カテゴリ:洗い流さないトリートメント
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総合点

1mlあたり
カテゴリ内順位
一部の成分に注意が必要です
規制フラグ成分(CMR/SVHC/IARC/CIR/EU)は検出されませんでした
個人差要因皮膚感作性1件・内分泌撹乱性1件・経皮吸収31件
メーカー
TADAブランド
plus eau(プリュスオー)容量
150ml参考価格
1461円1ml単価
9.7円JAN
4582300066505ASIN
B0DZM6J6KH発売日
2025年3月7日ID
11765製造国
日本シリーズ名
ハイドロミルク対象の髪タイプ
ダメージ毛・乾燥毛向け詰め替え
あり公式サイト
公式サイトを見る全成分
商品説明
解析チームです。プリュスオー ハイドロミルク(無香料)を全成分ベースで読み解きます。保湿力・使用感という実用軸では同価格帯を大きく上回る一方、安全性スコアには明確な課題が存在する、いわば"実力派だが素直には褒めにくい"処方です。
このヘアミルクの最大の特徴は、スコアの振れ幅の大きさにあります。保湿力4.9点・使用感5点はいずれも圧倒的トップクラスの評価ですが、全体的な安全性1.1点・スカルプケア力0.3点・コスパ2.1点はいずれも要注意水準。「髪への保湿と手触り」に特化した尖った設計と言えます。総合点3.13点は平均(3.0)をわずかに上回る標準的な位置づけですが、内訳のバランスが非常に偏っているため、用途を限定して使うほど評価が上がる製品です。
安全性スコアを押し下げている主因は、EWGスコア6のEDTA-2Na、GHS感作性1B成分のフェノキシエタノール、経皮吸収リスク0.80のコレステロール(羊毛)など複数の懸念成分が重なっている点です。頭皮への使用は推奨されておらず、スカルプケア力0.3点という数字もその処方設計と一致しています。
EWGスコア分布(登録済み成分 24成分)
EWG未登録成分(γ-ドコサラクトン・ペリセア・ステアルトリモニウムクロリド等)は集計対象外
注意フラグ:EDTA-2Na(EWG:6・生分解性0.40)/フェノキシエタノール(GHS感作性1B)/コレステロール(EDC疑い・経皮吸収リスク0.80)
処方の設計図(全37成分の役割分類)
配合順から推定。セラミド・細胞間脂質カテゴリへの成分集中が最大の特徴。
全37成分中13成分がセラミド・細胞間脂質カテゴリに集中。このクラスの洗い流さないヘアミルクとして異例の手厚さ。
日本精化が開発した熱応答型補修成分で、ドライヤーやアイロンの熱エネルギーを契機に毛髪ケラチンのリシン残基と共有結合を形成するのが最大の特徴です。共有結合はシャンプー洗浄後も維持されるため、塗って終わりではなく継続的にダメージホールを埋め続けます。本製品ではシクロペンタシロキサンと共配合されており、両者の組み合わせが効果発現パターンを変化させることが確認されています。うねり・広がり・ハリコシ低下に対して根本から働きかける、処方の核となる成分です。
セラミドEOP(旧セラミド1)・NG・NP・APの4種が一製品に揃う構成は、1,500円前後のヘアミルクとして珍しい設計です。セラミドEOP(EWG:2)はラメラ構造の足場となり、セラミドAP(EWG:1)はα-ヒドロキシ酸様の角質代謝促進作用も持ちます。4種が揃うことで角質細胞間脂質のラメラ液晶構造が強固に再現され、単一セラミドの場合より保水膜の安定性が高まります。さらにオレイン酸フィトステリル(EWG:2・医薬部外品承認成分)や複数のコレステロールエステルが共配合されており、細胞間脂質(CMC)の「脂質三重奏(セラミド・コレステロール・脂肪酸)」を処方上でほぼ再現しています。保湿力4.9点という圧倒的スコアの裏付けはここにあります。
植物由来アミノ酸(グルタミン酸・リジン)と脂肪酸(ラウリン酸)から合成されるジェミニ型両親媒性化合物で、2本の疎水性尾部を持つ独自構造が浸透スピードを生み出します。約1分で毛髪内部に浸透し、ダメージ部位の脂肪酸を補完してキューティクルを整える作用が複数の検証データで示されています。余談ですが、ペリセアの国際特許取得元である旭化成ファーマの研究によると、同成分はSDS(硬い洗浄剤)による毛髪タンパク損傷を有意に抑制することが確認されており、洗い流さないトリートメントにおける保護膜としての機能も期待できます。
ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(カチオン化・吸着強化型)、加水分解ケラチン(保湿・補修汎用型)、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(帯電防止・皮膜型)の3種が役割分担して配合されています。カチオン化タイプはダメージ部位の負電荷に静電的に吸着し、疎水性バリアを高める機能を担います。また、ラウラミノプロピオン酸Na(EWG:3)が処方後半にあることで、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチンとの相溶性が向上する設計になっています。
金属イオンを封鎖して品質劣化を防ぐ安定剤ですが、EWGスコア6は本処方中で最も高い数値です。生分解性も0.40と低く、環境残留性の課題が報告されています。敏感肌では皮膚ミネラルイオンを奪う可能性が示唆されており、全体的な安全性1.1点という低スコアへの寄与度が高い成分です。フェノキシエタノール(防腐剤・GHS感作性1B分類)も安全性面の懸念として挙げられます。なお、コレステロール(羊毛)はEDC(内分泌かく乱)疑い成分に分類されており、経皮吸収リスクが0.80と高い点には留意が必要ですが、逆に言えば有効成分としての浸透力の高さでもあります。
「CMC全部乗せ」という処方の潔さが、保湿と使用感で突き抜けた結果を生んでいる。
4種ヒト型セラミド+コレステロールエステル複合+ペリセア+γ-ドコサラクトンという組み合わせは、洗い流さないヘアミルクの中でも成分密度が高い部類です。ただし安全性スコア1.1点が示すとおり、その豊富さが逆に懸念成分の数も増やす結果になっています。「髪への効果に全振りした製品」として割り切って使うかどうかが、評価の分かれ目になります。
使用シーン別推奨度:
@cosmeスコア4.9/7.0・売上ランキング304位という市場の評価は、使用感・保湿感への高い満足度と概ね一致しています。一方で安全性面の懸念は口コミでは表面化しにくいため、解析評価との間に乖離が生じている点は把握しておくべきでしょう。
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