総合点
1.97総合ランク
358個中 202位成分数
5植物エキスの数
1コスパ
0安全性
0素材の品質
0使用感の良さ
0エイジングケア
0ホワイトニング効果
0保湿効果
0スキンケア力
<0環境配慮
0浸透力
0即効性
0持続性
0ツヤ感
0サラサラ感
0特に優れた素材
0注意が必要な素材
1メーカー
太陽油脂ブランド名
パックスベビー容量
300ml参考価格
990円1mlあたり
3.3円JANコード
4904735054788KaisekiID
8011ベビー用の全身シャンプー。ベビー用ということで、マイルドな洗浄剤が待望されるところ。
しかし・・
商品説明を見てみると、マカデミアナッツオイルを使用した植物性石鹸という文言があります。
これ、石鹸の中でも肌に優しそうだなと思った方、絶対いますよね。
一般的なな石鹸に比べて、植物性石鹸だから、マカデミアナッツオイルを使っているからマイルドなんだ。そう主張しているのがこのパックスベビーシャンプー。
しかし、何を使っているにせよ石鹸は石鹸です。石鹸の一番の特徴は、アルカリ性であるということであり、その原材料にどの脂肪酸が使われているかは二の次の問題。一般によくあるラウリン酸、ミリスチン酸+水酸化Kという組み合わせの石鹸と、パルミトオレイン酸+水酸化Kというのは大きな違いにはならない(しっとり感があるか、さっぱり感が強いかの違いにすぎない)。
問題であるアルカリ性の洗浄剤、という特徴ゆえに、肌の保湿成分を溶かし出してしまうことが難点なのです。
また、アルカリにさらされた皮膚は悪玉菌が増えやすい状態となり、体臭や肌荒れの発生を促してしまう結果に。肌がもつアルカリ中和能をもってしても、7〜9時間程度本来の弱酸性に戻るのに時間がかかるため、肌が無防備な状態となってしまうのです。
シンプルな石鹸であること、石鹸のデメリットが思いっきり反映されます。赤ちゃんにとっては悲劇のようなもので、ただでさえ成人よりも皮膚が弱いのに、さらに肌バリアを溶かすような洗浄剤で洗われるというのは、もうかわいそうとしか言いようがありません。
もうそろそろ、石鹸が肌に優しいなどという幻想を持つのはやめて、大事な我が子のか弱い肌をアルカリ性の洗剤で洗っちゃだめ、という当たり前のことを前提にボディソープ選びをしてみてはいかがでしょうか。
シャンプー解析ドットコム・カイセキストア+などを運営。