総合点
1.65総合ランク
289個中 255位成分数
26植物エキスの数
5コスパ
0安全性
0素材の品質
0洗浄剤の品質
0洗浄力
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
0メーカー
ユニリーバ・ジャパン株式会社ブランド名
ポンズ容量
270ml参考価格
1018円1mlあたり
3.8円JANコード
4902111727363KaisekiID
7934クリームタイプやオイルタイプのクレンジング剤は、メイク落としに時間がかかる。その時間を利用して、このクレンジングクリームはマッサージ効果やスキンケア効果をもたせようという意図があるそうです。
ただ、内容的には実に半端なクオリティになっていやしないか。
さて、一石三鳥となるのか、はたまた全てに於いて中途半端になっているのか。
そこが気になるポイントですよね。
この三点がどのくらいのレベルで両立されているかを見ていきましょう。
まずメイク落とし。
オイルタイプのベースに、いくつか非イオン界面活性剤と水によってクリーム状に調整されたものです。
純粋なオイルタイプに比べると、洗浄力もプラスされていることで比較的メイク落としはスムーズ。
ただし、ある程度肌が乾燥する可能性は否定できません。後述するマッサージ時にも負担となる可能性を残してしまいます。
次にスキンケア。
シャクヤクエキスの抗糖化作用、オウゴンエキスの抗アレルギー作用などはスキンケア作用に該当するでしょう。ただ、微量のエキスがクレンジング剤に含まれるだけでは、あまり明確なスキンケア効果は期待できると考えるのが普通。洗い流してしまいますしね。
最後にマッサージ効果。
ステアリン酸やパルミチン酸、ベースのミネラルオイルも含め、それ自体は単純なオイルなのでマッサージに役立ちます。前述した美容成分を肌に一時的に効かせるためのキャリアオイルとして機能してくれることを願うばかり。
しかし、問題は非イオン界面活性剤が含まれることです。
非イオン界面活性剤は乳化、洗浄といった役割を持つため、非イオン界面活性剤で肌を磨くと、かなり肌が痛む可能性が高いです。
良くて乾燥、最悪、重度の肌荒れを起こす懸念もあるということになります。
マッサージオイルだと勘違いして、この製品で肌を擦るのは悪手というよりほかないでしょう。
そもそも、メイクを落とすのにある程度肌を擦る必要に迫られますから、最低限メイクを浮かせる程度に摩擦は抑える必要がありそうです。
1品で3役、というのは便利そうに思えますが、そこに無理が生じると負担を強いられるのはあなたの肌です。
クレンジングとスキンケアとマッサージは、それぞれ使い分けるのがもっとも肌に良い。適材適所。
強引な時短ワザは落とし穴が生じやすい。
とくに、洗う・マッサージ・美容効果といった相反するものを1つにまとめるのは技術的にもレベルが高く、安価な商品ではデメリットが起きやすいことに注意が必要。
美容効果もわずか。メイク落としの品質も中途半端、マッサージオイルとしてはかなり微妙。これはオススメとはいえない。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。