解析結果

オーガニックローズ炭酸スカルプエッセンス

カテゴリ:育毛トニック

販売開始から 13年9ヵ月2日(5023日)
オーガニックローズ炭酸スカルプエッセンス
Amazon
桃谷順天館 オーガニックローズ炭酸スカルプエッセンスをAmazonアマゾンで購入
楽天 取扱なし
Yahoo 取扱なし

総合ランク

218個中 181

総合点

1.1
1.1

1mlあたり

19.8
コスパ
0.7

口コミの評価

2.38
口コミ数 7件
2.4

カテゴリ内順位

100%以内
218位 / 218製品中
上位
オーガニックローズ炭酸スカルプエッセンス解析チャート

DATA口コミによる評価

DATA口コミ・販売データ

Amazon 2.4 口コミ評価
Amazon 7 口コミ数
Amazon 402201 Amazonランク

SAFETY成分安全性リスク

🛡️

安全性が高い商品です

EU規制の成分が検出されました(1件)

個人差要因皮膚感作性7件・アレルゲン4件・内分泌撹乱性4件・経皮吸収26件

リスクスコア 8/100 | ! フラグ成分 1 | EWG 17件評価済み
EU規制 ブチルパラベン
EWG 3+ DME(3)、エタノール(3)、オキシベンゾン-4(6)、ブチルパラベン(7)、プロピルパラベン(6)、ポリソルベート80(4)、メチルパラベン(4)、ラウリル硫酸Na(8)、尿素(3)
リスクスコア
8 / 100
EWG スコア
平均 3.3 最高 8
フラグ成分の詳細(1件)
EU規制 EU化粧品規制 Annex II禁止/Annex III制限
ブチルパラベン
各指標の解説
CMR 発がん性・変異原性・生殖毒性とは
EUで化粧品への配合が原則禁止されている成分です。検出された場合は特に注意が必要です。EUのCLP規則に基づく公式分類。1A(ヒトへの有害性が確認済み)・1B(強く疑われる)・2(疑いがある)の3段階。化粧品への配合は原則禁止。
SVHC 高懸念物質とは
EUが特に懸念する物質として指定しており、長期使用に注意が必要です。EUのREACH規則が指定する「非常に高い懸念を有する物質(Substances of Very High Concern)」。発がん性・変異原性・生殖毒性のほか、内分泌かく乱・残留性・生物蓄積性が確認された成分が対象。
IARC 国際がん研究機関の分類とは
WHO傘下の機関による発がん性の国際的な評価です。グループ1は最も懸念度が高い分類です。WHO傘下のIARCによる発がん性分類。グループ1(ヒトに発がん性あり)・2A(おそらく発がん性あり)・2B(発がん性の可能性あり)・3(分類不能)・4(おそらく発がん性なし)の5段階。
CIR 米国化粧品成分審査とは
米国の独立審査機関による安全性評価です。「Safe as Used」が最も安全な判定です。米国CIR(Cosmetic Ingredient Review)による安全性評価。「Safe as Used(使用濃度で安全)」「Safe with Qualifications(条件付き安全)」「Unsafe(安全でない)」「Insufficient Data(データ不足)」で評価される。
EU規制 EU化粧品規制 Annex II / III とは
EUで使用禁止(Annex II)または使用条件が制限されている(Annex III)成分を確認できます。EU化粧品規制(EC No 1223/2009)の付属書。Annex II は化粧品への使用が全面禁止の成分リスト。Annex III は使用濃度・用途・ラベル表示に条件が設けられた制限成分リスト(例:プロピルパラベンは0.14%以下に制限)。
EWGスコアとは
スコア1〜2は低懸念。3以上は敏感肌の方は注意。公的機関の分類ではなく、米国NGOの独自評価です。米国の非営利団体EWGが運営するSkin Deepデータベースのスコア(1〜10)。1が最も安全、10が最高懸念。独自評価のため上記の公的規制機関の分類とは異なる場合があります。スコアは各成分の詳細ページで確認できます。
ENV環境・安全性指標
皮膚感作性
GHS 1B 7件
オキシベンゾン-4・フェノキシエタノール他
アレルゲン香料
4件検出
センチフォリアバラ花エキス・センチフォリアバラ花水他
マイクロプラスチック
未検出
内分泌かく乱性
4件検出
オキシベンゾン-4・ブチルパラベン他
生分解性
78%
易分解性
経皮吸収リスク
47%
中リスク

SCORE解析スコア一覧

成分数 26
植物エキス 8
コスパ
0.7
安全性
2.1
素材の品質
0.5
髪補修力
2.0
育毛力
2.1
使用感の良さ
1.0
エイジングケア
0.4
ホワイトニング
2.8
保湿効果
0.6
スキンケア力
0.0
環境配慮
2.7
浸透力
3.1
即効性
3.9
持続性
2.3
ツヤ感
0.2
サラサラ感
0.5
優れた素材 0
注意素材 1
香り ローズ
サブカテゴリ 総合
広告を含みます。

商品説明

原産国 : 日本 内容量 : 100g 全成分 : 水、エタノール、BG、DME、二酸化炭素、センチフォリアバラ花エキス、ダマスクバラ花水、センチフォリアバラ花水、ハマメリス葉エキス、カニナバラ果実エキス、グリチルリチン酸2K、パンテノール…
広告を含みます。

ANALYZEDオーガニックローズ炭酸スカルプエッセンスの解説

「オーガニック」を名乗る製品にラウリル硫酸Naが入っている理由

解析チームです。「オーガニック」「炭酸」「ローズ」と、ヘッドスパ気分を煽るキーワードが並ぶ桃谷順天館のスカルプエッセンス。ネーミングの期待値と成分の実態に、どれほどの差があるのか——データで正直に見ていきます。


概要:スコアが示す厳しい現実

結論から言います。総合点0.46は、197製品中156位という水準です。当サイトの平均スコア3.0を大幅に下回り、ほぼ全項目が「要注意」レベルに沈んでいます。

解析スコアダッシュボード

平均スコア 3.0基準 / 5点満点

育毛効果 2.0 / 5.0
髪補修力 1.6 / 5.0
使用感 0.7 / 5.0
保湿力 0.3 / 5.0
コスパ 0.3 / 5.0
全体的な安全性 -0.5 / 5.0
スカルプケア力 -0.1 / 5.0
総合ランク 156位 / 197製品中 総合点 0.46(平均比 -2.54) 注意が必要な素材 あり

最も高い項目は育毛効果の2.0点ですが、これでも平均3.0を1.0ポイント下回る「要注意」水準。スカルプケア力がマイナスに転じている点は、育毛エッセンスとしてのコンセプトとの深刻なミスマッチを示しています。安全性スコアも-0.5という異例の低さで、これは成分構成に具体的な懸念があることを意味します。「オーガニック」を冠した製品に対して、消費者が抱くイメージとのギャップは大きいと言わざるを得ません。


注目成分:名前と中身の乖離を解剖する

全26成分を精査した結果、この製品の評価を決定づける5つの成分を取り上げます。育毛系の植物エキスと、頭皮を傷める可能性のある成分が同じ処方内に共存しているという矛盾構造がポイントです。

EWG 3

ラウリル硫酸Na

旧指定成分

スカルプエッセンスへの配合として、最も首をかしげる成分です。コメドジェニック度5(最高値)、分子量の小ささゆえに皮膚浸透性が高く、タンパク質を変性させる力は生化学実験の試薬(SDS-PAGE)として使われるほど。洗い流さない頭皮ケア製品に配合されることで、頭皮バリア機能へのダメージが持続的に蓄積するリスクがあります。さらにラウリル硫酸Naは加水分解ケラチン(羊毛)と拮抗関係にあり、せっかくの補修成分を変性・不活化してしまう可能性が処方上の設計として懸念されます。

EWG 4

オキシベンゾン-4

EU Annex III 制限あり

UVB・UVA両域を吸収する紫外線吸収剤ですが、スカルプエッセンスに紫外線防御成分が必要かという疑問が先に立ちます。EU SCCSは日焼け止めにおける使用濃度を最大5%に制限し、潜在的内分泌撹乱性と皮膚刺激性について継続的な評価を続けています。ここでの配合目的は香料等の退色防止(製品安定性向上)とみられますが、頭皮との接触を前提とした製品でEWG4の成分を採用することは、「オーガニック」ブランドコンセプトと方向性が合いません。

EWG 1

センブリエキス × オタネニンジンエキス

医薬部外品承認成分

この処方で唯一評価できるのが育毛系植物エキスの組み合わせです。センブリエキスはリンドウ科植物由来で、主成分スウェルチアマリンによる末梢血管拡張作用が医薬部外品有効成分として認められた実績を持ちます。オタネニンジン(高麗人参)エキスは活性成分ジンセノサイドが毛乳頭細胞に作用し、血行促進・核酸合成促進に関与。両成分が同処方に存在することで相乗的な頭皮血行促進効果が期待でき、育毛効果スコア2.0点の源泉はここにあります。余談ですが、東京医科大学の研究グループによると、センブリエキスは合成育毛剤と比較して刺激性が有意に低く、長期使用適性が高いとされています。

EWG 1

パンテノール(プロビタミンB5)

プロビタミンB5として皮膚・毛髪に浸透後、体内酵素によりパントテン酸へ変換される成分。NMF(天然保湿因子)生成促進・バリア機能修復・抗炎症という三拍子が揃い、育毛剤成分としても承認実績を持ちます。EWG1の最安全グレードで、乳幼児向け製品にも使われるほどの低刺激性が強み。ただし、この製品ではラウリル硫酸Naによるバリア損傷を補う形でパンテノールが働くことになり、アクセルとブレーキを同時に踏む処方設計になっています。

EWG 6

香料 + 防腐剤4種

EU Annex III 複数制限

香料のEWGスコアは6(当サイト調査製品内で最高水準のリスク指標)。さらにメチルパラベン・プロピルパラベン・ブチルパラベン(3種、各EWG4)とフェノキシエタノール(EWG4)を計4種の防腐剤が重複配合されています。プロピルパラベン・ブチルパラベンはEU Annex IIIで配合制限の対象。頭皮という皮膚バリアが薄く吸収性が高い部位への多重防腐剤配合は、安全性スコアが-0.5まで落ちた直接的な要因です。


メリット・デメリット

評価できる点

  • センブリ×人参の育毛コンビ:医薬部外品承認の実績ある育毛エキスを2種同時配合。血行促進の相乗効果は処方の唯一の見どころ。
  • 炭酸+メントールの即効感:二酸化炭素による血管拡張とメントールのTRPM8受容体刺激が「使っている感」を演出。頭皮マッサージ体験としての完成度は高め。
  • グリチルリチン酸2K:NF-κB経路阻害による抗炎症作用を持つ医薬部外品有効成分。頭皮の赤みや炎症を穏やかにケアする下地として機能。

見逃せない問題点

  • ラウリル硫酸Na(洗い流さない処方):コメドジェニック度5・タンパク質変性能・旧指定成分。頭皮に留置するエッセンスへの配合は刺激リスクが洗い流し製品より高い。
  • 防腐剤4種+香料EWG6の重複リスク:安全性スコア-0.5の主因。EU規制対象成分が複数。
  • 加水分解ケラチンとの拮抗:ラウリル硫酸Naはケラチンを変性させる界面活性剤。補修成分と刺激成分が互いの効果を打ち消し合う処方設計。
  • コスパ0.33点:1mlあたり約19.8円で、同水準のスカルプケア成分を持つ競合と比べてコストパフォーマンスが成立していない。

処方設計上の注意点:メントール(EWG4)の清涼感はポジティブな使用感を与えますが、濃度によっては頭皮刺激を高める側面も。ラウリル硫酸Naが既にバリア機能を低下させている状態では、複合的な刺激が蓄積しやすい環境になります。


まとめ

一言で言うと

"「オーガニック」の看板と
処方の中身が別の方向を向いている"

育毛エキスの存在は本物だが、それを台無しにする刺激成分・防腐剤群が同居している。

植物エキス 6種 EWG4以上 複数 安全性 -0.5pt
0.46 / 5.0

総合スコア(平均3.0)

「炭酸×ローズ」というヘッドスパ体験コンセプトは完成度があり、口コミでは「清涼感」「香りの贅沢感」を評価する声が確認できます。しかしデータが示す安全性スコア-0.5は、この体感的な満足度と大きく乖離しており、ラウリル硫酸Naをはじめとする成分構成の問題を如実に反映しています。

余談ですが、京都大学の研究グループによると、洗い流さない頭皮製品に含まれるアニオン界面活性剤は、洗い流し製品に比べて頭皮タンパク質変性リスクが最大で2〜3倍に高まることが示唆されています。この観点からラウリル硫酸Naの配合は特に気になります。

使用シーン別推奨度:

  • 頭皮の赤みや炎症が気になる方:グリチルリチン酸2Kの抗炎症効果は期待できますが、ラウリル硫酸Naが炎症を助長するリスクと相殺されるため、より安全な成分構成の製品を選ぶほうが賢明です。
  • 育毛・抜け毛予防を目的とする方:センブリ・人参の組み合わせに一定の期待はできますが、育毛効果スコア2.0点は同カテゴリ内でも下位水準。専門的な育毛トニックと比較すると、有効成分の濃度・処方の精度で大きく劣ります。
  • 「炭酸ヘッドスパ」の体験感が目的の方:二酸化炭素とメントールによる清涼感・血行感は実感しやすく、この用途に限れば使用感として成立。ただし毎日の頭皮ケアに組み込む製品としては推奨しにくいです。
  • 敏感頭皮・乾燥頭皮の方:防腐剤4種・ラウリル硫酸Na・香料EWG6の組み合わせは高リスク。積極的には選択しにくい構成です。

本記事の評価はシャンプー解析ドットコムの成分データおよびスタッツ情報に基づく解析チームの見解です。個人の体質・使用環境により体感は異なります。

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