

0

保湿効果

0

スキンケア力

<0

環境配慮

0

浸透力

0

即効性

0

持続性

0

ツヤ感

0

サラサラ感

0

特に優れた素材

4

注意が必要な素材

1
PROUDMEN(プラウドメン) フレグランススキンウォッシュ解析チャート シルクドリバー公式オンラインショップ
販売元による宣伝文
頭皮、顔、体に使えるオールインワンスキンウォッシュ。全身のニオイと汚れを洗い流し、落ち着きと爽やかさを感じる香りを、ほのかに残します。

PROUDMEN(プラウドメン) フレグランススキンウォッシュ解析チャート
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PROUDMEN(プラウドメン) フレグランススキンウォッシュの解説

香りや手触りだけではわからないデメリット

色々と問題の多いボディソープと言えそうです。

まずは石鹸ベースであること。

そして、なぜかカチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムクロリド)を配合していること。

豪快に潤いを除去して、その上から潤い成分を乗っける

石鹸ベースであるため、ラウリル硫酸ナトリウムを超える保湿因子用質量がまず懸念されます。

アルカリ性縛りがある石鹸では、肌の保湿成分をより多く溶かし出してしまうためですね。

ベタつきを感じにくいというメリットこそありますが、実際問題、それだけ潤いを。取り去ってしまっているということでもあります

加えて、重曹などの配合によりただの石鹸よりも脱脂力が高くなっていそうなのが心配です。

使用感ではそれらの異常な脱脂力を感じないでしょう。それは、不自然なまでに保湿系の成分が肌に乗っかるため。

そして、その感触改善に貢献するであろう成分の1つが ベヘントリモニウムクロリド。

このベヘントリモニウムクロリドは4級カチオン界面活性剤と言われ、コンディショナーやトリートメントなどのベースで使われる成分です。

お洗濯で例えると、柔軟剤にあたる成分ですね。

単純に、シャンプーにトリートメントを混ぜたらリンスインシャンプーになる、というわけではありません。お互いの性質を消し合い、無駄なカスを生成してしまうなどデメリットが多いので、洗濯でもシャンプーでもコンディショナーや柔軟剤は分けて使われるということです。

このプラウドメンスキンウォッシュでは、堂々と4級カチオン界面活性剤が添加されてしまっているので、無駄なカスが肌をコーティングし、予期せぬ肌トラブルを引き起こす可能性を懸念せざるを得ないでしょう。

4級カチオン界面活性剤自体に、肌にとても悪いタンパク変性作用があるので、肌荒れなどを引き起こす可能性がシャンプーと比較になりません。

また、濯げば流れていくシャンプーの界面活性剤とは違い、カチオン界面活性剤は肌や髪に吸着する性質があるため、デメリットがより長く継続するという悲しいお知らせ。

これだけを聞いても、このボディソープを使わない理由になりそうなものです。

ただでさえ、水道水にミネラル分が多い環境では石鹸カスが生じてしまうでしょうから、悪いことが二重三重に積み重なるような製品と言えてしまうわけです。

ところが、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルやジラウリン酸セラミドNS、アミノ酸、コラーゲン、ダイズステロールなどの保湿成分がなぜかトリートメントばりに配合されているため、使用感はそれほど悪く感じないというのが逆に嫌ですね。

肌の上を一時的にしっとりさせる効果は期待できるものの、実際には肌の保湿因子を奪い去ってしまっているわけですから、使えば使うほど悪影響があるのはほぼ間違いないのではないかと思います。

感触を優先しすぎているというタイプの処方ですね。

美容成分のメリットを遥かに超えるデメリット

他には、ブドウつるエキスやオタネニンジン根エキス、リンゴ果実培養細胞エキスなど、美容液などでも採用される成分や、収斂作用が期待できる添加成分が見受けられます。

ただ、これらの成分による少々のメリットに比べ、石鹸やカチオン界面活性剤などから被るデメリットの方がはるかに影響力大です。

それを考えれば,男性女性に限らずこのボディソープを使うべき理由はないと考えます。

特に、香りが良いからと言ってこのようなデメリットの大きい製品を選んでしまうことは避けたいものです。